ずん
「ボク、スマホが使えなくなって困ったのだ!AWSの障害ってなんでこんなに大事になるのだ?」
やきう
「ワイはオフラインゲームしか信じてへんからノーダメージやったで。お前ら情弱が騒いどるだけや。」
ずん
「はぁ?何言ってんのだ。世界中が止まったんだぞ!」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、落ち着くでやんす。今回の障害は、現代社会がいかに脆弱な土台の上に成り立っているかを示したでやんす。」
やきう
「つまり、クラウドに依存しすぎて自滅しとるってことやろ?アホちゃうか。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。AWSは世界のクラウド市場の約3割を占めているでやんす。これはまるで、世界中の建物が同じ土地の上に建っているようなものでやんす。」
ずん
「じゃあ、その土地が沈んだら全部ダメになるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「正確には、一部が沈むと連鎖的に影響が広がるでやんす。今回は米国のデータセンターが障害を起こして、世界中のサービスが止まったでやんす。」
かっぱ
「ほな、バックアップとか取っとけばええやん。なんでみんなやらんのや?」
でぇじょうぶ博士
「コストの問題でやんす。複数のクラウドサービスを使うと、料金は倍になるでやんす。企業は利益を優先して、リスク対策を後回しにするでやんす。」
やきう
「まあ、ケチった結果がこのザマってわけやな。ワイはローカルストレージ最強派やで。」
ずん
「でも博士、クラウドって便利なんじゃないのだ?なんでみんな使ってるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「便利でやんすよ。自分でサーバーを管理する必要がないでやんすからね。でも、便利さと引き換えに、自分でコントロールできない部分が増えるでやんす。」
かっぱ
「つまり、他人の家に住んでるようなもんやな。家主が鍵閉めたら中に入れへんってことやろ?」
でぇじょうぶ博士
「いい例えでやんす。しかも、その家主が世界中の家を管理しているでやんす。一度に大量の住人が締め出されるわけでやんす。」
ずん
「じゃあ、ボクは自分でサーバー持つことにするのだ!」
やきう
「お前に管理できるわけないやろ。電源の入れ方も知らんくせに。」
でぇじょうぶ博士
「現実的には、複数のクラウドサービスを組み合わせるマルチクラウド戦略でやんす。ただし、これは技術的にも経済的にも負担が大きいでやんす。」
かっぱ
「結局、金かかるんやな。安全はタダちゃうってことや。」
やきう
「ワイに言わせれば、クラウドなんか使わず紙とペンで記録すればええねん。停電しても読めるで。」
ずん
「それ、石器時代に戻るのと同じじゃないのだ...」
でぇじょうぶ博士
「まあ、やきう君の極論は置いといて、今回の障害で学ぶべきは、便利なものほど依存しすぎると危険ということでやんす。」
かっぱ
「ほな、何か起きたときのために準備しとけってことやな。災害対策みたいなもんか。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。クラウドサービスが止まっても、最低限の業務は続けられる体制を作っておくべきでやんす。」
やきう
「結局、自己責任ってやつやな。クラウド業者に文句言うても仕方ないで。」
でぇじょうぶ博士
「技術的には故障はあり得るでやんす。問題は、それに対する備えを怠った企業側にもあるでやんす。まるで、消火器を置かずに火事になったら消防署を責めるようなものでやんす。」
かっぱ
「まあ、でも消防署がサボっとったら文句言われてもしゃあないけどな。」
やきう
「どっちもどっちやろ。ワイから言わせれば、クラウド使うとる時点で負けや。」
ずん
「やきうは極端すぎるのだ。じゃあ博士、今後こういう障害は増えるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら、増える可能性が高いでやんす。システムが複雑になればなるほど、予期せぬ障害は起きやすくなるでやんす。」
かっぱ
「じゃあ、もうどうしようもないってことか?諦めるしかないんか?」
でぇじょうぶ博士
「諦める必要はないでやんす。重要なのは、障害が起きることを前提に対策を立てることでやんす。完璧を目指すのではなく、回復力を高めるでやんす。」
やきう
「結局、金かかるんやろ?企業が出し渋るに決まっとるわ。」
ずん
「むぅ...じゃあ、ボクたち一般人はどうすればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「個人レベルでできることは限られているでやんす。せいぜい、重要なデータは自分でバックアップを取るくらいでやんすかね。」
かっぱ
「それすらやっとらん奴が大半やろうけどな。ワイも含めてや。」
やきう
「ワイは全部ローカルに保存しとるで。クラウドなんか信用してへん。」
やきう
「...その時は諦めるわ。どうせ大したデータ入ってへんし。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、完璧な対策なんて存在しないでやんす。大事なのは、リスクを理解した上で、自分に合った対策を取ることでやんす。」
ずん
「ボクは何もしなくても大丈夫なのだ!だって、失うものが何もないから!」