やきう

ワイ、最近の雇用状況ってどうなっとるんや？なんかアメリカで色々あったみたいやけど。

でぇじょうぶ博士

おや、珍しく真面目な質問でやんすね。実はね、アメリカの7月の雇用統計が出たでやんす。11.4万人の雇用増加があったんでやんすが、これが予想を下回ったでやんす。

ずん

えー、それって良いことなの？悪いことなの？ボクにはよくわからないのだ。

でぇじょうぶ博士

うーむ、簡単に言えば、経済の成長が鈍化してるってことでやんす。まるで、全力疾走してたランナーが急に歩き始めたようなもんでやんす。

やきう

ほーん、そういうことか。でも失業率は4.3%に上がったんやろ？これってヤバくないんか？

でぇじょうぶ博士

まあ、ちょっと上がったでやんすね。でも、これはある意味良いサインかもしれないでやんす。

ずん

えっ？失業率が上がるのが良いサイン？ボク、もっと混乱してきたのだ。

でぇじょうぶ博士

ふふふ、経済はパラドックスの宝庫でやんす。失業率が上がったのは、より多くの人が仕事を探し始めたからかもしれないでやんす。つまり、経済に希望を持ち始めた人が増えたってことでやんす。

やきう

なんやそれ。希望を持って仕事探しても見つからへんかったってことやんけ。それのどこが良いんや。

でぇじょうぶ博士

まあまあ、そう悲観的になるでない。経済はね、まるでジェットコースターのようなもんでやんす。上がったり下がったりするのが当たり前でやんす。

ずん

うーん、でもボクはジェットコースター苦手なのだ。経済も苦手かもしれないのだ。

やきう

お前、何が得意なんや。

ずん

ボク、寝るのは得意なのだ！

でぇじょうぶ博士

はぁ...。まあ、寝てる間は景気のことで悩まなくて済むでやんすからね。でも、この雇用統計は重要でやんす。これを見て、連邦準備制度理事会（FRB）が金利をどうするか決めるでやんす。

やきう

ほな、今回の数字やと金利上げへんってことか？

でぇじょうぶ博士

そうとも限らないでやんす。インフレ率もまだ高いでやんしね。FRBは、まるで綱渡りをしているようなもんでやんす。片方に雇用、もう片方にインフレがあって、バランスを取らなきゃいけないでやんす。

ずん

むむむ、難しすぎるのだ。ボク、もう寝るのだ。

やきう

おい、まだ昼やぞ。

でぇじょうぶ博士

まあまあ、ずんくん。経済のことを理解するのは大事でやんす。だって、あなたの財布の中身に直結する問題でやんすからね。

ずん

えっ！？ボクの財布が危ないの！？

でぇじょうぶ博士

そうでやんす。例えば、インフレが進めば、あなたの大好きなずんだもちの値段も上がるかもしれないでやんす。

ずん

そ、それは大変なのだ！ボク、経済のこと勉強するのだ！

やきう

結局、自分に関係あることしか興味ないんかい。

でぇじょうぶ博士

まあ、それでもいいでやんす。経済を理解する第一歩は、自分の生活との関連を知ることでやんす。ずんくんも、これを機に少しずつ勉強していけばいいでやんす。

ずん

うん、わかったのだ。でも、難しくなったら寝るのだ。