ずん
「億万長者がマックでハッピーセット...これは新しい節約術なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「節約術じゃないでやんす。これは試し行為という名の、相手への誠意ゼロ作戦でやんすよ。」
かっぱ
「いや待て。ワイも昔、初デートで牛丼屋連れてったことあるわ。」
ずん
「かっぱさんは貧乏だからセーフなのだ。億万長者がやるから問題なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。金持ちが『人生で食べられる回数は決まってる』という哲学を捨ててマックを選ぶのは、矛盾の極致でやんすね。」
かっぱ
「でも試し行為って必要やろ?金目当ての女を弾きたいんちゃうか。」
やきう
「アホか。ホンマの金目当て女はマックくらい余裕で耐えるわ。むしろ本気で中身見とる女が逃げるだけやで。」
ずん
「つまり...優良顧客を自ら追い払う愚策ということなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まさにでやんす。相手を試すどころか、自分が『こういう人間です』と自己紹介してるようなもんでやんすよ。」
かっぱ
「せやったら年収500万て嘘ついて、カフェで2000円のケーキセット食えばええやん。」
やきう
「それな。わざわざ新宿のマックとか、罰ゲームかよ。」
ずん
「でも女性も『おしゃれせずにドンキスエット+キティちゃんサンダルで行く』って対抗策があるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは悪手でやんす。相手のレベルに合わせて自分も堕ちる必要はないでやんすよ。」
かっぱ
「ほんまやな。そんな男とは入口で別れて、次行った方がマシや。」
やきう
「っていうか、億稼いどる経営者が婚活サイト使っとる時点で、人格に問題あるやろ。」
ずん
「それは言い過ぎなのだ...でも確かに、億万長者なら自然と出会いがありそうなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「おいらの分析によると、経済力を武器にしながら『お金目当ては嫌』というジレンマを抱えてる男性は、成婚しにくい層でやんすね。」
かっぱ
「せやな。金は出さん、でも金持ちアピールはする。そんなん誰が選ぶねん。」
やきう
「しかも新宿のマックて。田舎のマックならまだしも、都会のマックは地獄やで。」
ずん
「じゃあ逆に、一生懸命かき集めた小銭でマックに連れてく貧乏人の方がモテるということなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。誠意があれば、手作り弁当だろうが摘んできた花だろうが、女性は喜ぶでやんすよ。」
かっぱ
「要は試し行為やのうて、普通に相手のこと考えてデート場所選べってことやな。」
やきう
「当たり前やろ。星乃珈琲でええやんけ。なんでマックやねん。」
ずん
「でもボク、マック好きなのだ...ハッピーセット美味しいのだ...」
でぇじょうぶ博士
「ずんがマック好きなのは構わんでやんす。問題は、億万長者が初デートの場所として選ぶことでやんすよ。」
かっぱ
「そもそも子供産まれたら嫌でもマック行くんやから、二人の時くらい別の店行けや。」
やきう
「ワイもそう思うわ。将来マック地獄が待っとるのに、今からマックとか正気か?」
ずん
「つまり...マックは家族サービスの場所であって、デートの場所じゃないということなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「正解でやんす。TPOをわきまえない億万長者は、結局一生独身でやんすね。」
かっぱ
「まあ、それも本人の選択やからええんちゃう。勝手にマック食っとけや。」
やきう
「そんで『なんで結婚できへんのやろ』って悩んどるんやろな。アホやで。」
ずん
「じゃあボクも将来億万長者になったら、初デートは高級フレンチに連れてくのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずんが億万長者になる確率は、おいらがモテる確率と同じくらいでやんす。つまりゼロでやんす。」
ずん
「ひどいのだ!でも...ボク、やっぱりマックのポテト食べたいのだ...」