ずん
「おいおい、恋愛が結婚の邪魔って、マジで言ってんのかよ!博士!」
でぇじょうぶ博士
「熊代先生のポストは、まさに現代の核心を突いてるでやんす。恋愛で求められる『ドーパミン』と結婚で必要な『セロトニン』は、脳内物質の段階から別物でやんすからね。」
やきう
「ドーパミンとセロトニンって、まるで阪神と巨人くらい違うやんけ。一緒にせえ言う方が無理筋やろ。」
かっぱ
「ほんまやで。ワイも若い頃は派手な子に目ぇ奪われとったけど、今考えたら財布も心も空っぽにされるだけやったわ。」
ずん
「でも、好きじゃない人と結婚するとか、人生つまんなくないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが面白いところでやんす。Z世代のデータを見ると、恋愛願望は83.9%から69.2%に減ってるのに、結婚願望は横ばいの60%でやんす。つまり『恋愛抜きで結婚したい』層が確実に増えてるでやんすよ。」
やきう
「ワイの周りでも『マッチングアプリで条件検索→即結婚』みたいなやつおるわ。まるでAmazonで家電買うみたいやな。」
かっぱ
「レビュー☆4.5以上、配送料無料、返品不可ってか。ひでぇ世の中やで。」
ずん
「それって、つまり本能を無視してるってことじゃないのだ?博士、それ大丈夫なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす、ずん君。記事でも『恋愛したい本能を封印すると、封印が解けた時に大変』って警告してるでやんす。つまり、中年の危機で不倫に走るリスクが残るでやんすね。」
やきう
「結局、浮気する奴は『封印が解けた』って言い訳すんのか。クソみたいな理屈やな。」
かっぱ
「でも実際、『安定した結婚生活送ってたのに、突然燃え上がった』みたいな話、腐るほどあるやんけ。」
ずん
「じゃあどうすればいいのだ!もう恋愛も結婚も無理ゲーじゃないかなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「だから、記事では『選好の内面化』を提案してるでやんす。つまり、子どもの頃から『地味で堅実な異性に萌える』ように脳を調教するでやんす。」
やきう
「調教て...おい、人間をペットか何かと勘違いしとらんか。」
かっぱ
「まあでも、今の子らは既に『リスク回避思考』が染み付いとるんやろ?性的な話もNG、露出高い服も同性の前だけ、異性の友達は減少...って、もう『恋愛=危険物』扱いやん。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。Z世代は幼少期から『コンプライアンス遵守』『リスク管理』を叩き込まれてるでやんすから、恋愛のドラマチックさよりも『既知性』『ローリスク』を優先するのは自然でやんす。」
ずん
「つまり、学生時代に知り合った相手と結婚するのが最強ってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「データ的にはそうでやんす。実際、学生結婚の割合は増えてるでやんすよ。『よく知ってる相手=リスク低い』という計算でやんすね。」
やきう
「ワイの会社の後輩も『大学のサークルで付き合った彼女と、そのまま就職して結婚しました』とか言うとったわ。まるで人生のチュートリアル完璧クリアや。」
かっぱ
「逆に言うと、社会人になってから新しい出会い探すやつは『高難易度モード』選んでるようなもんか。」
ずん
「でもさ、それって結局『進化生物学的な本能』を無視してるわけじゃん?博士、人間って本能に逆らって生きられるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「これがまた面白いでやんす。記事では『派手な雄がモテる、若い雌がモテるのは本能だが、それは合理的じゃない』と切り捨ててるでやんす。つまり、合理主義者は本能をバグとして修正すべきって主張でやんすよ。」
やきう
「本能をバグ扱いて...もう人間やめるんか?」
かっぱ
「でも実際、『若くて美人だけど浪費家』より『地味だけど堅実』を選ぶ方が、長期的には幸せなんちゃうか?」
ずん
「でもでも、それって結局『我慢して生きる』ってことじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「違うでやんす。『選好の内面化』ってのは、我慢じゃなくて『本当に好きになるように脳を作り変える』ってことでやんす。堅実な人を見て『うわぁ、萌える〜!』ってなるでやんすよ。」
かっぱ
「まあ、教育も宗教も広い意味では洗脳やけどな。ワイらが『清潔であるべき』とか『時間を守るべき』って思ってるのも、全部後天的に刷り込まれたもんやし。」
ずん
「つまり、未来の日本人は『地味で堅実な異性に性的興奮を覚える』ように進化するってことなのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。記事では『日本人の性嗜好はもっと合理主義に寄ったものに変わる』と予測してるでやんす。つまり、派手なイケメンや美女じゃなくて、『安定した公務員』に萌える時代が来るでやんすよ。」
やきう
「公務員萌え...新しいジャンルやな。薄い本が出そうや。」
かっぱ
「『俺の彼女が地方公務員な件』とか『転生したら堅実なサラリーマンだった』とか、そういうラノベ流行りそうやな。」
ずん
「でも博士、それって本当に『幸せ』なのだ?恋のドキドキとか、情熱とか、そういうの全部捨てるってことでしょ?」
でぇじょうぶ博士
「良い質問でやんす。記事では最終的に『ロマンティック・ラブと合理主義的配偶者選択が幸福に結びつく』って結論でやんす。つまり、合理的なパートナーに『運命を感じる』ように脳が進化するでやんすよ。」
やきう
「それ、もう完全に『幸福の定義』が書き換えられとるやんけ。ディストピアやろ。」
かっぱ
「でも冷静に考えたら、昔の『恋愛至上主義』の方がおかしかったんちゃうか?離婚率とか不倫率とか、めちゃくちゃ高かったやん。」
ずん
「じゃあ結局、どっちが正しいのだ!?恋愛して結婚すべきなのか、合理的に選ぶべきなのか!」
でぇじょうぶ博士
「どっちも正解でやんす。大事なのは『自分がどっちのタイプか見極める』ことでやんす。封印した本能が暴発するタイプなら恋愛経由、既に合理主義が内面化してるタイプならマッチングアプリでやんすよ。」
やきう
「つまり『自分を知れ』ってことか。古代ギリシャかよ。」
かっぱ
「でも一番ヤバいのは『自分は合理的や』って思い込んでる恋愛脳やろな。40歳で突然不倫に走るタイプや。」
ずん
「怖すぎるのだ...じゃあボクはどうすればいいのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「ずん君の場合は...まず働くことから始めるべきでやんす。」
ずん
「...ボク、急に公務員試験の勉強したくなってきたのだ。」