ずん
「ギャルが建築現場で働いてるって、もう意味わかんないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「むしろ合理的でやんす。朝5時起きで夜10時就寝、週6勤務。これぞ日本の勤労精神でやんす。」
やきう
「ワイよりよっぽど真面目に働いとるやんけ。ワイなんか朝5時はまだ寝とる時間やで。」
ずん
「でも、ネイルが折れるって...ギャルの命じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこが面白いでやんす。見た目はギャル、中身は職人。まさに現代版二刀流でやんすね。大谷翔平もびっくりでやんす。」
かっぱ
「17歳で月10万家に入れとるんか。ワイの知ってるニートとは別の生き物やな。」
やきう
「せや。ワイなんか家から金もらっとるのに...いや、なんでもないで。」
でぇじょうぶ博士
「むしろ大卒より手に職持ってるでやんす。クロス屋さんは一生食いっぱぐれない仕事でやんすからね。角が貼れるようになったら一人前、なんて素敵な世界でやんす。」
かっぱ
「高校行かんでも立派に稼いどるやん。むしろFラン大学行くより賢い選択ちゃうか?」
やきう
「それな。奨学金で借金まみれになって、結局フリーターになるやつおるしな。」
ずん
「でも、ギャルなのに朝5時起きって...遊ぶ時間ないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこがまた興味深いでやんす。『egg』のモデルをしながら、もんじゃ屋でバイトもしてるでやんす。時間管理能力が尋常じゃないでやんす。」
かっぱ
「トリプルワークやん。ワイ、シングルワークでもしんどいのに...」
やきう
「しかも週6勤務とか、ワイの会社のブラック度超えとるで。これもう労基案件やろ。」
ずん
「じゃあ、今後はどうなるのだ?職人ギャルって流行るのだ?」
でぇじょうぶ博士
「可能性は大いにあるでやんす。建設業界は人手不足でやんすからね。ギャルが現場に入れば、職場の雰囲気も明るくなるでやんす。おいらもそんな現場で働きたいでやんす...って、おいらモテないから無理でやんすね。」
かっぱ
「でも実際、女性の職人さん増えたら業界も変わるやろな。セクハラとか一掃されそうやし。」
やきう
「せやな。でもオッサン職人たちが『最近の若いもんは』とか言い出しそうやけどな。」
ずん
「ねぇねぇ、でも結局さ、ギャルって何なのだ?見た目?生き方?」
でぇじょうぶ博士
「哲学的な問いでやんすね。もはやギャルは精神性でやんす。金髪にしてメイクすればギャル、というわけじゃないでやんす。自分らしく生きる姿勢こそがギャルでやんす。」
かっぱ
「深いこと言うやん。つまり、心がギャルならみんなギャルってことか。」
やきう
「じゃあワイもギャルになれるんか?ワイ、心は乙女やで。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、結論としては、この子は若くして自立の道を選んだ賢明な人物でやんす。学歴社会に一石を投じる存在でやんすね。」
やきう
「でも世間は『高校くらい出とけ』とか言うんやろな。老害どもが。」
かっぱ
「時代は変わっとるんや。もう学歴だけじゃ食えへん時代やで。」
ずん
「じゃあボクも学校やめて職人になろうかな...って、ボクもう大人だったのだ!」