ずん
「ミャクミャクカフェできたって聞いたのだ!行きたいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは誤情報でやんす。万博が終わって寂しい人たちの心につけ込んだデマでやんすよ。」
やきう
「ワイ、万博なんか一回も行っとらんけど、ロスってなんやねん。元からないもんロスるわけないやろ。」
ずん
「でも、SNSで写真付きで回ってきたのだ!本物っぽかったのだ!」
でぇじょうぶ博士
「今の時代、画像なんて生成AIで簡単に作れるでやんす。信じる方がバカでやんす。」
かっぱ
「お前ら、なんでそんな赤い細胞みたいなキャラにハマっとんねん。」
やきう
「赤い細胞て。血小板やんけ。ミャクミャクは細胞が擬人化したんか?」
でぇじょうぶ博士
「万博閉幕後の心の隙間を狙った情報戦でやんす。人は喪失感を埋めたい生き物でやんすからね。」
ずん
「じゃあ第2章も嘘なのだ?来年からミャクミャクの新展開って話も?」
でぇじょうぶ博士
「全部デマでやんす。公式は何も発表してないでやんすよ。」
かっぱ
「そもそも万博終わったんやから、キャラも役目終わりやろ。いつまで引きずっとんねん。」
やきう
「ワイの元カノみたいやな。終わったもんはさっさと忘れりゃええのに。」
ずん
「でも!ミャクミャクグッズの偽サイトまであるって本当なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「本当でやんす。詐欺師どもがミャクミャク人気に便乗して偽ショップを作りまくってるでやんす。」
かっぱ
「人の心の隙間につけ込む商売しとるクズどもやな。」
やきう
「むしろ、そんなんに引っかかる方がアホやろ。情弱すぎて草も生えへんわ。」
ずん
「じゃあどうやって本物と偽物を見分ければいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「公式サイトを確認することでやんす。でもずんはそもそも確認しないタイプでやんすよね。」
ずん
「ぐっ...確かにボクは面倒なことは避けるタイプなのだ...」
かっぱ
「お前みたいなんがカモにされるんやで。もっとしっかりせえや。」
やきう
「つーか、万博ロスとか言うて騒いどるやつら、ほんまに万博行ったんか?ワイは絶対嘘やと思うで。」
でぇじょうぶ博士
「統計的には来場者数はかなり多かったでやんすけどね。でも確かに、SNSで騒ぐ人の大半は行ってないかもしれないでやんす。」
ずん
「えっ、じゃあボクみたいに行ってないのに寂しがってる人が多いってことなのだ?」
かっぱ
「お前、行ってへんのに寂しがっとったんかい。意味わからんわ。」
やきう
「それな。エアプが一番騒ぐんよな。ネットあるあるやで。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、ミャクミャクというキャラクターの魅力が独り歩きしていた証拠でやんすね。実物を見なくても愛着が湧く、それがキャラクタービジネスの強さでやんす。」
ずん
「なるほどなのだ。でもボク、やっぱりミャクミャクカフェ行きたいのだ...」
かっぱ
「だから、ないっつってるやろ!お前、さっきから何聞いとんねん!」
やきう
「こいつ、マジで学習能力ゼロやな。人工無脳の方がまだマシやで。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。ずんのような情報弱者がいるからこそ、詐欺師が儲かるんでやんす。ある意味、経済を回してるでやんすよ。」
ずん
「えっ!?じゃあボクは経済に貢献してるってことなのだ!?」
かっぱ
「違うわ!お前はただのカモや!自覚持てや!」
やきう
「もうこいつ手遅れやろ。いっそ騙されて学習した方が早いんちゃうか。」
でぇじょうぶ博士
「それも一理あるでやんすが、犯罪に加担するわけにはいかないでやんす。ずん、情報を信じる前に必ず公式を確認するでやんすよ。」
ずん
「わかったのだ。じゃあ今度から、ミャクミャクの公式アカウントをフォローするのだ!」
かっぱ
「せや、それが一番確実や。偽情報に騙されんようにな。」
やきう
「まあ、お前がフォローしたところで、どうせ確認せんと思うけどな。」
ずん
「うっ...図星なのだ...でもボク頑張るのだ!」
でぇじょうぶ博士
「頑張ると言いつつ、三日坊主なのがずんでやんすけどね。まあ、期待はしてないでやんす。」
ずん
「ひどいのだ!でも...ボク、やっぱりミャクミャクの抱き枕欲しいのだ...」