ずん
「なぁなぁ、地震くるかもって情報出たけど、これって結局来ないパターンじゃないのだ?狼少年みたいなもんなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...それは違うでやんす。この情報は『火事かもしれない煙が見えたら逃げろ』っていう火災報知器みたいなもんでやんす。鳴ったからって必ず火事とは限らないでやんすが、無視して焼け死ぬよりマシでやんすよ。」
やきう
「ワイ、むしろこういう情報出されると萎えるんやけど。どうせ来ないやろって思ってまうわ。オオカミ少年効果バリバリやん。」
でぇじょうぶ博士
「確かにそういう心理はあるでやんす。でも今回の青森沖M7.5は、まるでジャブを食らったようなもんでやんす。本命のストレートが来るかもしれないという警告でやんすよ。」
ずん
「でもさぁ、死者19万人とか言われても実感わかないのだ。東京ドーム何個分とかで説明してほしいのだ。」
やきう
「お前、人の命を東京ドームで換算すんなや。サイコパスかよ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、確かに数字が大きすぎて実感が湧かないのは事実でやんす。でも19万人っていうのは、札幌市の中央区の人口が丸ごと消えるくらいでやんすよ。」
ずん
「うわぁ...それはヤバいのだ。でも冬の深夜が一番危険って、夏なら助かるってこと?じゃあ夏まで地震来ないでほしいのだ。」
やきう
「アホか。地震に『ちょっと待って』が通用すると思っとるんか。お前、試験前の一夜漬けと同じノリで災害対策考えとるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「冬が危険なのは、低体温症で死ぬ人が増えるからでやんす。まるで冷凍庫に閉じ込められた状態で津波から逃げるようなもんでやんす。積雪で動けないし、濡れた服で外にいたら凍死するでやんす。」
ずん
「じゃあ今のうちに北海道から引っ越せばいいのだ!安全第一なのだ!」
やきう
「逃げるんかい。お前、会社で火災訓練の時も真っ先に逃げるタイプやろ。」
でぇじょうぶ博士
「引っ越しは現実的じゃないでやんす。大事なのは『いつ来てもいい準備』でやんす。避難場所の確認、防災グッズの準備、家族との連絡手段の確保...まるでデートの前日のように念入りに準備するべきでやんす。」
ずん
「でもさぁ、ハザードマップとか見ても、ボクの家が危険地域に入ってなかったら安心していいのだ?」
やきう
「甘いわ。お前の家が安全でも、会社が津波に飲まれたら意味ないやろ。つーか、お前引きこもりやから関係ないか。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、それは言い過ぎでやんす...でも確かに、自宅だけじゃなくて職場や通勤経路も確認する必要があるでやんす。津波は時速36キロで来るでやんすから、まるで原付バイクで追いかけられるようなもんでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「それに道路が渋滞したり崩壊したりしたら、車は使えないでやんす。徒歩で逃げるのが基本でやんす。だからこそ、日頃から避難経路を歩いて確認しておくことが大事でやんす。」
ずん
「めんどくさいのだ...そういえば、この情報が出てる間はずっと警戒してないといけないのだ?いつまで続くのだ?」
やきう
「ワイもそれ気になるわ。ずっと緊張状態とか無理ゲーやん。仕事にならんわ。」
でぇじょうぶ博士
「注意情報は約1週間続くでやんす。でもこれは『常に臨戦態勢でいろ』っていうことじゃなくて、『普段より防災意識を少し高めながら日常生活を送れ』っていう意味でやんす。まるでマスクをつけるようなもんでやんす。」
ずん
「なるほど...じゃあ、とりあえず非常食だけ買っておけばいいのだ?カップ麺100個くらい備蓄するのだ!」
やきう
「お前、結局食うことしか考えてないやん。賞味期限切れで全部ゴミになるパターンや。」
でぇじょうぶ博士
「非常食も大事でやんすが、水と電池、モバイルバッテリーも必須でやんす。特にスマホは情報収集の生命線でやんすから、充電できる環境を確保するべきでやんす。」
ずん
「スマホかぁ...じゃあ地震来たらすぐにSNSで実況するのだ!バズるチャンスなのだ!」
やきう
「お前、最低やな。そういうデマ情報を流す奴が一番迷惑なんやで。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君の言う通りでやんす。災害時はデマや誤情報が飛び交うでやんす。『○○時に大地震が来る』とか『△△が危険』とか、根拠のない情報を信じてパニックになる人が続出するでやんす。まるでトイレットペーパー騒動の再来でやんす。」
ずん
「じゃあどうすればいいのだ?全部の情報を疑えばいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「気象庁や自治体の公式情報を確認することでやんす。SNSの情報は参考程度にして、必ず一次情報を確認するべきでやんす。特に『拡散希望』とか書いてあるやつは要注意でやんす。」
ずん
「でもさぁ、結局のところ、地震って運じゃないのだ?どんなに準備しても、運が悪ければ死ぬし、運が良ければ助かるのだ。」
やきう
「お前、それ言うたら全部運やんけ。人生諦めとるんか。」
でぇじょうぶ博士
「確かに運の要素はあるでやんす。でも準備をすることで『助かる確率』を上げることはできるでやんす。まるで受験勉強みたいなもんでやんす。勉強しても落ちる時は落ちるでやんすが、勉強しないよりはマシでやんす。」
ずん
「うーん...でもボク、勉強嫌いなのだ。防災訓練も嫌いなのだ。めんどくさいのだ。」
やきう
「お前、マジで終わっとるわ。そのうち自然淘汰されるで。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、めんどくさい気持ちはわかるでやんす。でも、たった1時間の準備が命を救うこともあるでやんす。防災グッズを揃えるのも、避難場所を確認するのも、そんなに時間はかからないでやんす。」
ずん
「1時間かぁ...その時間でアニメ2話見れるのだ。ボクの貴重な時間なのだ。」
やきう
「お前、アニメ見てる場合か。死んだらアニメも見れへんぞ。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、やきう君。でも確かにずん君、命あってのアニメでやんすよ。それに防災グッズを揃える作業も、まるでRPGのアイテム集めみたいで楽しいでやんす。」
ずん
「RPG...それなら少し興味あるのだ。でも、結局どれくらいの確率で地震来るのだ?99%?それとも1%?」
やきう
「お前、確率で判断すんなや。たとえ1%でも、当たったら終わりやで。ロシアンルーレットで『弾が入ってる確率低いから大丈夫』って言うてるようなもんや。」
でぇじょうぶ博士
「正確な確率は言えないでやんすが、『平時よりも相対的に高まっている』というのがポイントでやんす。まるで曇り空の日に『今日は雨が降るかもしれない』と言われているようなもんでやんす。降らないかもしれないでやんすが、傘を持って行った方が賢明でやんす。」
ずん
「なるほど...じゃあとりあえず、防災グッズだけ買ってみるのだ。それで満足していいのだ?」
やきう
「買っただけで満足すんなや。お前、ジム入会して行かないタイプやろ。」
でぇじょうぶ博士
「グッズを買うのはスタートラインでやんす。大事なのは、それを使えるようにしておくことでやんす。懐中電灯の電池が切れてないか、非常食の賞味期限は大丈夫か、定期的にチェックするでやんす。」
ずん
「めんどくさいのだ...そもそも、地震なんて来ないかもしれないのに、なんでそんなに頑張らないといけないのだ?人生楽しまなきゃ損なのだ!」
やきう
「お前、マジで終わっとるわ。『今を楽しむ』のと『無防備』は違うんやで。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。防災対策は『未来の自分への投資』でやんす。まるで保険のようなもんでやんす。使わないで済めばそれが一番でやんすが、いざという時に自分を守ってくれるでやんす。」
ずん
「保険かぁ...でもボク、保険も入ってないのだ。だって毎月お金取られるし、使わなかったら損じゃないのだ?」
やきう
「お前、その考え方やと一生貧乏やで。リスク管理できへん奴は淘汰されるんや。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、保険の話はまた今度でやんす。とにかく、今回の注意情報を機に、最低限の備えはしてほしいでやんす。それだけで生存率は大きく変わるでやんす。」
ずん
「わかったのだ...じゃあ、とりあえずカップ麺だけ買っておくのだ。これなら簡単なのだ!」
やきう
「お前、結局そこに戻るんかい。学習能力ゼロやな。」
ずん
「だって美味しいし、日持ちするし、最高なのだ!地震来てもカップ麺があれば生き延びられるのだ!」