ずん
「ねぇねぇ、『まんが日本昔ばなし』が急にバズってるのだ!みんな最近の日本、昔話すら忘れてたのかよ!」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、忘れてたんじゃなくて、そもそもYouTubeチャンネルの存在に気づいてなかったんでやんす。まるで家の庭に金塊が埋まってたのに誰も掘り返さなかったようなもんでやんす。」
やきう
「登録者数が数時間で450倍って、ワイの就活の選考通過率より伸びとるやんけ。」
かっぱ
「お前の選考通過率なんてゼロやから、何倍になってもゼロやろがい。」
ずん
「でも70本も無料公開してるのに、今まで誰も見てなかったって逆にすごくないかなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それこそが現代のパラドックスでやんす。情報過多の時代、価値あるコンテンツが埋もれるのは日常茶飯事でやんす。まるで砂漠でダイヤモンドを探すようなもんでやんすね。」
やきう
「けど昔ばなしって、結局ジジババの懐古趣味やろ?若い奴ら見るんか?」
かっぱ
「アホ抜かせ。Z世代は逆に新鮮に感じとるんや。TikTokで育った世代からしたら、ゆったりした語りとアナログな作画が逆に『エモい』んやで。」
ずん
「エモいって...昔話でエモいとか言っちゃうのだ?なんか違和感しかないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「違和感こそが新しい価値を生むんでやんす。『舌切り雀』なんて、現代のパワハラ問題として見たら十分炎上案件でやんすよ。」
やきう
「確かに。おじいさん、雀の舌切るとか完全にアニマルアビューズやし、通報案件やわ。」
かっぱ
「しかもおばあさん、めっちゃ強欲やしな。完全にメシウマ案件の末路や。」
ずん
「それにしても、カレンダープレゼントキャンペーンって...2026年のカレンダーって来年じゃん。そんなん欲しいやつおるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす、ずん君。昔ばなしファンにとって、キャラクターが描かれたカレンダーは垂涎の品でやんす。まるで宗教の聖遺物のようなもんでやんすよ。」
やきう
「宗教って...そこまで言うか。まあワイも『信長の野望 真戦』に課金しまくってるから人のこと言えへんけど。」
かっぱ
「お前、広告に釣られすぎやろ。記事の後半、ゲームの宣伝だらけやないか。」
ずん
「あ、ホントだ!『ドルフロ2』とか『ウィッチャー3』コラボとか...これって昔ばなしと何の関係もないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それがアフィリエイト記事の醍醐味でやんす。昔ばなしで釣って、ゲーム商品を売りつける。まるで『鶴の恩返し』で機織りした布を売りさばく悪徳商人のようなもんでやんす。」
やきう
「けど、昔ばなしとゲームって意外と親和性高いやろ。『桃太郎』なんて完全にRPGの王道ストーリーやし。」
かっぱ
「せやな。仲間を集めて、ボスを倒して、財宝ゲット。まんまドラクエやん。」
ずん
「じゃあボクも『浦島太郎』のゲーム作るのだ!玉手箱開けたらゲームオーバーみたいな!」
でぇじょうぶ博士
「それはただのクソゲーでやんす。プレイヤーに理不尽な結末を押し付けるのは、まるでガチャで大爆死させるようなもんでやんすよ。」
やきう
「浦島太郎って、結局何が教訓なんや?『いい思いしたら後で痛い目見るで』ってこと?ブラック企業の研修かよ。」
かっぱ
「違うわ。『時間は巻き戻せへん』って話やろ。ワイらが今この瞬間ダラダラしてるのも、後で後悔するってことや。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、『まんが日本昔ばなし』が再評価されてるのは良いことでやんす。失われた物語文化の復権でやんすからね。ただし、これを見てるだけでは何も変わらないでやんす。大事なのは、そこから何を学ぶかでやんす。」
やきう
「学ぶって...ワイは『舌切り雀』から『欲張ったら負け』しか学べへんかったで。」
かっぱ
「それで十分やろがい。お前、FXで爆損したことあるやろ?あれも欲張った結果やんけ。」
ずん
「でもさ、YouTubeで昔ばなし見てたら、広告で『スターセイヴァー』とか『ゴースト・オブ・ヨウテイ』とか出てくるんでしょ?なんか台無しなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それこそが現代の『異類婚姻譚』でやんす。昔ばなしとゲーム広告が交わる、まさにカオスな世界でやんすね。」
やきう
「異類婚姻譚って...鶴とか狐とか蛇とかと結婚する話やろ?それと広告、関係あるんか?」
かっぱ
「あるわ。どっちも『現実には起こりえへん夢物語』やからな。ゲーム広告なんて大体詐欺やし。」
ずん
「じゃあボク、昔ばなしチャンネル登録するのやめるのだ!どうせまた広告まみれになるんだもん!」
でぇじょうぶ博士
「それは早計でやんす、ずん君。広告をスキップするスキルこそ、現代人に必要な生存戦略でやんすよ。まるで『一寸法師』が鬼の体内でサバイブしたようなもんでやんす。」
やきう
「一寸法師、めっちゃタフやな...体内で暴れ回るとか、完全に寄生虫やんけ。」
かっぱ
「けど最後は打ち出の小槌で大きくなって、姫と結婚やろ?完全に勝ち組やん。」
ずん
「ええええ!?ずるくないかそれ!?ボクも打ち出の小槌欲しいのだ!身長伸ばして、お金も増やして、彼女も作って...」
でぇじょうぶ博士
「それは虫が良すぎるでやんす。打ち出の小槌は存在しないでやんすし、あったとしてもずん君には使いこなせないでやんすよ。まるでゲーミングPCを買っても『マインクラフト』しかやらないようなもんでやんす。」
やきう
「マイクラ馬鹿にすんなや。あれ奥深いんやぞ。」
かっぱ
「奥が深いのはお前の借金やろがい。Xbox Game Pass Ultimateに課金しまくっとるやんけ。」
ずん
「なんか話が脱線しまくってるのだ...。結局、『まんが日本昔ばなし』って、これからどうなるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく一過性のブームで終わるでやんす。人間の興味なんて、まるでカルピスの原液のように薄まっていくもんでやんすからね。数ヶ月後には誰も見てないでやんすよ。」
やきう
「悲しい現実やな...けど、それが人間ってもんやろ。『State of Play』で新作発表されたら、みんなそっち行くわ。」
かっぱ
「せやけど、一瞬でもバズったってことは価値あるやろ。忘れ去られとったコンテンツが日の目を見たんやから。」
ずん
「じゃあボクも忘れ去られる前に、今のうちに昔ばなし全部見ておくのだ!...って思ったけど70本もあるのだ。めんどくさいのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それでこそずん君でやんす。結局、人間は楽な方に流れるもんでやんす。まるで『笠地蔵』のお地蔵さんのように、じっと待ってるだけでは何も起こらないでやんすよ。」
やきう
「いや、笠地蔵のじいさんは最後に餅もらえたやろ。待っとるだけで報われる話やんけ。」
かっぱ
「それは『善行には報いがある』って話やろがい。お前、善行したことあるんか?」
ずん
「ボク、この前、道端で転んだおばあちゃん助けたのだ!えらいでしょ!」
でぇじょうぶ博士
「それは普通の行為でやんす。昔ばなしレベルの善行じゃないでやんすよ。」
やきう
「昔ばなしレベルって...雀助けるとか、鶴助けるとか、そういうやつか?」
かっぱ
「せやな。けど現代で雀とか鶴とか助けても、恩返しに来えへんで。動物愛護法違反で通報されるだけや。」
ずん
「じゃあ現代に昔ばなしの教訓なんて通用しないってことなのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「そうとも言えないでやんす。『正直者が最後に報われる』とか『欲張ると痛い目に遭う』とか、普遍的な教訓は今でも有効でやんすよ。」
やきう
「けど現実は『正直者が馬鹿を見る』やろ。ワイ、正直に確定申告したら税金めっちゃ取られたわ。」
かっぱ
「それは当たり前やろがい。脱税する気か、お前。」
ずん
「でもさ、昔ばなしって結局『運が良ければ幸せになれる』って話が多い気がするのだ。努力とか関係なく、たまたま動物助けたら金持ちになるみたいな。」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす、ずん君。確かに昔ばなしには『運命論』的な要素が強いでやんす。まるでガチャゲーで爆死と大当たりを繰り返すようなもんでやんすね。」
やきう
「ガチャゲーで例えんなや...けど確かに、昔ばなしって『努力よりも運』って感じするわ。」
かっぱ
「それが当時の価値観やったんやろな。現代みたいに『努力すれば報われる』なんて幻想、昔はなかったんや。」
ずん
「じゃあボクも努力しなくていいってことなのだ!運に任せて生きるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは間違った解釈でやんす。昔ばなしは『運も大事だけど、善行を積むことで運を引き寄せる』という教えでやんす。まるでソシャゲで毎日ログインボーナスを貯めるようなもんでやんすよ。」
やきう
「ログボで例えんのやめろや...けど、まあ分からんでもないわ。継続は力なりってやつやな。」
かっぱ
「そういうこっちゃ。『まんが日本昔ばなし』がバズったんも、長年コツコツ公開し続けてた結果やろ。」
ずん
「なるほど...じゃあボクもコツコツ努力すれば、いつかバズるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その『いつか』が来るまでに、ずん君の寿命が尽きる可能性の方が高いでやんすけどね。」
かっぱ
「けど現実やろ。バズるなんて宝くじ当たるようなもんや。」
ずん
「むぅ...じゃあボク、宝くじ買うのだ!当たったら『まんが日本昔ばなし』のカレンダー全種類買い占めるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それこそ『わらしべ長者』の逆パターンでやんす。宝くじで大金を得て、最終的にカレンダーに変えるとか、まるで価値を下げていくようなもんでやんすよ。」
やきう
「わらしべ長者って、藁から始めて最後に屋敷もらう話やろ?あれ現代でやったら絶対無理やわ。」
かっぱ
「せやな。藁持って『交換してください』とか言うたら、完全に不審者や。」
ずん
「じゃあ現代版わらしべ長者って、どうやるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。メルカリで不用品売って、その金で株買って、増えた資金で不動産投資でやんす。まさに現代のわらしべ長者でやんすね。」
やきう
「それ、普通に資産運用やんけ。昔ばなし関係ないやろ。」
かっぱ
「まあ、本質は一緒や。小さな価値を積み重ねて、大きな価値に変えるってことやからな。」
ずん
「...なんか疲れてきたのだ。昔ばなしって、考えれば考えるほど深いのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それこそが昔ばなしの魅力でやんす。表面的には単純な物語でも、掘り下げればいくらでも解釈できるでやんすよ。まるで『ドラクエ』のように、何周してもバグ技が見つかるようなもんでやんす。」
やきう
「ドラクエでバグ技って...RTA勢かよ。」
かっぱ
「けど、昔ばなしをそこまで深読みする必要あるんか?素直に楽しめばええやん。」
ずん
「そうなのだ!ボクももう難しいこと考えるのやめるのだ!『まんが日本昔ばなし』、寝る前にボーっと見るのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それが一番健全な楽しみ方でやんす。昔ばなしは本来、娯楽でやんすからね。分析するのは学者に任せて、ずん君は素直に楽しむでやんす。」
やきう
「けど、寝る前に見たら、そのまま寝落ちするやろ。ワイ、『かちかち山』見ながら寝たら、狸に襲われる夢見たわ。」
かっぱ
「それトラウマやんけ。かちかち山、内容えぐいからな。」
でぇじょうぶ博士
「簡単に言えば、狸がおばあさん殺して、それをおじいさんに食べさせて、最後にウサギが狸を成敗する話でやんす。まるでホラー映画でやんすね。」
やきう
「やばすぎやろ...子供に見せていい内容ちゃうやんけ。」
かっぱ
「昔の子供は、そういうエグい話で『悪いことしたらアカン』って学んだんやろな。」
ずん
「ひぇっ...ボク、そんな怖い話見たくないのだ...。」
でぇじょうぶ博士
「大丈夫でやんす。最近は『桃太郎』とか『浦島太郎』とか、マイルドな話ばかり再放送されてるでやんすから。『かちかち山』はレアケースでやんすよ。」
やきう
「けど、エグい話の方が記憶に残るやろ。ワイ、『三枚のお札』とか今でも覚えとるわ。」
かっぱ
「あれも怖いな。山姥に追いかけられる話やろ?」
ずん
「もうやだ...昔ばなしって怖い話ばっかりなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは誤解でやんす。怖い話もありますが、心温まる話もたくさんあるでやんすよ。『花咲かじいさん』とか『さるかに合戦』とか、楽しい話もあるでやんす。」
やきう
「さるかに合戦って、猿がカニいじめて、最後にカニの仲間たちにボコられる話やろ?あれ、集団リンチやんけ。」
かっぱ
「まあ、自業自得やからええやろ。猿が悪いんやし。」
ずん
「でも集団で一匹の猿をボコるって...なんかいじめみたいで嫌なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それも一つの見方でやんすね。昔ばなしは、時代によって解釈が変わるでやんす。現代の価値観で見れば、確かに『いじめ』に見えるかもしれないでやんすが、当時は『悪には報いがある』という教訓だったでやんす。」
やきう
「けど、報いがあるにしても、やりすぎやろ。猿、最後ぺちゃんこになるやんけ。」
かっぱ
「それがエンタメってもんや。勧善懲悪はスカッとするやろ?」
ずん
「スカッとしないのだ!ボク、猿が可哀想になってきたのだ...。」
でぇじょうぶ博士
「優しいでやんすね、ずん君。でも、昔ばなしの猿は『傲慢さ』の象徴でやんす。だから成敗されるんでやんす。まるでブラック企業の社長が労基に摘発されるようなもんでやんすよ。」
かっぱ
「けど、現実はブラック企業の社長、なかなか摘発されへんけどな。」
ずん
「じゃあ昔ばなしって、結局フィクションなのだ!現実には通用しないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「フィクションですが、そこから学べることはたくさんあるでやんす。『傲慢は身を滅ぼす』『善行は報われる』『欲張りは失敗する』...こういった教訓は、今でも有効でやんすよ。」
やきう
「けど、現実は『善行しても報われへん』ことの方が多いやろ。」
かっぱ
「それは視点の問題や。報われてることに気づいてへんだけやろ。」
ずん
「むむむ...なんか哲学的になってきたのだ。ボク、そういうの苦手なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「では話を戻すでやんす。『まんが日本昔ばなし』がバズったのは良いことでやんすが、問題はこのブームがいつまで続くかでやんす。おそらく、年末年始の帰省シーズンにピークを迎えて、その後は徐々に下火になるでやんすよ。」
やきう
「まあ、そんなもんやろな。人間の興味なんて、すぐに移るし。」
かっぱ
「けど、一度バズったんやから、定期的に見る人は増えるやろ。」
ずん
「じゃあボクも定期的に見るのだ!...たぶん。きっと。もしかしたら。」
でぇじょうぶ博士
「その『もしかしたら』が一番怪しいでやんすね、ずん君。」
かっぱ
「三日も持たへんやろ。一日で飽きるわ、こいつ。」
ずん
「ひどいのだ!ボクだって、やる時はやるのだ!...たぶん!」
でぇじょうぶ博士
「その『たぶん』がすべてを物語ってるでやんすね。まあ、無理せず、気が向いた時に見るのが一番でやんすよ。昔ばなしは逃げないでやんすから。」
やきう
「逃げへんけど、お前の人生は逃げていくけどな。」
ずん
「ボク、なんかやる気なくなってきたのだ...。昔ばなし、もういいや。『Roblox』で遊ぶのだ!」