ずん
「Skebで『生活費ピンチなので依頼募集します』って書いて稼いでる人、最近めちゃ増えてるらしいのだ。これ天才なんじゃねえのだ?」
やきう
「アホか。そんなん同情商法やんけ。クリエイターの尊厳とか考えへんのか。」
でぇじょうぶ博士
「いや、待つでやんす。その背景にはもっと深刻な社会構造があるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「そもそも『毎日決まった時間に出勤して8時間働く』というのは、実は健康な人間にしかできない特権でやんす。持病持ちや育児介護を抱える人には、絵の仕事が唯一の収入源になるでやんす。」
やきう
「なるほどなぁ...でも、それって甘えちゃうんか?ワイの会社にも体調悪い奴おるけど、みんな這ってでも出勤しとるで。」
でぇじょうぶ博士
「それは這わせてる会社が悪いでやんす。」
ずん
「でもさあ、困窮アピールすると単価下がるって話じゃん。それってクリエイター全体に迷惑かけてるってことだよね?ボク賢いから気づいちゃったのだ。」
でぇじょうぶ博士
「確かにそうでやんすが、筆者はもっと本質的な問題提起をしてるでやんす。B型作業所での内職が時給100円なのに対して、Skebの『低単価』が5000円。この差は一体何を意味するでやんすか?」
やきう
「...つまり、障害者の内職がクソ安すぎるってことか?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。『働く』と『経済的自立』の間に、あまりにも深い溝があるでやんす。マイペースに働いても生きていける選択肢が、絵以外にもっと必要だという話でやんす。」
ずん
「なるほどー。でも結局、絵が上手い人だけが得するシステムなんじゃないのだ?ボクみたいな絵心ゼロの人間は詰んでるのだ。」
やきう
「お前、今回の話全然理解してへんやろ。絵の上手い下手の話ちゃうねん。」
でぇじょうぶ博士
「『多様な働き方が社会に必要』という話でやんす。絵はたまたまその一例に過ぎないでやんす。育児、介護、持病...様々な理由で『普通の働き方』ができない人が、それでも自立できる社会を作るべきだという提言でやんす。」
やきう
「でもさ、そういう奴らって結局、ワイら健常者の税金で生きとるんやろ?自己責任やん。」
でぇじょうぶ博士
「...その理論で言えば、やきうさんもいつか交通事故や病気で『その側』になる可能性があるでやんす。その時、『自己責任』と切り捨てられて満足でやんすか?」
ずん
「まあでもさ、絵で稼ぐのって結局『好きなことで生きていく』系の話でしょ?甘えじゃんって思っちゃうのだ。」
でぇじょうぶ博士
「違うでやんす。筆者にとって絵は『好きなこと』ではなく『唯一できること』なんでやんす。そしてそれは、元々リハビリとして始めた水彩画を500円で売ることから始まったでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。でも筆者はそこから少しずつ価格を上げ、『家にお金を入れられる』『経済的に自立できる』レベルまで育てたでやんす。これは『甘え』ではなく、生き残るための戦略でやんす。」
ずん
「うーん...でも、そもそも『困窮アピール』って、なんか...ダサくない?ボクだったら絶対やらないのだ。」
やきう
「お前、自分が困窮した時のこと想像してへんやろ。プライドで飯は食えんのやで。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。筆者が問題視しているのは、『困窮アピールが単価を下げる』という市場の歪みと同時に、『そうせざるを得ない人々が大量に存在する』という社会構造そのものでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。内職レベルの作業でも、ちゃんと生活できる賃金を払う。在宅で、マイペースで、体調に合わせて働ける仕事を増やす。そういう選択肢を社会全体で作っていくことでやんす。」
やきう
「それって、企業にとってはコスト増やんけ。誰が負担すんねん。」
でぇじょうぶ博士
「その『誰が負担するか』という議論こそが、今まさに必要な議論でやんす。このままだと、弱者が弱者を食い合う地獄になるでやんす。」
ずん
「うわあ...なんか急に重い話になったのだ。」
でぇじょうぶ博士
「でも、この記事が示しているのは希望でもあるでやんす。筆者は実際に、内職100円から絵の仕事で自立するところまで道を切り開いたでやんす。つまり、『不可能ではない』という実例でやんす。」
ずん
「でもそれって、結局『絵が描ける特殊能力』があったからでしょ?ボクみたいな凡人には無理なのだ。」
やきう
「お前、さっきから自分を凡人扱いしとるけど、それ以下やからな。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、確かに絵という選択肢は万能ではないでやんす。だからこそ筆者は『絵以外にも、もっと多様な選択肢を』と訴えているでやんす。データ入力、文字起こし、簡単なプログラミング...色々あるでやんす。」
やきう
「でもそういうのって、結局AIに取られるんちゃうん?」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ...。AIの台頭で、『単純作業で稼ぐ』という道はどんどん狭まってるでやんす。これはまた別の大問題でやんす。」
ずん
「じゃあ結局、詰んでるじゃん!どうすればいいのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「落ち着くでやんす、ずん。AIに取られない仕事を考えるなら、『人間らしさ』『温かみ』『個性』が重要になってくるでやんす。まさに、手描きのイラストみたいなものでやんすね。」
ずん
「あーなるほど。つまり、AIが発達すればするほど、人間の手仕事の価値が上がるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その可能性はあるでやんす。でも同時に、『AIでできることを人間がやる意味』を常に問われ続けることになるでやんす。」
やきう
「しんどい時代やなあ...。ワイ、もう考えるのやめてええか?」
でぇじょうぶ博士
「ダメでやんす。考えるのをやめた瞬間、社会は弱者を切り捨てる方向に進むでやんす。」
ずん
「うーん...でも正直、ボクはまだ健康だし、普通に働けるから、あんまり実感湧かないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「...その『他人事』という態度こそが、筆者が最も訴えたいことかもしれないでやんす。誰だって、明日から『その側』になる可能性があるでやんす。交通事故、病気、介護...。そうなった時、社会が『自己責任』と切り捨てるのか、それとも『別の働き方』を用意してくれるのか。それが今、問われてるでやんす。」
ずん
「...わかったのだ。じゃあボク、これから困ってる人を見かけたら優しくするのだ。」
でぇじょうぶ博士
「いや、それも大事でやんす。でも、もっと大事なのは『システムを変えること』でやんす。個人の善意に頼るのではなく、誰でもマイペースに働いて生きていける仕組みを作ることでやんす。」
ずん
「難しいのだ...。でも、とりあえずボクにできることって何なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まずは『知ること』でやんす。こういう記事を読んで、世の中にはこういう人たちがいると知る。そして、選挙の時に『多様な働き方を支援する政策』を掲げる候補者に投票する。それだけでも十分でやんす。」
ずん
「でもさ、結局この問題って、答えがないよね?ボク、答えのない問題嫌いなのだ。」
やきう
「お前、人生舐めとるやろ。答えのある問題なんて学校のテストだけやぞ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。でも、答えがないからこそ、みんなで考え続けることが大事でやんす。この記事も、一つの『問いかけ』でやんす。」
ずん
「...なんか疲れたのだ。もうちょっと楽しい話しようよ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、たまには休憩も必要でやんす。でも、この話を忘れないでほしいでやんす。いつか、あなた自身が『困窮アピール』する側になる日が来るかもしれないでやんすから。」
ずん
「...やだなあ、そんな日。来ないでほしいのだ。」
やきう
「来ないようにするには、今から備えとくしかないんやで。貯金とか、スキルとか。」
でぇじょうぶ博士
「それも大事でやんすが、個人の努力だけではどうにもならないこともあるでやんす。だからこそ、社会全体で支え合う仕組みが必要でやんす。」
ずん
「うーん...。じゃあ、とりあえずボクは絵の練習でもしてみるのだ。いつか困った時のために。」
やきう
「お前、絵心ないって自分で言うてたやんけ。」
ずん
「今から練習すればいいのだ!ボクは賢いから、きっとすぐ上手くなるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...その前向きさは評価するでやんすが、絵だけが答えじゃないでやんす。自分に合った『マイペースに働ける方法』を見つけることが大事でやんす。」
やきう
「寝ることやろ。お前、それしかできへんやん。」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、冗談はさておき。この記事が示しているのは、『生きる』『働ける』『経済的自立』の三つが、今の社会ではあまりにも乖離しているということでやんす。この距離を縮めるのが、これからの社会の課題でやんす。」
ずん
「うーん...。じゃあ、ボクが総理大臣になったら、その距離を縮めるのだ!」
ずん
「ひどいのだ!でもボク、本気で考えたのだ。みんながマイペースに働ける社会って、めっちゃいいと思うのだ。」
でぇじょうぶ博士
「やんす。それが実現すれば、もっと多くの人が『生きる』ことと『働く』ことを両立できるでやんす。」
やきう
「でも、そんな社会、本当に実現できるんか?理想論すぎひん?」
でぇじょうぶ博士
「難しいでやんすが、不可能ではないでやんす。北欧諸国などでは、柔軟な働き方が広く認められているでやんす。日本も、少しずつ変わりつつあるでやんす。」
ずん
「じゃあ、ボクもその『変わりつつある』の一部になりたいのだ!」
ずん
「今は本気なのだ!だって、ボクだっていつか困るかもしれないじゃん。その時、社会が助けてくれないと困るのだ。」
でぇじょうぶ博士
「...その気づきが、最初の一歩でやんす。」
やきう
「なんや、ええ話やんけ。ワイも少し考えるわ。」
ずん
「よし!じゃあみんなで、もっと優しい社会を作るのだ!...ところでさ、今日の晩飯何食べるのだ?」
ずん
「だって、お腹空いたのだ!『生きる』ためにはまずメシが必要なのだ!ボクは賢いから、優先順位がわかってるのだ!」