**ずん
** 「やばいのだ!10人に1人が年金前倒しって、みんな我慢できないってことなのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあ、そういうことでやんすね。物価高騰で明日の生活もままならないから、減額覚悟で前倒し受給に走る人が増えてるでやんす。」
**やきう
** 「ワイから言わせりゃ、そもそも年金制度自体がポンジスキームやんけ。若者が高齢者を支える構造なんて、人口減少社会で破綻するに決まっとるわ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「手厳しいでやんすが、一理あるでやんすね。繰り上げ受給は60歳から可能でやんすが、1か月早めるごとに0.4%減額されるでやんす。65歳から受け取るのが標準で、70歳まで繰り下げれば42%増額されるでやんすよ。」
**ずん
** 「じゃあ70歳まで我慢すればお得なのだ!」
**やきう
** 「アホか。70歳まで生きられる保証どこにあんねん。しかも増額分を取り戻すには82歳まで生きなあかんのやで。」
**でぇじょうぶ博士
** 「実はその計算、健康寿命を考慮してないでやんす。医療費や介護費を差し引くと、結局どっちがお得かなんて誰にもわからんでやんすよ。」
**ずん
** 「えぇ...じゃあみんなギャンブルしてるってことなのだ?記事には宝くじ買いに行く人もいたって書いてあるのだ。」
**やきう
** 「せやな。年金もギャンブル、宝くじもギャンブル。どっちも期待値マイナスや。もう笑うしかないわ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「ただ、宝くじの還元率は約46%でやんすが、年金はちゃんと国が保証してる制度でやんす。一緒にしちゃダメでやんすよ。」
**ずん
** 「でも『1000円でも上げて』って声、切実すぎるのだ...」
**やきう
** 「そら切実やろ。国民年金の平均受給額って月5万6000円やで。家賃払ったら終わりや。これで物価高騰とか、もう詰んどるやんけ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「だから働く高齢者が増えてるでやんす。でも体力的に厳しい人は、減額覚悟で繰り上げ受給を選ぶしかないでやんすね。まさに『清貧』を強いられてる状況でやんす。」
**ずん
** 「清貧って...江戸時代かよってツッコミ待ちなのだ?」
**やきう
** 「ワイもツッコみたいとこやが、実際そうなっとるからな。しかも年金の実質価値は毎年目減りしとる。これをマクロ経済スライドって言うんやけど、要は『静かな減額』や。」
**でぇじょうぶ博士
** 「その通りでやんす。物価が上がっても年金額の上昇は抑制される仕組みでやんすからね。毎年じわじわ貧しくなっていく構造でやんす。」
**ずん
** 「じゃあボク、もう年金当てにしないで今のうちに使い切るのだ!」
**やきう
** 「それはそれでアホやろ。お前みたいなやつが老後破産するんや。」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあ、理想は自助努力でやんすね。iDeCoやNISAで資産形成するのが賢明でやんす。ただし、それができる余裕がある人限定でやんすけど。」
**ずん
** 「余裕がない人はどうすればいいのだ?」
**やきう
** 「知らんがな。国に文句言うか、宝くじ当てるか、どっちかやろ。ワイは宝くじの方がまだ夢があると思うけどな。」
**でぇじょうぶ博士
** 「やきうの皮肉はさておき、現実的には生活保護という最終セーフティネットがあるでやんす。でも尊厳の問題もあって、なかなか踏み切れない人が多いでやんすね。」
**ずん
** 「結局、どうすればいいのか分からなくなってきたのだ...」
**やきう
** 「それが正常な反応や。この国の年金制度は、理解できたら負けなんやで。」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあ、確かにそうでやんすね。制度が複雑すぎて、専門家でも完璧に理解してる人は少ないでやんす。だからこそ、自分の状況に合わせて選択するしかないでやんすよ。」
**ずん
** 「じゃあボクは今から宝くじ売り場に行くのだ!だって選択肢がそれしかないのだ!」