ずん
「有名作家が罰金30万円なのだ!SNSで偽造だって決めつけたら名誉毀損になったのだ!これは言論統制の始まりなのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「統制も何も、根拠なく『偽造』と断定したら、そりゃアウトでやんすよ。まるで医者が診察もせずに『この患者は仮病』と叫ぶようなもんでやんす。」
やきう
「ワイ、知念実希人の小説読んだことあるで。医者で作家って時点でエリートやのに、なんでこんなアホなことしたんや。」
でぇじょうぶ博士
「医師免許と常識は別売りでやんすからね。おいらも研究者でやんすけど、専門外のことでイキって失敗する学者なんて腐るほど見てきたでやんす。」
ずん
「でも博士、SNSってみんな適当なこと言ってるのだ。なんで知念氏だけ狙い撃ちされたのだ?」
でぇじょうぶ博士
「影響力の問題でやんす。フォロワー数万人の有名人が『偽造』と断定すれば、まるでメガホン持って『火事だー!』と叫ぶようなもんでやんす。実際に非通知電話や中傷が殺到したらしいでやんすよ。」
やきう
「つまり、有名人ほど発言に責任持てってことか。クソみたいな世の中やな。ワイみたいな無名は何言っても許されるってことやろ?」
でぇじょうぶ博士
「いや、やきう君も名誉毀損で訴えられる可能性は十分あるでやんす。ただ、誰も相手にしてないから訴える価値がないだけでやんす。」
ずん
「でも博士、『偽造っぽい』って思ったら言っちゃダメなのだ?表現の自由はどこ行ったのだ!」
でぇじょうぶ博士
「『偽造っぽい』と『完全に偽造』は全然違うでやんす。前者は疑問、後者は断定でやんす。まるで『この人怪しい』と『この人は犯罪者』くらいの差があるでやんす。」
やきう
「なるほどな。でもワクチン反対派vs推進派の代理戦争みたいになっとるやんけ。知念氏はワクチン推進派の旗手やったんやろ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。だからこそ、冷静さを失ったのかもしれないでやんす。正義感が暴走すると、まるでブレーキの壊れた車のように、誰かを轢き殺してしまうでやんす。」
ずん
「罰金30万円って、作家にとっては痛くないのだ?原稿料でチャラなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「金額の問題じゃないでやんす。『前科者』という烙印が押されるのが痛いでやんす。まるで背中に『犯罪者』って刺青を彫られるようなもんでやんす。今後の執筆活動にも影響するでやんすよ。」
やきう
「でも医者やから食いっぱぐれはないやろ。小説書けんくなっても病院で働けばええんちゃう?」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす。医療業界も評判が命でやんすからね。『あの名誉毀損の先生』って陰で言われ続けるでやんす。患者も嫌がるでやんす。」
ずん
「じゃあボクたちはどうすればいいのだ?SNSで何も言えなくなるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。断定を避けて『〜だと思います』『〜かもしれません』と書けばいいでやんす。あと、証拠のないことは書かないでやんす。まるで地雷原を歩くように慎重にやればいいだけでやんす。」
やきう
「めんどくさすぎやろ。ワイはもう何も発信せんわ。引きこもってゲームしとくわ。」
でぇじょうぶ博士
「それが一番安全でやんすね。やきう君の場合、黙ってる方が世の中のためでやんす。」
ずん
「でも博士、この事件でワクチン問題の議論が萎縮しないか心配なのだ。みんな怖くて本当のこと言えなくなるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは杞憂でやんす。根拠のある批判なら問題ないでやんす。今回は『完全に偽造』と根拠なく断定したのが問題でやんす。まるで裁判官が証拠も見ずに有罪判決を出すようなもんでやんす。」
やきう
「つまり、ちゃんと調べてから発言しろってことか。当たり前のことやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「その当たり前ができないのが人間でやんす。特にSNSは脊髄反射で書き込んでしまうでやんすからね。まるで酔っ払いが暴言吐くようなもんでやんす。」
ずん
「じゃあボクもこれからは慎重に発言するのだ...って、ボクいつも適当なこと言ってるのだ!大丈夫なのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「ずん君の場合、誰も真に受けてないから大丈夫でやんす。むしろ真に受けられたら困るでやんす。」
ずん
「それって褒められてるのか馬鹿にされてるのかわかんないのだ...まあいいのだ。これからはSNSで『完全に』とか『絶対に』とか使わないようにするのだ。あ、でも『完全にお腹空いた』くらいなら大丈夫なのだ?」