ずん
「スキャンダルだらけなのだ!日本のエンタメ界、終わってるのだ!」
やきう
「ワイかて毎日スキャンダル起こしとるわ。ただし誰も興味ないだけやけどな。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、週刊文春の10月号は、まるで動物園の猛獣ショーみたいなラインナップでやんすね。アイドルの二股、野球選手の禁断愛、そして極めつけは米倉涼子さんへのマトリの家宅捜索でやんす。」
ずん
「マトリって何なのだ?新しいお寿司の種類なのだ?」
やきう
「お前アホか。麻薬取締官のことやで。まあワイも毎日ニートという麻薬にハマっとるけどな。」
でぇじょうぶ博士
「興味深いのは、読者が最も『衝撃!』ボタンを押した記事がどれかということでやんすね。おいらの予測では、米倉涼子さんの件が1位でやんす。なぜなら、知名度と意外性の積が最大だからでやんす。」
ずん
「でも博士、二股の方が面白いと思うのだ。だってボク、三股くらいできそうな気がするのだ!」
やきう
「お前、彼女おらんやろ。ゼロに何かけてもゼロやぞ。算数からやり直せや。」
でぇじょうぶ博士
「実は二股スキャンダルというのは、日本人の倫理観を刺激する最高のコンテンツなんでやんす。一夫一婦制という建前と、本能的な欲望のギャップが生み出すドラマでやんすからね。」
ずん
「じゃあ、みんな心の中では二股したいってことなのだ?」
やきう
「当たり前やろ。ワイなんて毎日、右手と左手で二股しとるわ。どっちも振ってくれんけどな。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...。しかし、週刊文春の戦略は見事でやんす。電子版の『衝撃!』ボタンで読者の反応を定量化し、それをランキング化することで、さらなる購読者を獲得する。まさにデータドリブンなジャーナリズムでやんす。」
ずん
「なんか難しい話になってきたのだ。要するに、みんなスキャンダル大好きってことでいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。人間という生物は、他人の不幸や醜聞を見ることで、自分の人生がマシだと錯覚する生き物でやんすからね。まるで動物園の檻の外から猿を眺めているようなものでやんす。」
やきう
「ワイも檻の中の猿みたいなもんやけどな。誰も見に来んけど。」
ずん
「でも、こんなにスキャンダルが多いと、もう何が本当で何が嘘かわかんないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それこそが現代メディアの本質でやんす。真実かどうかより、どれだけ人々の興味を引けるかが重要なんでやんす。まるで、栄養価より味付けを重視するジャンクフードみたいなもんでやんすね。」
やきう
「せや。ワイも毎日ジャンクな人生送っとるわ。でもうまいで。」
ずん
「じゃあボクも明日から、スキャンダル起こして有名になるのだ!」
やきう
「お前が起こせるスキャンダルなんて、せいぜいコンビニで会計前にガム食うくらいやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、スキャンダルというのは、社会の闇を映す鏡でもあるでやんす。有名人だけが槍玉に上がるのは、彼らが公人だからでやんすが、一般人だって同じようなことをしているはずでやんす。」
ずん
「じゃあ、みんな隠してるだけなのだ?こわいのだ!」
やきう
「当たり前やろ。世の中、バレてないだけの犯罪者だらけや。ワイもその一人やけどな。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...。結局、週刊文春が儲かるだけの話でやんすよ。月額プラン2カ月半額なんて、まるでスーパーの特売日みたいなもんでやんす。でもみんな買っちゃうでやんすよね。」
ずん
「じゃあボクも買って、スキャンダルを勉強するのだ!そして将来、立派なスキャンダル俳優になるのだ!」