ずん
「トヨタがハイラックスを10年ぶりに刷新したのだ!しかもEVモデルまで用意するらしいのだ!これは革命なのだ!」
やきう
「革命?ただの商売やろが。トヨタがEVピックアップ出したところで、テスラのサイバートラックには勝てへんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、それは違うでやんす。ハイラックスは途上国で圧倒的なシェアを持つワークホースでやんす。サイバートラックみたいなオモチャとは土俵が違うでやんすよ。」
かっぱ
「せやな。あんなん金持ちの道楽やん。ハイラックスは泥まみれになって働くトラックや。」
ずん
「でも日本にはディーゼルしか来ないのだ。EVは海外専売なのだ。日本人差別なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「差別じゃないでやんす。日本の充電インフラじゃ、ピックアップトラックのような大型車を支えきれないでやんす。まるで象をハムスターの檻で飼うようなもんでやんすよ。」
やきう
「要するに、日本は時代遅れってことやな。相変わらず化石燃料にしがみついとるわけや。」
かっぱ
「時代遅れもなにも、ディーゼルの方が実用的やろ。EVなんて寒冷地で使いもんにならんで。」
でぇじょうぶ博士
「地球は泣いてないでやんす。むしろEVのバッテリー生産の方が環境負荷が高いという研究もあるでやんす。まるで健康のためにと言いながらプロテイン飲みまくるボディビルダーみたいなもんでやんすよ。」
やきう
「結局、トヨタも世界の流れに逆らえんくなってきたってことやろ。ハイブリッドだけじゃもう戦えへんのや。」
かっぱ
「まあ、選択肢が増えるのはええことやん。使い分けができるようになるんやから。」
ずん
「でも10年ぶりのモデルチェンジって遅すぎないのだ?その間ライバルは何度も進化してるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それがトヨタ流でやんす。じっくり熟成させて、完璧な状態で出すでやんすよ。まるで20年熟成させたウイスキーのようなもんでやんす。ただし、その間に市場の味覚が変わってる可能性もあるでやんすけどね。」
やきう
「20年も寝かせてたら腐っとるわ。今の時代、スピードが命やろが。」
かっぱ
「でもハイラックスって元々保守的な車やん。変に先進的にせん方がええんちゃうか。」
ずん
「それにしてもタイで発表って、日本じゃなくて悲しいのだ...」
でぇじょうぶ博士
「当然でやんす。タイはピックアップトラックの一大市場でやんすからね。日本で発表するのは、砂漠で水着ショーをやるようなもんでやんす。需要がないんでやんすよ。」
やきう
「要するに、日本は眼中にないってことやな。まあ、軽トラで十分やしな。」
かっぱ
「軽トラとハイラックスじゃ、全然違うやろ...積載量も走破性も段違いやで。」
ずん
「じゃあボクもハイラックス買って、キャンプに行くのだ!アウトドア系YouTuberデビューなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずんには三輪車で十分でやんす。」
やきう
「馬鹿にしとるんやなくて、事実を言うとるだけやろ。お前、運転免許持っとるんか?」
ずん
「持ってないけど、これから取るのだ!ハイラックスに乗るために!」
かっぱ
「初心者がいきなりあんなでかいトラック乗ったら、初日で事故るで...」
でぇじょうぶ博士
「というか、ハイラックスは新車で300万円以上するでやんす。ずんの年収じゃ、ローン審査すら通らないでやんすよ。まるで小学生がフェラーリのローンを組もうとするようなもんでやんす。」
やきう
「中古のハイラックスって、めっちゃ酷使されとるやつばっかりやで。エンジン20万キロ超えとか普通やし。」
かっぱ
「でもハイラックスって頑丈やから、20万キロでもまだまだ走るんやけどな。」
ずん
「じゃあ完璧じゃないのだ!安くて丈夫なら最高なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす。中古車の維持費を舐めてるでやんすね。まるで子犬を飼うつもりが実はティラノサウルスだったみたいな話でやんすよ。」
やきう
「それに、お前駐車場どうすんねん。ハイラックスって全長5メートル超えやで。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、夢を見るのは自由でやんすからね。ただし、現実という名の重力に引きずり落とされるのも自由でやんすよ。」
やきう
「諦めろ。お前には電動キックボードがお似合いや。」
かっぱ
「まあまあ、そないに落ち込むなや。いつか金持ちになったら買えばええやん。」
ずん
「でもボク、今すぐ欲しいのだ!待てないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それがずんの悪い癖でやんすね。即座の満足を求めて、長期的な計画を立てられないでやんす。まるでダイエット中なのにケーキを10個食べるようなもんでやんすよ。」
やきう
「結局、お前何も変わらへんのやな。口だけは達者やけど、行動が伴わへん。」
ずん
「うるさいのだ!じゃあボク、レンタカーでハイラックス借りてくるのだ!これなら文句ないのだ!」