**ずん**
「7000字の弁明文書って、ラノベの序章より長いのだ!これは『異世界転生したら市長の秘書課長だった件』なのだ?」
**やきう**
「ワイ、この文書読んだけどな、『打合せのためにラブホ使った』って言い訳が斬新すぎて草生えるわ。会議室不足かよ。」
**でぇじょうぶ博士**
「む...これは興味深い事案でやんすね。まず事実関係を整理するでやんす。前橋市長と秘書課長が複数回ラブホテルで密会していたことが発覚し、秘書課長が7000字超の弁明文書を提出したでやんす。」
**ずん**
「でも博士、『男女の関係は一切ない』って主張してるのだ。これって信じられるのだ?」
**やきう**
「お前アホか。ラブホで打合せって、アダルトビデオの設定やんけ。『電気が止まって困ってる』並みに現実味ないわ。」
**でぇじょうぶ博士**
「確かに不自然でやんすが、注目すべきは文書の構造でやんす。12項目8ページという体裁は、法的な防御を意図した高度に計算された文書でやんす。弁護士が関与していることからも、訴訟を見据えた戦略的文書と言えるでやんすね。」
**ずん**
「でも『市長を守るための妙案』って、守ってないのだ!むしろ大炎上してるのだ!」
**やきう**
「守備率.000の守備妙案で草。こんなん炎上商法やろ。前橋市のPRとしては大成功やんけ。」
**でぇじょうぶ博士**
「興味深いのは、秘書課長が『私の車で合流』と具体的な密会手法まで明かしている点でやんす。これは透明性をアピールすることで、逆説的に潔白を主張する高等戦術でやんすね。まるでポーカーでわざと手札を見せるようなものでやんす。」
**やきう**
「無理やろ。7000字も書いて『打合せやった』って言い張るの、むしろ怪しさ倍増やんけ。普通は『すみませんでした』の一言で終わるやろ。」
**でぇじょうぶ博士**
「実はここに政治的な深謀遠慮があるでやんす。市長42歳、秘書課長はそれより年上。『市長が説明すると部下への責任転嫁に見える』という言い訳は巧妙でやんす。つまり、秘書課長が防波堤になることで市長のダメージを最小化する戦略でやんすね。」
**ずん**
「なるほど!つまり秘書課長は市長の盾なのだ!」
**やきう**
「盾にしては穴だらけやけどな。『最初はカラオケボックスだった』って、段階的にグレードアップしてるのが笑えるわ。次は何や、高級ホテルのスイートか?」
**でぇじょうぶ博士**
「しかし、最も注目すべきは文書末尾の『市長は、決して泣き虫ではありません』という一文でやんす。これは明らかに市長の人格擁護でやんすが、逆説的に『市長が泣いた可能性』を示唆しているでやんすね。」
**ずん**
「え!?市長泣いたのだ!?なんか急に可哀想になってきたのだ...」
**やきう**
「42歳の市長が泣くとか、メンタル弱すぎやろ。ワイなんか毎日泣いとるけど、誰も気にせんで。」
**でぇじょうぶ博士**
「実はこれ、心理学的に興味深い現象でやんす。公人のスキャンダルでは、『弱さを見せる』ことが時として有効な戦略になるでやんす。同情を誘う効果があるでやんすからね。ただし、今回のケースでは逆効果の可能性が高いでやんすが。」
**ずん**
「じゃあ、この騒動、今後どうなるのだ?」
**やきう**
「辞職か、強行突破の二択やろ。でも7000字も弁明しといて辞めるんやったら、最初から謝って辞めた方がマシやったな。」
**でぇじょうぶ博士**
「予想するに、市議会での追及が激化するでやんす。7000字の文書は逆に『追及すべきポイント』を12個も提供してしまったでやんすからね。まるで敵に攻略本を渡すようなものでやんす。特に『私の車で合流』という具体的な記述は、公用車使用の有無など、新たな疑惑を生むでやんすね。」
**ずん**
「うわぁ...完全に自爆してるのだ。でも博士、なんでこんなミスをしちゃったのだ?」
**やきう**
「恋は盲目やからな。いや、『打合せは盲目』か?どっちでもええわ。」
**でぇじょうぶ博士**
「政治的には、これは前橋市政への信頼を著しく損なう事態でやんす。市長が若くして当選した改革派だっただけに、支持者の失望は大きいでやんすね。まるでロケットの打ち上げ直後に爆発するようなものでやんす。」
**やきう**
「前橋市民ワイ、風評被害で草も生えん。これからラブホ密会のメッカとして観光PRするんか?『恋と打合せの街・前橋』とか。」
**でぇじょうぶ博士**
「冗談はさておき、今後の展開としては、①市議会での百条委員会設置、②リコール運動の開始、③次期選挙への影響、この3つが考えられるでやんす。特に注目すべきは、秘書課長の『家族ぐるみの付き合い』という記述でやんすね。これが事実なら、さらなる人間関係の複雑さが浮上するでやんす。」
**ずん**
「家族ぐるみ!?それってもっとヤバイやつなのだ!」
**やきう**
「家族公認の密会とか、もうこれ昼ドラの設定やろ。脚本家呼んでこいや。」
**でぇじょうぶ博士**
「しかし、この事件が示唆する本質的な問題は、日本の政治文化における『透明性の欠如』でやんす。なぜカラオケボックスやラブホテルで密談する必要があったのか。それは市役所内での議論が機能していない証左でやんすね。まるで密室政治の縮図でやんす。」
**ずん**
「うーん、難しいのだ。でもボク思ったのだ。そもそも『打合せ』って本当だったとしても、なんでラブホなのだ?コメダ珈琲じゃダメだったのだ?」
**やきう**
「せやな。コメダなら炎上せんかったわ。シロノワール食いながら市政語るとか、むしろ好感度上がるやろ。」
**でぇじょうぶ博士**
「それが問題の核心でやんす。『密談の場所』として不適切な選択をした時点で、たとえ本当に打合せだったとしても、公人としての判断力を疑われるでやんす。まるで消防士が火を消すのにガソリンを使うようなものでやんすね。」
**ずん**
「なるほど...つまりこの騒動、どう転んでも市長と秘書課長の負けなのだ?」
**やきう**
「当たり前やろ。7000字書いた時点で詰んどるわ。弁明が長いほど嘘くさいの、世の常識や。」
**でぇじょうぶ博士**
「最後に一つ、心理学的考察を加えるでやんす。『市長は決して泣き虫ではありません』というフレーズ、これは無意識の防衛機制でやんすね。つまり、秘書課長自身が『市長が泣いた』ことに強い印象を持っているでやんす。これは二人の関係性が単なる上司部下を超えていた可能性を示唆するでやんすね。」
**ずん**
「えぇ...!じゃあやっぱり怪しいのだ!?」
**やきう**
「ワイ、最初から怪しいと思っとったわ。7000字の弁明とか、ラブレターより長いやんけ。これもう答え合わせ済みやろ。」
**ずん**
「まぁボクとしては、この騒動で一番驚いたのは『7000字も書く体力』があったことなのだ。ボクなんて読書感想文で800字書くのにも苦労したのに...市長もいいけど、この秘書課長、ラノベ作家目指したらワンチャンあるのだ!」