# ディスカッション
高市氏のエネルギー政策について
ずん
「核融合炉だって?!2030年代に?!これ人類史上最大のフラグなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、ずん君。核融合炉というのは、太陽と同じ仕組みで発電する夢のエネルギーでやんす。実現すれば、資源国に頭を下げる必要がなくなるでやんすよ。」
やきう
「ほーん。で、いつできんねん?50年後か?100年後か?ワイが生きてる間には無理やろ。」
ずん
「でも博士、原発再稼働って言ってるけど、福島のこともあるし、みんな怖がってるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「確かに不安はあるでやんす。でも現実問題、日本は資源がないでやんすからね。石油や天然ガスを買うために、毎年何兆円も海外に流れてるでやんす。」
やきう
「つまり、中東の石油王に土下座し続けるか、原発リスク取るかの二択ってことやな。地獄の選択やんけ。」
ずん
「うーん...でも太陽光発電とかあるじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「太陽光は天候に左右されるでやんす。曇りや雨の日は発電量が激減するでやんすし、夜は当然ゼロでやんす。工場を24時間動かすには不向きでやんすね。」
やきう
「しかも太陽光パネルって中国製が主流やろ?結局、別の国に依存してるだけやん。意味ないやんけ。」
ずん
「じゃあ風力発電は?風車グルグル回してるやつなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「風力も同じでやんす。風が吹かなきゃ発電できないでやんす。それに低周波音の問題もあって、近隣住民から苦情が来るでやんすよ。」
やきう
「要は、安定して電気を作るには原発か火力しかないってことやな。で、火力は二酸化炭素出すから環境団体がうるさいと。詰んでるやん。」
ずん
「むむむ...じゃあ高市さんの言う『革新軽水炉』ってなんなのだ?普通の原発と何が違うのだ?」
でぇじょうぶ博士
「革新軽水炉は、従来の原発よりも安全性が高く設計されているでやんす。例えば、冷却システムが自然循環式だったり、メルトダウンのリスクが低かったりするでやんす。」
やきう
「でもな、どんだけ安全って言われても、100%はないやろ?『想定外』って言葉、もう聞き飽きたわ。」
ずん
「うーん...でも企業が海外に逃げちゃうのも困るのだ。電気代が高いと、日本でものづくりできなくなるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。特に製造業は電力コストが経営に直結するでやんすからね。電気代が2倍になれば、製品価格も上がるでやんす。」
やきう
「そしたら中国製の安い製品に負けて、日本企業は全滅やな。で、失業者が溢れて、生活保護が増えて、税金が上がると。地獄のスパイラルやんけ。」
ずん
「じゃあやっぱり原発再稼働しかないのだ...?」
でぇじょうぶ博士
「そう単純でもないでやんす。原発には使用済み核燃料の処分問題があるでやんすからね。これをどこに埋めるかで、何十年も揉めてるでやんす。」
やきう
「つまり、未来へのツケを先送りしてるだけやろ?後の世代に『ごめんな、お前らで何とかしてや』って丸投げしとるだけやん。」
ずん
「うぅ...じゃあ核融合炉ができればすべて解決なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「理論上はそうでやんす。核融合は放射性廃棄物がほとんど出ないし、燃料も海水から取れるでやんす。まさに夢のエネルギーでやんすね。」
やきう
「でもそれ、50年前から『あと30年でできる』って言われ続けとるやつやろ?永遠の30年後やんけ。」
ずん
「えぇ...じゃあ2030年代に本当にできるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「技術的なブレークスルーが必要でやんす。ITERという国際プロジェクトも進んでますが、実用化にはまだ課題が山積みでやんすね。」
やきう
「要はできるかどうかわからんってことやな。ギャンブルやんけ。」
ずん
「うーん...でも資源国に頭を下げ続けるのも嫌なのだ。日本って資源がないから、いつも外国の顔色を伺わないといけないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。だからこそ、エネルギー自給率を上げることが国家安全保障の観点からも重要でやんすね。」
やきう
「でもな、日本が原発再稼働したところで、世界の二酸化炭素排出量なんて誤差レベルやろ?中国とアメリカが本気出さん限り、意味ないやん。」
ずん
「じゃあボクたちは何をすればいいのだ...?」
でぇじょうぶ博士
「現実的には、再生可能エネルギー、原発、火力をバランスよく組み合わせるしかないでやんす。一つに依存するのはリスクが高すぎるでやんすよ。」
やきう
「つまり、どれも完璧な解決策はないから、全部ちょっとずつ使うってことやな。優柔不断の極みやんけ。」
ずん
「むぅ...結局、電気代が高くなるのは避けられないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「残念ながらそうでやんす。特に日本は島国なので、他国から電気を買うこともできないでやんすからね。」
やきう
「ヨーロッパみたいに送電線で繋がってたらよかったのにな。まあ、それはそれで別の問題が出てくるんやろうけど。」
ずん
「じゃあボクたち庶民はどうすればいいのだ?節電するしかないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「個人レベルでは省エネ家電を使うとか、太陽光パネルを自宅に設置するとかでやんすね。でも焼け石に水でやんす。」
やきう
「結局、政治家がちゃんと舵取りせんとあかんってことやな。でも政治家なんて次の選挙のことしか考えてへんし、長期的な視点で物事決められへんやろ。」
ずん
「うぅ...なんだか絶望的な話になってきたのだ...」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、技術革新に期待するしかないでやんす。人類はこれまでも様々な危機を乗り越えてきたでやんすからね。」
やきう
「それ、ただの楽観論やん。根拠ゼロやんけ。まあ、ワイも考えるの面倒くさいから、誰か天才が何とかしてくれるの期待するわ。」
ずん
「よし!じゃあボクも何も考えないことにするのだ!核融合炉ができたら起こしてほしいのだ!それまでお休みなのだ!」