ずん
「5歳児のいじめで家族全員が病むって、これ現代社会の闇が詰まりすぎなのだ!」
やきう
「ワイ、これ見て思ったんやけど、港区って金持ちの巣窟やろ?なんでこんな対応ショボいんや。」
かっぱ
「子ども家庭支援センターが話聞くだけって、そんなん井戸端会議のおばちゃんと変わらんやん。税金泥棒やで。」
でぇじょうぶ博士
「おいらが驚いたのは、港区史上初の『いじめ重大事態』という点でやんす。つまり過去に一度も調査してこなかったということでやんすよ。」
ずん
「えっ!?今まで一件もないって、それ逆にヤバすぎるのだ!隠蔽体質ってやつなのだ?」
やきう
「そらそうよ。港区なんて日本屈指のブランド区や。『うちの区でいじめはありません』て体裁保つためやろな。クソやん。」
かっぱ
「しかも加害児童が『遊びたい』いうて転園してくるとか、ホラー映画かいな。ストーカーやん完全に。」
でぇじょうぶ博士
「まさに『リング』の貞子みたいな執着心でやんすね。5歳児でこれは将来が心配でやんす。」
ずん
「でも博士、5歳の子がそこまでするって、家庭環境に問題があるんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。子どもは親の鏡。A子の保護者が『全く期待できない』という記述からも、そこに根本原因がありそうでやんすね。」
やきう
「ほんで母親が鬱になって1日2〜3回嘔吐て…。これもう家族崩壊一歩手前やん。行政は何しとんねん。」
かっぱ
「小学校低学年の姉が『私が家を支える』て言うとか、泣けるわ。子どもにそんなこと言わせる社会って終わっとるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「この状況で最も問題なのは、制度の不備でやんす。宇佐美さんほどの知識人でも行政の壁を突破できないなら、一般人はもっと絶望的でやんすよ。」
ずん
「つまり、お金持ちが住む港区でさえこのザマってことは、他の区はもっとひどいってことなのだ?」
やきう
「当たり前やろ。港区は日本のトップクラスや。ここがダメなら全国アウトや。日本の行政、終わっとるわ。」
かっぱ
「でもな、これ氷山の一角やと思うで。声を上げられへん家族が何百、何千といるんちゃうか。」
でぇじょうぶ博士
「おっしゃる通りでやんす。宇佐美さんは元経産省で発信力もあるから表に出せた。でも大半は泣き寝入りしてるでやんすよ。」
ずん
「じゃあボクらはどうすればいいのだ?見て見ぬふりするしかないのだ?」
やきう
「お前みたいなニートには関係ない話やけどな。でも声上げることは大事やで。SNSで拡散するとかな。」
かっぱ
「そうやな。今回みたいに文春が取り上げたことで、やっと港区も動き始めたんやろ。メディアの力は大きいで。」
でぇじょうぶ博士
「ただし注意が必要でやんす。A子も5歳の子ども。彼女自身も何らかの被害者である可能性を忘れてはいけないでやんす。」
ずん
「むむむ…複雑すぎるのだ。結局誰が悪いのだ?」
やきう
「システムや。システムが腐っとんねん。個人を叩いても何も解決せえへん。」
かっぱ
「港区は年間予算1400億円以上あるんやで。そんだけ金あって子ども守れへんとか、どこに使っとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「箱モノ建設やら、海外視察という名の観光旅行やら…おいらの調査では無駄遣いだらけでやんすよ。」
ずん
「じゃあ、この問題の解決策はないのだ?みんな諦めるしかないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いや、希望はあるでやんす。今回の『いじめ重大事態』調査が前例となって、制度改善のきっかけになる可能性があるでやんす。」
やきう
「ほんまかいな。日本の行政が過去の事例から学んだことあるか?むしろ隠蔽のノウハウを学ぶだけやろ。」
かっぱ
「辛辣やな。でもまあ、言いたいことはわかるで。期待したらアカン。」
ずん
「結局、自衛するしかないってことなのだ?それって社会として終わってるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「残念ながらその通りでやんす。今の日本では『お上に期待するな、自分で何とかしろ』が正解でやんすね。」
やきう
「ワイも昔いじめられとったけど、誰も助けてくれへんかったわ。結局引きこもりになって今に至るんや。」
かっぱ
「お前の場合は自業自得な部分もあるやろ。でも子どもは違う。守られるべき存在やねん。」
ずん
「でもさ、A子ちゃんも子どもなのだ。彼女を悪者にするのも違う気がするのだ…」
でぇじょうぶ博士
「いい視点でやんす、ずん。A子の家庭環境を調査し、支援することも重要でやんす。加害と被害は表裏一体でやんすからね。」
やきう
「綺麗事やな。でも現実はそんな余裕ないやろ。ツムギちゃん一家を救うので精一杯やわ。」
かっぱ
「せやけど、A子を放置したら第二、第三のツムギちゃんが生まれるだけやで。根本治療せなあかん。」
ずん
「むむむ…難しすぎて頭がパンクしそうなのだ。もうボク、港区に引っ越すの辞めるのだ!」
やきう
「お前、港区に住める金ないやろ。何言うとんねん。」
ずん
「...(痛いところ突くなのだ!!)じゃあボク、加害者にも被害者にもならないために、一生引きこもるのだ!完璧な自衛策なのだ!」