ずん
「破産から7年でクレカ4枚って、これむしろ勝ち組なのでは?」
でぇじょうぶ博士
「おいおい、ずん。それは視点がずれているでやんす。CICスコア500は下位10%未満、つまり100人中90人以上に負けてる状態でやんすよ」
やきう
「ワイも昔カード止められたことあるけど、結局デポ型とか使わんでも普通に復活したで。この人、回り道しすぎちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「それは運が良かっただけでやんす。この記事の真価は『確実な道筋』を示したことにあるでやんす。特にNEXUS→メルカード→銀行系という段階的アプローチは理にかなってるでやんす」
ずん
「でもさ、24ヶ月カード使い続けろって...ボク、そんな計画性ないのだ」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。しかしこの記事で最も重要なのは『入金状況が36.5%のウェイト』という事実でやんすね。毎月1円でもいいから使って$マークを積み重ねる、これが鉄則でやんす」
ずん
「1円でいいって...じゃあ毎月自販機でジュース買えばいいのか?」
でぇじょうぶ博士
「その発想は悪くないでやんすが、自販機はクレカ使えないことが多いでやんすよ。Amazonで何か安いもの買うとか、サブスクの支払いに充てるのが確実でやんす」
やきう
「てかリボ払いがスコアに悪影響ってマジか。ワイ、ずっとリボにしてポイント稼いどったわ...」
でぇじょうぶ博士
「それはまずいでやんすね。リボは『P』表示になってネガティブ評価を受ける可能性があるでやんす。短期的なポイントより長期的な信用の方が遥かに価値があるでやんすよ」
ずん
「でもさ、この人は結局メルカードゴールドまで行けたわけでしょ?なら破産してもなんとかなるってことじゃん」
やきう
「お前、それ『交通事故起こしても保険あるから平気』って言うてるのと同じやぞ」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。この記事が示しているのは『10年かけてようやく正常化の目処が立った』という現実でやんす。その間、住宅ローンも組めず、子供の教育ローンの保証人にもなれず...」
ずん
「うわ...10年って長すぎるのだ。ボクの人生の三分の一じゃん」
やきう
「お前30歳なんか。もっと年寄りかと思っとったわ」
でぇじょうぶ博士
「しかも興味深いのは『外資系は避けろ』『社内ブラックは永久』という指摘でやんすね。一度失った信用を取り戻すには、相当な戦略性が必要だということでやんす」
ずん
「でもメルカードって、なんかフリマアプリのカードってイメージで安っぽくない?」
やきう
「お前、スコア500の人間が何言うてんねん」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、メルカードの評価は正当でやんすよ。『法定途上与信のみ』『毎月の枠更新』『先払いによる枠回復』という特徴は、信用回復中の人にとって理想的な設計でやんす」
ずん
「じゃあボクも今からメルカード作ればいいのか?」
でぇじょうぶ博士
「ずんは破産してないでやんすよね?だったら普通に銀行系カード作れるはずでやんす。わざわざ遠回りする必要はないでやんす」
やきう
「この記事、結局『真面目にコツコツやれ』って当たり前のこと言うてるだけやん」
でぇじょうぶ博士
「当たり前のことを当たり前にできないから破産するんでやんす。そして当たり前のことを当たり前に積み重ねることでしか信用は回復しない、それがこの記事の本質でやんすよ」
ずん
「なんか...急に説教臭くなったのだ。でもボク思ったんだけど、この人、結局4枚もカード持ってるなら、もう1枚くらい増やして『平均4枚』にすればスコア上がるんじゃないの?」
やきう
「お前、記事読んでへんやろ。『半年に1枚』のルール守らなアカンって書いてあったやろ」
でぇじょうぶ博士
「実はずんの指摘も一理あるでやんす。確かに平均枚数に近づけることは理論上スコアアップに繋がるでやんすが、新規契約は『最も新しい契約期間』というマイナス要因も生むでやんす。要はバランスでやんすね」
でぇじょうぶ博士
「シンプルでやんす。持っている4枚を毎月使い続け、利用率30%以下を維持し、延滞せず、あと2〜3年待つ。それだけで喪が明けて、普通の人と同じ土俵に立てるでやんす」
やきう
「2〜3年か...人生狂わすには十分な時間やな」
ずん
「でもさ、この記事読んで思ったんだけど、クレカの審査基準ってブラックボックスすぎない?もっと透明化すべきなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは一理あるでやんすが、完全に透明化すると『ハック』する人間が出てくるでやんす。例えば審査前だけ利用率を下げるとか、24ヶ月だけ死蔵カードを使うとか...」
でぇじょうぶ博士
「...やきう君、それは本末転倒でやんす。信用情報というのは『信用に足る人間かどうか』を測るものであって、テクニックで誤魔化すものではないでやんすよ」
ずん
「でもぉ、みんなそうやってズルしてるなら、正直者がバカを見るってことじゃん!ボクも今日からリボ払いやめて、カード4枚に増やして、毎月1円ずつ使って...」
でぇじょうぶ博士
「...ずん、まさかお前、スーパーホワイトなのか?」
ずん
「だってクレカって怖いし、現金で十分だと思ってたのだ!それに審査とか面倒くさいし...」
やきう
「お前もう30やろ?それはヤバいで。この記事の人よりヤバいかもしれんわ」
でぇじょうぶ博士
「確かに...30歳でクレカ0枚は、金融機関から見たら『何か事情がある人』と推定されるでやんす。今からでも遅くないから、まずは1枚作るべきでやんす」
ずん
「え、じゃあボクも破産者と同じルート辿らなきゃダメなの?デポジット型から?」
でぇじょうぶ博士
「いや、ずんは信用事故を起こしてないからまだマシでやんす。まずは銀行のキャッシュカード一体型とか、審査の緩い流通系カードから始めるといいでやんす」
やきう
「イオンカードとか楽天カードやな。主婦でも通るレベルやし」
でぇじょうぶ博士
「主婦は立派な職業でやんすよ!しかし現代社会において『クレジットヒストリーがない』というのは、それくらい不利な立場にあるということでやんす」
ずん
「じゃあボク、今すぐ作るのだ!でも何枚作ればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。焦って申し込みまくると『申込ブラック』になって、全部否決される可能性があるでやんす。まずは1枚、確実に取れるものを狙うべきでやんす」
ずん
「なんか...クレカ作るだけでこんなに大変なのか。もう現金でいいや」
でぇじょうぶ博士
「今後、住宅ローンや車のローン、子供の教育ローンなど、人生の重要な場面で必ず信用情報が必要になるでやんす。今のうちにコツコツ育てておかないと、いざという時に困るでやんすよ」
ずん
「でもボク、結婚の予定もないし、家買う金もないし、車も興味ないのだ」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、確かにずんの言うことも一理あるでやんす。全ての人にクレジットカードが必要かと言われれば、そうではないでやんす。しかし『選択肢がない』のと『選択肢があって選ばない』のは全く違うでやんすよ」
ずん
「...なんか深い話になってきたのだ。でもボク、この記事読んで一つだけわかったことがあるのだ」
ずん
「破産するのも、クレカ作らないのも、結局は『面倒くさいから後回し』にした結果なんだなって。だからボク、今日からちゃんとするのだ!...明日から」