# シューズで見る箱根駅伝2026
議員票と党員票、そしてナイキの転落
ずん
「靴で勝負が決まるとか、シンデレラかよって話なのだ!」
やきう
「お前、童話の読みすぎやろ。これはガチのマーケティング戦争やぞ。」
でぇじょうぶ博士
「なかなか鋭い指摘でやんす、やきう君。箱根駅伝のシューズ分布は『議員票』、ニューイヤー駅伝は『党員票』という例えが秀逸でやんすね。」
ずん
「は?政治の話なのだ?ボク靴の話だと思ってたのだ。」
やきう
「アホか。大学は企業とズブズブやから、シューズ契約で金が動くんや。学生は選択の自由なんてあってないようなもんやで。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。箱根では『大人の事情』でシューズが決まりやすいでやんす。一方、実業団選手は自分の人生がかかってるから、本当に良いシューズを選ぶでやんすよ。」
ずん
「じゃあ箱根のデータって意味ないじゃん!なんで毎年集計してんのだ?」
やきう
「それがマーケティングの妙味やろが。箱根は視聴率30%超えるんやぞ。広告効果エグいわ。」
でぇじょうぶ博士
「まさにでやんす。アディダスが箱根で35.7%のシェアを持っていても、東京世界陸上ではアシックスがトップでやんした。箱根の数字は『見せかけの第一党』みたいなもんでやんすね。」
ずん
「ナイキが転落してるのが一番ビックリなのだ。あんな有名なのに!」
やきう
「23.3%から16.7%って、これもう野党転落レベルやんけ。プーマに追い上げられとるし。」
でぇじょうぶ博士
「ナイキの凋落は興味深い現象でやんすね。かつてはヴェイパーフライで市場を席巻したでやんすが、今や他社の技術が追いついて、差別化が難しくなってるでやんす。」
やきう
「早計やな。ただ、大学への食い込みが弱いんやろ。アディダスとアシックスは日本の大学と深い関係築いとるからな。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。アシックスは特に注目でやんすね。箱根では28.6%でやんすが、ニューイヤー駅伝ではトップシェアでやんした。つまり『民意』を最も反映してるメーカーかもしれないでやんす。」
ずん
「じゃあアシックスが実は一番すごいってこと?でも箱根では2位なのだ。」
やきう
「せやから『議員票』と『党員票』の話やろが。箱根だけ見とったら本質見誤るんや。」
でぇじょうぶ博士
「正確でやんす。ミズノなんて箱根では1%しかないのに、ニューイヤーでは結構な支持を集めてるでやんすからね。実力と営業力は別物でやんす。」
ずん
「なんか政治より汚い世界な気がしてきたのだ...」
やきう
「当たり前やろ。年間何億も動く市場やぞ。青学の3連覇より、その足元のシューズ戦争の方がよっぽど熾烈や。」
でぇじょうぶ博士
「やんすね。選手が履いてるシューズ一つで、メーカーの株価が動くこともあるでやんす。まるで走る広告塔でやんすよ。」
ずん
「じゃあ選手は靴メーカーの奴隷ってことなのだ?」
やきう
「奴隷は言い過ぎやけど、win-winの関係やな。メーカーは広告になるし、選手はタダで最新シューズもらえるんやから。」
でぇじょうぶ博士
「ただし、本当に自分に合ったシューズを選べない学生もいるでやんすから、その点は問題でやんすね。足を痛めてる選手も少なくないでやんす。」
ずん
「うわぁ...夢も希望もないのだ。じゃあ今後どうなるのだ?」
やきう
「プーマの躍進が一番気になるわ。14.8%まで伸ばしとるし、来年には20%超える可能性もあるで。」
でぇじょうぶ博士
「プーマは攻めてるでやんすね。大学への営業を強化してるでやんす。ナイキから奪ったシェアがそのままプーマに流れてる感じでやんす。」
ずん
「ナイキさん、完全に負け組じゃん...かわいそうなのだ。」
やきう
「かわいそうちゃうわ。単に戦略ミスや。日本市場を舐めとったツケが回ってきただけやろ。」
でぇじょうぶ博士
「厳しいでやんすが、その通りでやんす。ナイキは世界戦略に注力して、箱根という『議員票』を軽視したでやんすね。結果、プーマに議席を奪われたでやんす。」
ずん
「もう政治用語やめてくれなのだ!頭こんがらがるのだ!」
やきう
「お前の頭は最初からこんがらがっとるやろが。要するに、足元見んと走れへんってことや。」
でぇじょうぶ博士
「上手いこと言うでやんすね。まさに『足元を見る』が文字通りの意味になってるでやんす。シューズ業界、恐るべしでやんす。」
やきう
「お前が買うべきは靴やなくて、まず運動する気力やろ。それかタクシー代や。」
ずん
「タクシー!それなのだ!走らなくても移動できる最強のシューズなのだ!」