ずん
「キムタクが降ろされて中国系俳優になったって、これ完全に政治の犠牲者なのだ!芸能界まで巻き込むなんてひどいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、そう単純な話でもないでやんす。映画ビジネスってのは、まるで国際チェスのようなもんでやんすからね。一手間違えれば、数億円がパーでやんす。」
やきう
「ワイはむしろ賢明な判断やと思うで。中国市場失ったら、興行収入が半分以下になるんやからな。資本主義の前では、キムタクも駒の一つや。」
かっぱ
「でも中国系いうても、ダニエル・ウーって米国在住やん。結局アメリカの顔色も伺っとるってことやろ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす!これは政治的なバランス芸でやんすね。中国本土の俳優だと露骨すぎるし、かといって日本人のままだと中国で上映できない。だから米国籍の中国系という、まるで三方一両損みたいな妥協案でやんす。」
ずん
「でもキムタクファンとしては納得いかないのだ。芸術に政治を持ち込むなって感じなのだ。」
やきう
「甘いわ。そもそも映画なんて最初から政治の道具やったんやで。ハリウッドも中国マネーにズブズブやし、逆に中国映画も国威発揚の手段や。キレイごと言うてる場合ちゃうで。」
かっぱ
「ほんまに面倒臭い時代になったもんやな。昔は香港映画いうたら、ジャッキー・チェンがアチョーって言うとったら成立しとったのに。」
でぇじょうぶ博士
「時代は変わったでやんすね。今や香港映画も中国本土の検閲を受けるし、日本のスターを使うだけで政治問題になる。まるで地雷原を歩くようなもんでやんす。」
ずん
「じゃあもう国際共同制作なんて無理ってことなのだ?」
やきう
「無理ちゃうけど、政治リスクを計算に入れなアカンってことや。保険みたいなもんやな。『あ、政治的にヤバくなったら日本人俳優は降ろします』って契約書に書いとくんやろ。」
かっぱ
「それ契約としてどうなんや...キムタク側は損害賠償請求できるんちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、契約内容次第でやんすが、おそらく『不可抗力条項』みたいなのが入ってるでやんすよ。戦争や天災と同じ扱いで、政治的緊張も含まれるでやんす。キムタクは泣き寝入りでやんすね。」
ずん
「ひどい話なのだ...でも、これってキムタクだけの問題じゃないよね?他の日本人俳優も同じ目に遭う可能性があるのだ?」
やきう
「当たり前やろ。むしろこれからもっと増えるで。中国市場がデカすぎて、製作側は日本人使うリスクと天秤にかけるんや。で、大体の場合、中国市場の方が重い。」
かっぱ
「ほな日本の俳優は中国関連の仕事受けん方がええってことか?」
でぇじょうぶ博士
「それも極論でやんす。ビジネスチャンスを全部捨てるわけにもいかないでやんすからね。ただ、リスクを理解した上で契約する必要があるでやんす。まるで爆弾を抱えて綱渡りするようなもんでやんすが。」
ずん
「結局、俳優も政治に詳しくないとダメってことなのだ?演技だけしてればいい時代は終わったのだ?」
やきう
「せやな。今や俳優もビジネスマンや。国際情勢読めんと、突然仕事失うリスクがある。キムタククラスでもこれやからな。」
かっぱ
「でもダニエル・ウーって、実力的にはどうなんや?キムタクの代わりになるんか?」
でぇじょうぶ博士
「ダニエル・ウーは香港映画界では実力派でやんすよ。ただ、日本での知名度は圧倒的にキムタクに劣るでやんす。つまり日本市場では興行的にマイナスでやんすね。でも中国市場のプラスの方が大きいと判断したんでやんす。」
ずん
「じゃあ結局、この映画は日本では売れないってことなのだ?」
やきう
「そういうこっちゃ。前作がヒットしたから続編も期待されとったのに、主役級が変わったら客足は鈍るやろな。でも中国で大ヒットすれば、日本の興行なんて誤差の範囲や。」
かっぱ
「なんや、日本市場って舐められとるんやな...」
でぇじょうぶ博士
「残念ながらそうでやんす。日本の映画市場は約2000億円、中国は約1兆円でやんす。5倍の差でやんすね。製作側からすれば、どっちを優先するか明白でやんす。」
ずん
「でもさ、これって長期的には中国映画の評判落とすんじゃないのだ?『あ、また政治で俳優変えたんだ』って思われたら、誰も信用しなくなるのだ。」
やきう
「そんなん気にしてたら商売でけへんわ。今稼げるうちに稼ぐ。それがビジネスや。評判なんて、次のヒット作出せば帳消しになるんやで。」
かっぱ
「でも俳優本人はたまったもんやないやろな。キムタクも相当ショックやったんちゃうか。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、プロでやんすからね。でも内心は煮えくり返ってるでやんすよ。自分の実力じゃなくて、生まれた国のせいで仕事失うなんて、まるで理不尽の極みでやんす。」
ずん
「これ、日本政府が抗議とかしないのかな?自国の俳優が不当に扱われてるのだ!」
やきう
「政府が動いたら、それこそ政治問題が拡大するやろ。『映画の配役に政府が口出しするんか』ってなるわ。下手したら国際問題や。」
かっぱ
「結局、誰も助けてくれへんってことやな。俳優は孤立無援や。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。だからこそ、これからの俳優には『政治リスク管理能力』が求められるでやんす。まるで戦場のサバイバル術でやんすね。演技力だけじゃ生き残れない時代でやんす。」
ずん
「うーん、でもボクが思うに、これって逆にチャンスなんじゃないのだ?キムタクが『政治に屈しない俳優』として新しいイメージ作れるのだ!」
やきう
「甘いわ。そんなん言うたら、今後中国関連の仕事全部断られるで。ハリウッドも中国マネーに頼っとるから、キムタク使いづらくなるんや。」
かっぱ
「ほな、どうすりゃええねん。黙って受け入れるしかないんか?」
でぇじょうぶ博士
「現実的には、そうでやんすね。ただ、長期的には新しい映画市場の開拓が必要でやんす。中国依存から脱却して、東南アジアやインド市場を育てるとか。まあ、それも簡単な話じゃないでやんすが。」
ずん
「じゃあ結局、ボクたちにできることって何なのだ?ただ見てるだけなのだ?」
やきう
「観客としては、政治に屈した映画を見ないっていう選択肢はあるで。不買運動みたいなもんや。でも実際は、面白そうなら見るやろ?」
かっぱ
「まあ、正直なところ、そうやな。政治的背景とか気にせんと、純粋に映画として楽しみたいわ。」
でぇじょうぶ博士
「それが普通の反応でやんす。結局、エンタメはエンタメとして消費される。政治的メッセージなんて、ほとんどの観客は気にしないでやんす。だからこそ、製作側も平気で俳優を挿げ替えるでやんすけどね。」
ずん
「なんだか複雑な気分なのだ。映画を純粋に楽しめなくなっちゃうのだ...ていうかボク、この続編見に行くの躊躇しちゃうのだ。キムタク見たかったのに!それに、ボクみたいに政治で仕事失いたくないから、これから俳優じゃなくてユーチューバーになるのだ!」