ずん
「2年で企業価値2.3倍とか、これもう錬金術なのだ!ボクもやりたいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...ずんには無理でやんす。これは北尾会長の人脈という名の魔法でやんすからね。」
やきう
「人脈ってただの忖度やろ?ワイかて友達おるで。LINEグループに3人や。」
ずん
「でも、元々経営破綻した銀行なんでしょ?なんでそんなに価値上がるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。腐った魚に新しいラベル貼って、高級魚として売るようなもんでやんすよ。」
やきう
「いや待て、農林中金やカタール投資庁が買うって、そんなチョロい話あるか?」
かっぱ
「お前よりは賢いやろな。少なくとも部屋から出とるし。」
でぇじょうぶ博士
「ずんの全財産じゃ、株券の印刷代にもならないでやんす。」
やきう
「第4のメガバンク構想とか、妄想が過ぎるやろ。ワイかて『第1のニート』目指しとるわ。」
ずん
「でもさ、2年で再上場って早すぎない?なんか怪しいのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そこが北尾会長の凄いところでやんす。資金負担が重すぎて、まるで借金取りに追われるヤクザのように必死だったでやんす。」
やきう
「結局、金に困っとっただけかい。ワイと変わらんやんけ。」
かっぱ
「スケールが違うわ。お前の借金、カップ麺何個分や?」
ずん
「時価総額1兆3000億円...ボクの年収の...計算できないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「当たり前でやんす。ずんの年収じゃ、宇宙の熱的死を待っても届かないでやんす。」
やきう
「でも公的資金完済したんやろ?エライやん。ワイの奨学金まだ残っとるで。」
ずん
「結局、これって成功なの?失敗なの?よくわからないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「成功でやんす。少なくとも北尾会長にとってはね。まるでゴミ屋敷を豪邸として売りつけたようなもんでやんす。」
やきう
「野村證券時代の剛腕って、要は昭和のパワハラやろ?」
ずん
「でもさ、投資家たちって騙されてないの?プロなんでしょ?」
でぇじょうぶ博士
「プロだからこそ、乗るでやんす。音楽が止まる前に椅子取りゲームから抜け出せばいいだけでやんすからね。」
やきう
「椅子取りゲーム...ワイの人生そのものやんけ。椅子ないけど。」
ずん
「じゃあ最後に株を持ってる人が損するってこと?それって詐欺じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「合法的な詐欺でやんす。金融の世界では『洗練された投資戦略』と呼ぶでやんす。」
やきう
「要は、ババ抜きの最後のババを誰が引くかってことやな。ワイは人生というババ引いたけど。」
かっぱ
「お前、生まれた時点でジョーカーやったんやろ。」
ずん
「うーん...結局、ボクたち庶民には関係ない話ってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。おいらたちは舞台の下で、金持ちの茶番劇を眺めるだけの観客でやんす。」
やきう
「せや、ワイら観客ですらないで。チケット買えへんもん。」
かっぱ
「お前は映画館の前でネタバレ見とるだけやな。」
ずん
「じゃあボクは一生、こうやって金持ちの話を指くわえて見てるだけなのだ...?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、そういうことでやんす。ただし、ずんは指をくわえる前に手を洗った方がいいでやんす。」
やきう
「せやな。お前、昨日から風呂入っとらんやろ。」
ずん
「うるさいのだ!ボクだって、いつか北尾会長みたいに人脈作って、錬金術するのだ!...まずは友達作りからなのだ...あれ、友達ってどうやって作るのだ?」