**ずん
** 「襲われて死んでも幸せ」って、もはやゴリラ版ロミオとジュリエットなのだ!
**やきう
** 「いや、ジュリエットは毒飲んだだけやけど、こっちは本気でゴリラにパンチされる覚悟やぞ。レベルが違いすぎるわ。」
**かっぱ
** 「しかも中学生の娘に言うてるやん。普通の親は『塾の送り迎え遅れてごめんね』とか言うのにな。」
**でぇじょうぶ博士
** 「これは興味深い事例でやんす。森啓子さんは元々ゴリラに特別な思い入れがあったわけではなく、『誰も行かない場所』という企画のネタとして、軽い気持ちでゴリラを選んだでやんす。つまり、情熱が先行したのではなく、職業的必要性が先だったでやんすね。」
**ずん
** 「えっ!?じゃあノリでゴリラ選んだってこと?ボクがコンビニでアイス選ぶのと同じレベルなのだ?」
**やきう
** 「お前のアイス選びと一緒にすな。こっちは内戦地域やぞ。ワイなら即刻辞表叩きつけるわ。」
**かっぱ
** 「しかも山極先生が『命が惜しくないのか』って聞いた瞬間に『惜しくないです』って即答やで。就活の面接かよ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「この即答が重要でやんす。山極先生は当時、内戦で調査基地を失ったばかりで、兵士たちがゾウを食糧にしていた状況を目の当たりにしていたでやんす。そんな中で『ジョンバに行く』と言われたら、専門家として止めざるを得なかったでやんすね。」
**ずん
** 「ジョンバってそんなにヤバい場所なのだ?」
**やきう
** 「山極先生が息を飲むレベルやぞ。もうそれだけで答え出とるやろ。お前は『新宿の裏通り怖い』とか言うとる場合ちゃうわ。」
**かっぱ
** 「てか、アシスタントが帰りの電車で泣いとるのが一番リアルやな。『私は命が惜しいです』って、普通の人間の反応やん。」
**ずん
** 「じゃあアシスタントは行かなかったのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「それは記事に書かれていないでやんすが、おそらく別のスタッフが手配されたか、現地のスタッフが同行したでやんすね。重要なのは、森さんの覚悟が山極先生を動かし、より『まだ安全』なカフジ・ビエガ国立公園への同行という形で支援を引き出したことでやんす。」
**やきう
** 「『まだ安全』って時点でもう安全ちゃうやろ。相対的安全性の話をしとる時点で、絶対的にヤバいわ。」
**かっぱ
** 「でもな、これ見方を変えたら、企画が通らんくて悩んどった女性が、命がけの覚悟で一発逆転したってことやん。ある意味、究極のキャリア戦略やで。」
**ずん
** 「そっか!ボクも命がけで何かやれば出世できるのだ!」
**やきう
** 「お前が命がけでやることって、せいぜいコンビニでレジに並ぶくらいやろ。それも『誰か先に行ってくれへんかな』って思うとるやん。」
**でぇじょうぶ博士
** 「興味深いのは、森さんが山岳部出身で体力と筋力に自信があったという点でやんす。物理的な準備が整っていたからこそ、心理的なハードルも下がったと推測できるでやんす。一方で、ゴリラへの知識や愛情は後から付いてきた形でやんすね。」
**ずん
** 「じゃあボクも筋トレすれば、ゴリラ撮れるようになるのだ?」
**かっぱ
** 「お前、まず腕立て伏せ1回できるようになってから言えや。ゴリラどころか、近所の公園の鳩も逃げるレベルやろ。」
**やきう
** 「てか、この話で一番ヤバいのは、13年以上も続けとることやろ。最初はノリでも、結局ハマったってことやん。ワイのパチンコ歴より長いで。」
**でぇじょうぶ博士
** 「まさにその通りでやんす。森さんは現在、年間の半分以上をルワンダで過ごしているでやんす。これは職業的義務を超えた、何か深い動機があると考えられるでやんすね。おそらく次回以降の記事で、その『魅了された理由』が語られるでやんす。」
**ずん
** 「ふーん。じゃあボクも何か始めてみようかな。ゴリラは怖いから、とりあえずハムスターから始めるのだ。」
**かっぱ
** 「ハムスターでも噛まれたら泣くやろ、お前。」
**やきう
** 「結局、森さんみたいな人間がおるから、ワイらがテレビで安全にゴリラ見られるんやな。感謝せなあかんわ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「その通りでやんす。ドキュメンタリーの背後には、こうした命がけの取材があるでやんす。視聴者は完成品しか見ないでやんすが、その過程には想像を絶する困難があるでやんすね。森さんのような人がいなければ、野生ゴリラの生態は謎のままだったでやんす。」
**ずん
** 「なるほど...じゃあボクも何か貢献したいのだ。とりあえず、ゴリラのドキュメンタリー番組を寝ながら見るのだ!それがボクにできる最大の応援なのだ!」