ずん
「社民党が消滅寸前なのだ!このままじゃ歴史の教科書にしか載らなくなるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、これは深刻でやんすね。衆院唯一の議席を失うということは、社民党が国会から完全に姿を消すということでやんす。」
やきう
「ワイ、正直言うと社民党がまだ存在してたこと自体驚きやで。てっきりもう博物館入りしとるかと思っとったわ。」
でぇじょうぶ博士
「やきうの言う通り、党勢は厳しい状況でやんす。だからこそ新垣氏は福島党首に衆院へのくら替えを提案したでやんすが...」
ずん
「でも断られたんだよね?福島さんって参院議員なのに、なんでくら替えしないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこが政治の難しいところでやんす。参院は6年任期で比較的安定してるでやんすからね。衆院は解散リスクがあるでやんす。まるで正社員が派遣社員になるようなもんでやんす。」
やきう
「要するに福島さんは安全地帯から離れたくないってことやろ?そら党も衰退するわな。リスク取らん組織に未来なんかあるかいな。」
かっぱ
「せやけど、離党届を郵送て...受け取り拒否されて郵便ポストに投函って、まるで別れ話を一方的にLINEで送りつけるようなもんやん。」
でぇじょうぶ博士
「話を戻すでやんす。新垣氏は9月と10月の2回も離党届を出したのに慰留されたでやんす。これは党として議席を失いたくない焦りの表れでやんすね。」
かっぱ
「そら必死やろな。衆院ゼロ議席になったら、もう政党要件満たせんくなるかもしれんし。」
ずん
「でも、無理に引き止めても意味ないんじゃないのだ?嫌がってる人を縛り付けても...」
やきう
「ブラック企業の退職妨害と一緒や。辞めさせへんで攻撃やな。でも郵送で強制的に辞めるとか、新垣氏もなかなかやるやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「興味深いのは、新垣氏が無所属になっても会派は「立憲民主党・無所属」に残るという点でやんす。つまり実質的な影響力はほぼ変わらないでやんす。」
かっぱ
「ほな、社民党って看板だけの問題やったってことか?中身は立憲と変わらんかったんやな。」
ずん
「じゃあ最初から立憲に合流すればよかったのでは...?社民党って何のために存在してるのだ?」
やきう
「老人ホームやろ。福島党首の居場所確保のためや。新垣氏はそれに気づいて脱出しようとしとるんやで。」
でぇじょうぶ博士
「辛辣でやんすが、的を射てるでやんすね。政党として機能するには国会議員を増やす必要があるでやんすが、そのための戦略で意見が合わなかったと。」
かっぱ
「沖縄の社民支持者は可哀想やな。唯一の衆院議員が離党って、完全に梯子外されとるやん。」
ずん
「新垣さんは謝罪してたけど、本当に申し訳ないと思ってるのかな?だって自分から離党するんだよね?」
やきう
「形だけの謝罪や。政治家の「申し訳ない」ほど信用ならんもんはないで。本当に申し訳ないと思っとったら離党せえへんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、新垣氏の立場も理解できるでやんす。沈みゆく船から脱出するのは生存本能でやんすからね。党勢拡大の提案を却下され続けたら、見切りをつけるのも当然でやんす。」
かっぱ
「せやけど、2021年初当選で現在2期目やろ?社民の看板で当選しといて、たった数年で離党て...有権者からしたら詐欺みたいなもんちゃうか。」
ずん
「でも党が成長しないなら、議員個人として活動した方がいいような気もするのだ。」
やきう
「お前、ほんまに何も分かっとらんな。政治家にとって党は営業ツールや。個人で戦うより組織の看板あった方が圧倒的に有利なんやで。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。だからこそ新垣氏の離党は大きな賭けでやんす。無所属になれば次の選挙で苦戦する可能性が高いでやんす。まるで傘なしで台風の中を歩くようなもんでやんす。」
かっぱ
「ほな結局、社民党はどないなるんや?参院だけの政党として細々と生き延びるんか?」
やきう
「もう実質的には終わっとるやろ。あとは福島党首が引退するまでの延命措置や。まるでゾンビ企業みたいなもんやな。」
ずん
「じゃあボクが社民党を立て直してあげるのだ!若い力で党を再生させるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずん、お前は政治家になる前に、まず自分の生活を立て直すべきでやんす。」
かっぱ
「ワイもそう思うわ。社民党より先にお前の人生が終わりそうやもんな。」
ずん
「...じゃあボク、社民党の最後を看取る係になるのだ!歴史の証人として記録に残すのだ!」