ずん
「野党が団結!?これはもしや、政権交代のビッグウェーブが来たのだ!」
やきう
「はぁ?野党の団結なんて、賞味期限切れの牛乳みたいなもんやろ。すぐ腐るで。」
ずん
「ひどいのだ!でも、はかせ、これって本当に意味あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ふむ、首相指名選挙での協力でやんすか。まあ、言ってみれば負け組同士が傷を舐め合ってるようなもんでやんすね。」
かっぱ
「おい、それ言い過ぎちゃうか。野党かて必死なんやで。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、かっぱ君。数の論理が支配する国会において、野党の結束なんてのは、蟻が象に挑むようなもんでやんす。しかも今回、野田代表への投票にこだわらないって言ってるでやんすから、これはもう白旗を振ってるようなもんでやんすよ。」
やきう
「ワイもそう思うわ。『誰でもええから一本化しよ』って、まるで合コンで余った奴ら同士がペア組むみたいなもんやん。」
ずん
「でも、協力するのはいいことなのだ!みんなで力を合わせれば...」
かっぱ
「ずんちゃん、甘いで。政治の世界なんて、仲良しこよしで済む話やないんや。利害関係でガチガチに固まっとるんやから。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。れいわと共産党なんて、政策的にはかなり違うでやんすからね。一緒にやるって言っても、寄せ集めのバンドが名曲を演奏できるわけないでやんす。」
やきう
「しかもな、立憲が他党に頭下げて回っとる時点で、もう主導権ないやろ。これ、選挙で負けた後の言い訳作りちゃうんか?」
ずん
「そ、そんな!じゃあこの協力要請って、完全に無意味ということなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「無意味とまでは言わないでやんすけど、効果は限定的でやんすね。首相指名選挙なんて、どうせ自公で過半数持ってるんでやんすから、野党がどんなに結束しても結果は変わらないでやんす。せいぜい『我々は戦った』というアリバイ作りでやんすよ。」
かっぱ
「まあでも、国民に『野党は協力してますよー』ってアピールするには効果あるんちゃう?」
やきう
「国民なんて見てへんで。みんな自分の生活で精一杯や。政治ショーなんか興味ないねん。」
でぇじょうぶ博士
「それがわかれば、おいらが政治家になってるでやんすよ。まあ強いて言えば、パフォーマンスじゃなくて実のある政策論議をすることでやんすかね。ただし、それができないから今の状況があるわけでやんすけど。」
やきう
「結局、政治家なんてみんな保身第一やからな。『協力』なんて聞こえはええけど、裏では次の選挙のこと考えとるだけや。」
かっぱ
「まあ、そういうもんや。理想と現実は違うんやで。」
でぇじょうぶ博士
「しかしまあ、この協力要請、タイミング的にも微妙でやんすね。衆院選から時間も経ってないのに、今更協力って言われてもねぇ。選挙前に言えよって話でやんす。」
やきう
「ほんまそれな。後出しジャンケンで『実は協力してました』とか言われても、誰も信用せんわ。」
ずん
「でも、遅くても協力するのは悪いことじゃないのだ!」
かっぱ
「ずんちゃん、ポジティブすぎるで。そういう甘い考えやと、政治家に騙されるで。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。政治の世界では、タイミングがすべてでやんす。遅れた協力なんて、賞味期限切れの弁当を『まだ食べられますよ』って売りつけるようなもんでやんす。」
やきう
「ワイから言わせたら、この協力要請自体が茶番やで。どうせすぐに内部でゴタゴタするに決まっとる。」
ずん
「もう!みんな否定的すぎるのだ!少しは希望を持とうよ!」
かっぱ
「希望を持つんは自由やけど、現実見なあかんで。野党がバラバラなんは今に始まったことやないんやから。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、おいらの分析では、この協力は長くて数ヶ月、短ければ数週間で破綻するでやんす。政党間の利害調整なんて、砂漠で水を探すより難しいでやんすからね。」
やきう
「破綻どころか、最初から機能してへんやろ。形だけの協力なんて、意味ないわ。」
ずん
「じゃあ、ボクたち国民はどうすればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。政治家の言葉じゃなくて、行動を見ることでやんす。口だけの約束なんて、詐欺師の常套手段でやんすからね。」
かっぱ
「せやな。『協力します』なんて言葉より、実際に何をしたかが大事や。」
ずん
「ボク、もう政治わかんなくなってきたのだ...」
でぇじょうぶ博士
「それが正常でやんすよ、ずん君。政治なんてわからないのが当たり前でやんす。おいらみたいに研究してても、結局は謎だらけでやんすからね。」
かっぱ
「まあ、難しく考えんでもええんちゃう?どうせ野党の協力なんて、すぐに消える泡みたいなもんや。」
やきう
「ワイはもう期待もしてへんわ。どうせまた裏切るんやろ。」
ずん
「じゃあ、この協力要請のニュース、結局何だったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「一言で言えば、『政治ショー』でやんす。中身のないパフォーマンスで国民の目を引こうとしてるだけでやんすよ。本当に協力する気があるなら、もっと前から動いてるはずでやんす。」
やきう
「そういうこっちゃ。政治家なんて、選挙の時だけ必死になって、後は適当にやっとるだけや。」
かっぱ
「まあ、厳しいこと言うけど、それが現実やな。」
ずん
「なんか悲しくなってきたのだ。でも、ボクはまだ諦めないのだ!いつか本当に協力する日が来るって信じてるのだ!...その時には、ボクも『協力』してコタツで寝るのだ!」