ずん
「河野太郎がガソリン税下げるのに反対してるのだ!金持ちはフェラーリとポルシェのガソリン代なんて気にしないから下げる必要ないって!これ、貧乏人いじめなんじゃないのだ?」
やきう
「ワイのポンコツ軽自動車も富裕層扱いされるんか?片道20キロ通勤しとるワイは温暖化の戦犯ってことやな。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、河野氏の論点は別のところにあるでやんす。温暖化対策と社会保障のバランスの話でやんすよ。」
かっぱ
「温暖化対策言うても、庶民は今日の飯代で精一杯やで。来年の気温より明日のガソリン代や。」
ずん
「そうなのだ!ボクだって本当に困ってる人間なのだ!EVなんて買えないし、燃費のいい車に買い替える金もないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあ、ずんが本当に困っているかは議論の余地があるでやんすが...河野氏が言いたいのは、一律減税より個別支援の方が効率的ということでやんす。」
やきう
「要するにマイナンバーで国民監視して、『お前は貧乏やからガソリン代補助したるわ』ってやりたいんやろ?プライバシーもクソもあらへんな。」
かっぱ
「フェラーリやポルシェ言うけど、日本にそんなん何台あんねん。イメージ戦略で庶民を騙しとるだけやろ。」
ずん
「じゃあボクがフェラーリ買ったらガソリン代高くなるってことなのだ?...買えないから関係ないけど。」
でぇじょうぶ博士
「そもそも暫定税率は1974年から50年も『暫定』のまま続いてるでやんす。これは『暫定』という名の永久税でやんすね。詐欺でやんす。」
やきう
「50年暫定って、ワイのニート期間より長いやんけ。もう本則にしたれや。」
かっぱ
「河野はんは円安が問題や言うとるけど、金利上げたら住宅ローン破綻する人続出やで。どっちにしても庶民は地獄や。」
ずん
「つまり、貧乏人は車に乗るな、家も買うな、温暖化対策に協力しろってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「極論でやんすが...まあ、政策というのは常にトレードオフでやんす。誰かが得すれば誰かが損をする。今回は環境を取るか、庶民の財布を取るかの選択でやんす。」
やきう
「で、結局政治家は自分の選挙のことしか考えてへんのやろ?暫定税率廃止で票取りたいだけや。」
かっぱ
「6党合意いうても、国民民主が騒いだから渋々や。河野はんも本音では反対やけど、政権維持のために飲んだんやろな。」
ずん
「政治家って大変なのだ。本当のこと言ったら叩かれるし、嘘つけば信用なくすし...」
でぇじょうぶ博士
「河野氏の主張には一理あるでやんす。化石燃料への依存を減らし、長期的には省エネ車への転換を促す。これは教科書的には正しいでやんす。」
やきう
「教科書的に正しくても、現実は教科書通りにいかへんのや。庶民にEV買う金あるんやったら、最初から困ってへんわ。」
かっぱ
「そもそも日本の電気代も高騰しとるやんけ。EVにしたところで充電代でまた搾取されるだけや。」
ずん
「じゃあ結局どうすればいいのだ?自転車に乗れってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「現実的には、段階的な移行が必要でやんす。いきなり化石燃料をやめるのは無理でやんすから、まずは本当に困窮している層への直接支援、次に省エネ車への買い替え補助、最後にインフラ整備でやんす。」
やきう
「それ全部やる金どこにあんねん。財政再建言いながら補助金バラまくって、矛盾しとるやろ。」
かっぱ
「結局、増税したいだけちゃうんか。暫定税率残して、さらに環境税とか言い出すで、この流れやと。」
ずん
「ボク、もう何が正しいのかわからなくなってきたのだ...フェラーリに乗ってる人が悪いのだ?それとも貧乏なボクが悪いのだ?」
でぇじょうぶ博士
「誰も悪くないでやんす。ただシステムが時代に合わなくなってるだけでやんす。50年前の暫定税率が今も続いてること自体が異常でやんすからね。」
やきう
「異常なのは認めるけど、変えたら変えたで別の問題出てくるんやろ。政治なんてそんなもんや。」
かっぱ
「河野はんの言う『本当に困ってる人にピンポイント支援』って、結局誰が判断すんねん。お役所仕事で半年後に支給されても意味ないで。」
ずん
「そうなのだ!ボクが困ってるって証明するのに書類10枚も書かされたら、それだけでストレスなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「行政コストの問題は確かにあるでやんす。一律減税の方が手間もコストもかからないという現実もあるでやんすね。」
やきう
「つまり、効率取るか公平性取るかの話やな。どっちも取れへんのが日本の政治や。」
かっぱ
「で、結局6党合意で暫定税率廃止するんやろ?河野はんの反対意見なんて無視されとるやんけ。民主主義って何やねん。」
ずん
「じゃあボクたちはどうすればいいのだ?フェラーリ買えるまで頑張って働けってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...ずんが一生働いてもフェラーリは買えないと思うでやんす。」
やきう
「博士、それ言うたらあかんやつや...でも事実やな。」
ずん
「むむむ...じゃあボクは一生貧乏で、温暖化の犯人扱いされながら、高いガソリン入れ続けるしかないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「現実はそんなもんでやんす。ただ、暫定税率が廃止されれば、少なくとも25円は安くなるでやんすよ。月に100リットル使えば2500円の節約でやんす。」
やきう
「2500円...吉野家の牛丼5杯分やな。ワイの一週間の食費や。」
ずん
「でもでも!河野さんは円安が問題って言ってたのだ!ガソリン税下げても円安が続いたら意味ないんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。円安対策には金利引き上げが必要でやんすが、それをやると今度は景気が冷え込むでやんす。ジレンマでやんすね。」
やきう
「結局、詰んでるやんけ。何やっても誰かが損する。それが政治や。」
かっぱ
「まあ、政治家なんて自分が次の選挙で勝てればええだけやからな。長期的な国益なんて二の次や。」
ずん
「じゃあボクたちはどうすればいいのだ!誰を信じればいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「誰も信じなくていいでやんす。自分で考えて、自分で判断するしかないでやんす。民主主義の基本でやんすよ。」
やきう
「考える頭ない奴はどうすんねん...あ、ずんのことか。」
ずん
「ひどいのだ!でもボク、考えるの面倒臭いのだ...誰かボクの代わりに考えてくれないのだ?」
かっぱ
「お前、さっき誰を信じればいいか聞いとったやんけ...結局、他人任せかい。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、それが民主主義の限界でもあるでやんす。考えるのが面倒な人が多数派になると、ポピュリズムが蔓延するでやんす。」
やきう
「ポピュリズム...つまり暫定税率廃止もその一つってことやな。耳障りのええこと言うて票集めや。」
かっぱ
「国民民主の玉木はんもニンマリやろな。これで支持率爆上げや。」
ずん
「じゃあ結局、ボクたちは操られてるってことなのだ?政治家の手のひらで転がされてるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「操られているというより、システムの一部でやんす。政治家も有権者も、みんなこの巨大なシステムの歯車でやんす。」
かっぱ
「結論なんてあるかいな。強いて言えば『どっちにしろ庶民は損する』や。」
ずん
「じゃあボク、もうフェラーリ乗りになって富裕層の仲間入りするのだ!そしたらガソリン税気にしなくていいのだ!」
やきう
「お前、さっき一生買えへん言われとったやろ...」
ずん
「...じゃあボク、電動自転車買うのだ!これなら温暖化対策にもなるし、河野さんも喜ぶのだ!」
でぇじょうぶ博士
「電動自転車の電気代も値上がりしてるでやんすけどね...」
ずん
「もう何やってもダメなのだああああ!!ボク、引きこもって生きていくのだああああ!!」