ずん
「6400万人が来たって、日本の半分が行ったってことじゃん!今のボクらには想像つかないレベルなのだ!」
やきう
「ワイも行きたかったわ。まあ生まれてへんかったけどな。」
かっぱ
「半分が行ったって、残りの半分は何しとったんや。家で留守番か?」
でぇじょうぶ博士
「当時は交通網も今ほど発達してなかったでやんすからね。地方の人は行きたくても行けなかったでやんす。」
ずん
「でも記事のタイトル、『手を腫らしながら』って何があったのだ?気になるのだ!」
やきう
「お前、記事読んでへんやろ。要約にも書いてないやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「おそらく最終日に何か特別なイベントや出来事があったと推測されるでやんす。『まさかの展開』というのが非常に気になるところでやんすね。」
ずん
「じゃあ今回の万博も、最終日に何か起こるのだ?」
やきう
「今回は抽選外れまくって入れへん人が暴動起こすんちゃうか。」
かっぱ
「物騒なこと言うな。でも2回も外れた筆者の気持ちはわかるで。」
でぇじょうぶ博士
「1970年も今回も、序盤は客足が伸び悩んで後半に集中するという共通点があるでやんす。人間の心理として『終わる前に行かなきゃ』という焦りが生まれるんでやんすね。」
ずん
「ボクは最初から行かない派なのだ。混んでるの嫌だし。」
やきう
「お前みたいなんが一番ダサいわ。後で『行っとけばよかった』って後悔するタイプやろ。」
かっぱ
「まあでも、工事費未払い問題とか、キラキラした部分だけやないんやな。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。1970年の成功体験があるからこそ、今回も同じような盛り上がりを期待されたわけでやんすが、時代背景が全く違うでやんすからね。」
ずん
「じゃあ結局、昔の方が良かったってことなのだ?」
やきう
「何でもかんでも『昔は良かった』で片付けんなや。時代が違うんやから比較しようがないやろ。」
かっぱ
「でも6400万人は素直にすごいで。今回はどんくらい行くんやろな。」
でぇじょうぶ博士
「人口減少と少子高齢化を考えると、同じ数字を達成するのは不可能でやんす。むしろ、違う指標で成功を測る必要があるでやんすね。」
ずん
「SNSのいいね数とか?それならボクでも貢献できるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「しかし『手を腫らしながら』というフレーズは気になるでやんすね。拍手のしすぎか、それとも何かを作ったのか...。」
ずん
「もしかして、最終日にみんなで握手しまくったとか?」
やきう
「コロナ前の発想やな。今やったら炎上不可避や。」
かっぱ
「当時は人と人との距離が近かったんやろな。今は物理的にも心理的にも離れとるわ。」
でぇじょうぶ博士
「まさにそこが問題でやんす。万博というイベントの意義そのものが、時代とともに変化しているでやんす。」
ずん
「難しい話になってきたのだ。ボク、そろそろ帰りたいのだ。」
やきう
「お前、来たばっかりやろ。ほんま根性ないな。」
かっぱ
「でも万博の話って、結局『日本人の心の温かさ』みたいな精神論になるんよな。」
でぇじょうぶ博士
「それこそが高度成長期の日本の特徴でやんす。経済成長と同時に、ある種の集団的な高揚感があったでやんす。」
やきう
「冷たいっちゅうか、みんな疲れとるんや。心に余裕がないねん。」
かっぱ
「余裕がないから抽選外れたくらいで文句言うんやろな。昔やったら並んで待つのが当たり前やったのに。」
でぇじょうぶ博士
「効率化と快適さを求めすぎた結果、不便に対する耐性が失われたでやんす。これは万博に限った話ではないでやんすが。」
ずん
「じゃあ、ボクたちは昔の人より劣ってるってことなのだ?」
やきう
「劣ってるんやのうて、違うんや。時代が変わったんやから、求めるもんも変わって当然やろ。」
かっぱ
「でも『手を腫らす』ほど何かに熱中できるって、ある意味幸せなことやと思うで。」
でぇじょうぶ博士
「同感でやんす。現代人は冷静すぎるというか、醒めているでやんすからね。」
ずん
「ボクは醒めてないのだ!ただ効率的に生きたいだけなのだ!...って、これ醒めてるってことなのだ?」