ずん
「3年前の決意が今も続いてるって、これもう修行僧レベルなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「確かに3年間データベースと向き合い続けるのは、まるで滝に打たれ続ける修行僧のようでやんすね。でも、生成AIという文明の利器が現れて、SQLの敷居が下がったのは朗報でやんす。」
やきう
「ワイもChatGPTにSQL書かせとるけど、たまにトンデモないクエリ吐き出すで。JOIN地獄や。」
ずん
「じゃあ生成AIって結局使えないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、それは違うでやんす。この筆者は生成AIを『重い腰を上げてくれた存在』として評価してるでやんす。つまり、完璧じゃないけど背中を押してくれる存在でやんすね。」
やきう
「で、この人何作っとるんや?2Way SQLライブラリ?なんやそれ。」
でぇじょうぶ博士
「2Way SQLというのは、生のSQLに制御コメントを埋め込むことで、データベースにも直接投げられるし、アプリケーションコードの中でもテンプレートとして使えるという優れものでやんす。しかもこれ、3回目の挑戦らしいでやんす。」
ずん
「3回目!?2回も失敗してるのに諦めないのだ...こわ...」
やきう
「まあ、エンジニアなんてそんなもんやろ。ワイなんか人生3回失敗しとるで。」
でぇじょうぶ博士
「...やきう君の人生の話は今度ゆっくり聞くでやんす。さて、この筆者が注目しているのは、DFD(データフロー図)の再評価でやんすね。50年前の技術が実は優れていたのでは、という視点は興味深いでやんす。」
ずん
「50年前の技術って、ボクのおじいちゃんの時代なのだ。そんな古いもの使えるわけないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「実は古い技術にはシンプルさという美徳があったりするでやんす。2000年代のアジャイルブームはUMLの複雑さへの反発だったでやんすが、もっとシンプルな構造化分析に目を向けていれば...という反省があるでやんす。」
ずん
「つまり、複雑にしすぎて自滅したってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす!そして今、Reactのような宣言的UIとDFDの相性が良いことが分かってきたでやんす。どちらもコントロールフローを隠す思想だからでやんすね。」
やきう
「ほー。温故知新やな。でもこの筆者、11万行もコード書いとるって...ヤバすぎやろ。」
ずん
「11万行!?ボクのLINEの未読メッセージより多いのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君の未読メッセージは2件でやんす。」
やきう
「草。しかもこのライブラリ、パーサコンビネータから自作とか、完全にオーバーキルやん。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、それが技術者の美学でやんす。既存のツールに満足せず、理想のものを作り上げる。まるで剣を自ら鍛える刀鍛冶のようでやんす。ただし、生成AIにドキュメント書かせると『無い機能まで説明する』という罠があるようでやんすね。」
でぇじょうぶ博士
「筆者が指摘しているのは重要な点でやんす。生成AIは『同じ入力に対して同じ結果を確実に返す』のが苦手でやんす。だから、その不確実性を補完する『生成AIフレンドリーなツール群』が今後必要になるという予測でやんす。」
ずん
「じゃあ、これからはツール作る人が勝ち組ってことなのだ?」
やきう
「ツール作るだけやなくて、それをメンテし続けられる人やな。この筆者みたいに3年も継続できる人間は稀や。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。特に注目すべきは『論理モデルと物理モデルの変換を適切に行えるツールが不足している』という指摘でやんす。物理モデルができると概念モデルが放置される問題、これは多くのプロジェクトで見られる病でやんすね。」
やきう
「要するに、設計図は最初に書くけど、実装したらメンテせんから腐るってことやろ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす!そしてその問題を解決するために、この筆者は今後もツールを作り続けると宣言しているでやんす。まさに終わりなき旅でやんすね。」
ずん
「3年でこれなら、あと10年やったらどうなるのだ...?想像したくないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、この記事から学べるのは、生成AIは万能ではないけれど『きっかけを与えてくれる存在』だということでやんす。そして、本当に価値のあるツールは、時間をかけて丁寧に作り上げるものだということでやんすね。」
ずん
「うっ...それは言わないでほしいのだ。じゃあ3時間なら...」