ずん
「闘神伝が復活するのだ!これは令和の奇跡なのだ!」
やきう
「おっさんの思い出補正やろ。令和キッズは誰も知らんで。」
でぇじょうぶ博士
「まあ実際、PlayStationローンチ期の3D格闘ゲームでやんすからね。当時はポリゴンがカクカクしてて、まるで折り紙の人形が戦ってるようだったでやんす。」
ずん
「でも一発必殺技がワンボタンで出せるって画期的だったのだ!」
やきう
「それただの初心者救済やんけ。格ゲーマーからしたら邪道や。」
でぇじょうぶ博士
「実はそこが闘神伝の賢いところでやんす。当時はまだ格闘ゲームブームの終焉期で、カジュアル層を取り込む必要があったでやんすからね。」
ずん
「じゃあ今の時代にも合ってるってことなのだ?」
やきう
「甘いわ。今は『ストリートファイター6』も『鉄拳8』もモダン操作あるし、後追いや。」
でぇじょうぶ博士
「確かに操作面での優位性は失われてるでやんすね。ただエディアという会社は『超兄貴』や『ヴァリス』といったレトロゲームの移植に定評があるでやんす。つまり、ノスタルジー商法でやんす。」
ずん
「ノスタルジー商法...!懐かしさで金を搾り取る作戦なのだ!」
やきう
「せや。おっさんホイホイや。ワイみたいなエリートは引っかからんけどな。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、君は引きこもりで収入ゼロでやんすから、そもそもターゲット層じゃないでやんす。」
ずん
「でも2026年から2027年発売って、まだ先なのだ。その頃には忘れられてるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは大いにあり得るでやんすね。発表から発売まで2年以上というのは、まるで婚約してから結婚式まで3年待つようなもんでやんす。その間に気が変わる可能性は十分あるでやんす。」
やきう
「つーか3作まとめて出すんか?バラ売りでDLC商法しそうやけどな。」
ずん
「それだ!きっとキャラ一人ずつ追加課金なのだ!悪徳商法なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあ詳細は未発表でやんすからね。ただエディアの過去の移植作品を見る限り、比較的良心的な価格設定が多いでやんす。とはいえ、現代の商習慣を考えると油断は禁物でやんすが。」
やきう
「結局誰が買うんやこれ。40代のおっさんしか興味ないやろ。」
ずん
「むむむ...確かに今の若者は『闘神伝』より『スマブラ』なのだ...」
でぇじょうぶ博士
「そこでやんす!実は闘神伝にはエイジという主人公がいて、彼は異世界から来た戦士という設定でやんす。今流行りの異世界転生ものの先駆けとも言えるでやんす!」
やきう
「無理矢理すぎて草。そんなん言うたら『ドラゴンボール』も異世界転生やんけ。」
ずん
「じゃあ博士、この移植は成功すると思うのだ?」
でぇじょうぶ博士
「難しいでやんすね。成功の定義にもよるでやんすが、大ヒットは期待できないでやんす。ただし、一定のコアなファン層には刺さるはずでやんす。まるで、昔の恋人に30年ぶりに再会するようなもんでやんす。当時の面影はないけど、思い出だけで涙が出るでやんす。」
ずん
「でも博士、昔の恋人に再会して「あれ、こんなんだったっけ?」ってガッカリするパターンもあるのだ。それって...」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。だからこそエディアは慎重に移植作業を進める必要があるでやんす。グラフィックを無理にHD化しすぎると、かえって当時の魅力が失われる可能性もあるでやんすからね。」
やきう
「ワイ的には、オンライン対戦つけてくれたら神ゲーやと思うで。ラグで一発必殺技が当たりまくるクソゲーになりそうやけど。」
ずん
「それはそれで面白そうなのだ!ラグを利用した新しい戦術が生まれるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは戦術とは言わないでやんす...。ただオンライン対戦の実装は現代の格闘ゲームには必須でやんすね。ロールバックネットコードを実装できるかどうかが、本作の評価を分けるポイントになるでやんす。」
ずん
「ボク的には...2027年まで待つなら、その間に新しい格ゲーが100本は出るのだ!だからボクは闘神伝を待つフリして、その100本で遊ぶのだ!完璧な作戦なのだ!」