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「主義者殺し」から「満州国フィクサー」へ…歴史の表裏を歩んだ甘粕大尉《謎多き生涯》 | 文春オンライン

2024/12/02 06:35

ずん

「甘粕大尉って、名前からして何かすごそうなのだ。でも、主義者殺しとかフィクサーとか、なんか物騒な響きがするのだ。」

でぇじょうぶ博士

「甘粕正彦でやんすね。彼は昭和初期の日本を象徴するような人物でやんす。軍人として出発し、大杉栄事件では社会主義者を弾圧。その後は満州国建設に深く関与した影の立役者でやんすよ。」

やきう

「いやいや、そんなもんただのヤバい奴やろ。ワイなら絶対近寄らへんわ。てか、『フィクサー』って言葉がもう胡散臭さ全開やないか?」

でぇじょうぶ博士

「確かに『フィクサー』というと裏社会的なイメージが強いでやんすが、甘粕の場合は国家レベルの工作活動を行った人物でやんす。満州映画協会を通じてプロパガンダ戦略にも携わり、日本の国策に大きく貢献したとも言えるでやんす。」

ずん

「えっ、それって映画作りながらスパイ活動してたみたいな感じなのだ?007みたいじゃないのだ!」

やきう

「お前、それ完全に映画見過ぎやろ。でもまあ、プロパガンダ映画作るとか、当時としては最先端の情報戦術っぽいけどな。」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす。当時の日本政府は映像メディアを使った宣伝工作に力を入れていたでやんす。その中心人物が甘粕だったわけで、その意味では彼は非常に先見性があったと言えるでやんすね。」

ずん

「でも結局、この人ってヒーローなの?それとも悪役なのだ?」

でぇじょうぶ博士

「それが難しいところでやんす。一方では国家への忠誠心と行動力を評価される一方、大杉栄事件などでは非道な手段を取ったことで批判も多い人物。それこそ歴史の表裏両面を体現した存在と言えるでやんす。」

やきう

「つまり、『善悪なんて見る角度次第』ってことか。ワイ的には、どっちでもええけどな。ただ、一つだけ言わせてもらうと…」

ずん

「何なのだ?」

やきう

「ワイも人生フィクサーになりたかったわ。でも現実は部屋から出られへんなぁ…草ァ!」

ずん

「じゃあまず部屋片付けるところから始めるべきなのだ!」