ずん
「3万画素って...今どきガラケーでももっと撮れるのだ!これ詐欺じゃないのか?」
やきう
「詐欺やないわ。お前の脳みそが3万画素以下やから理解できへんだけや。」
でぇじょうぶ博士
「ふむふむ、実に興味深い製品でやんすね。現代のカメラが1億画素を超える中、あえて0.03メガピクセルという極限まで落とす逆張り戦略でやんす。」
ずん
「でも博士、そんな画素数じゃ彼女の顔も撮れないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、ここが面白いポイントでやんす。ESP32-S3チップを搭載して、Wi-Fi経由でスマホと連携できるんでやんすよ。つまり、ハードウェアとしては現代的なのに、出力だけ意図的にレトロにしてるんでやんす。」
ずん
「それって...わざと不味く作った高級料理みたいなものなのだ?」
やきう
「例えが下手くそすぎて草。でもまぁ、ワイのインスタ映え写真が全部3万画素やったら発狂するわ。」
でぇじょうぶ博士
「実はそこに哲学があるでやんす。現代人は『高画質=良い写真』という呪縛にかかってるでやんすが、スーファミ時代のゲームは限られた表現力の中で芸術を生み出したでやんす。制約こそが創造性を生むという逆説でやんすね。」
ずん
「なるほど...つまり、ボクが仕事できないのも制約があるからで、むしろ創造的ということなのだ!」
やきう
「秒でバッサリで草。でも博士、このカメラってぶっちゃけ需要あるんか?」
でぇじょうぶ博士
「おいらの分析では、ニッチながら確実な需要があるでやんす。レトロゲーム開発者、ピクセルアーティスト、それに『俺、普通の写真飽きたわ〜』って言いたい承認欲求モンスターとか。」
ずん
「最後のやつボクのことなのだ!でも3万画素でインスタ上げたら、通信制限かかってると思われるのだ。」
やきう
「お前のフォロワー数で心配することちゃうやろ。そもそもこのカメラ、クラファンやから頓挫する可能性もあるんやで。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。クラウドファンディングは現代の賽銭箱みたいなもんでやんす。お金入れても願いが叶うとは限らないでやんす。でも面白いのは、このカメラが『フィルム現像するまで分からないワクワク感』を再現してる点でやんす。」
ずん
「へー、昔の人は撮った写真がどうなってるか分からなかったのだ?不便すぎるのだ!」
やきう
「お前、デジタルネイティブ丸出しやな。でもその『不確実性』がエモさを生むんやで。今の時代、全部が即座に確認できるから、逆に新鮮なんや。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。カラーパレットで色調変更できたり、ディザリングやエクスポージャーを調整できたり、実は結構奥が深いでやんす。Photoshopでコントラスト上げるとまた違った表現になるとか、研究のしがいがあるでやんすね。」
ずん
「研究って...そんな時間あったら高画素カメラで普通に撮ればいいのだ!効率悪すぎなのだ!」
やきう
「お前みたいな効率厨が芸術を殺すんやで。でも実際、レトロゲームの背景素材とか、デカく印刷して個展開くとか、用途は意外とあるんちゃう?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。実用性より『コンセプト』や『体験』を売ってるんでやんすね。F2.4の絞り値で35mmフルサイズ撮影できるとか、スペック的には真面目に作ってるのも好感が持てるでやんす。」
ずん
「うーん...でもやっぱり3万画素は貧相すぎるのだ。せめて10万画素くらいにできないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それじゃ台無しでやんす。3万画素だからこそ、スーファミっぽさが出るんでやんす。中途半端な画素数だと、ただの『画質悪いカメラ』になってしまうでやんす。」
やきう
「まぁワイは買わんけどな。でもこういうバカみたいに尖った製品は好きやで。世の中、無難な製品ばっかりやからな。」
ずん
「ボクも買わないのだ。だって3万画素のカメラより、ボクの未来の方がもっと解像度低いのだ!」