ずん
「車掌が中指立てて発車って、マジでロックなのだ!時代は変わったのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...これはロックではなく、現場の悲鳴でやんす。遠州鉄道の車掌が中指を立てたのは事実でやんすが、背景には撮り鉄による線路侵入や暴言、急ブレーキを誘発する危険行為が多発しているでやんす。」
やきう
「ワイ、撮り鉄の気持ちわかるで。ええ写真撮りたいやん。車掌もストレス溜まっとるんやろうけど、プロとしてどうなん?」
ずん
「でも、線路に入るのはダメでしょ。それって電車止めるレベルなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。線路内侵入は鉄道営業法違反でやんす。しかも急ブレーキをかけさせるなんて、乗客全員を危険に晒す行為でやんす。まるで自分の趣味のために他人の命を軽視する、エゴの塊でやんすね。」
やきう
「けど車掌も大人げないやろ。中指立てるとか、ガキかよ。」
でぇじょうぶ博士
「確かに不適切でやんすが、おいらの調べによると、遠州鉄道では撮り鉄のマナー違反が日常茶飯事でやんす。暴言を吐かれ、危険行為を繰り返され、それでも笑顔で対応しろというのは、まるで殴られながら微笑めと言われるようなもんでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「被害者でもあり、加害者でもあるでやんす。ストレスが限界を超えて、理性が吹っ飛んだ瞬間でやんすね。ただし、会社の看板を背負っている以上、どんなに腹が立っても中指を立てるのはアウトでやんす。」
やきう
「ほな、どうすればええねん。撮り鉄も悪いし、車掌も悪いし。」
でぇじょうぶ博士
「根本的な解決策は、撮り鉄のマナー教育と、鉄道会社側のストレスケアでやんす。撮り鉄には『線路内侵入は犯罪』という認識を徹底させ、鉄道会社は現場の社員をサポートする体制を整えるべきでやんす。まるで戦場に丸腰で送り込むようなことをしちゃいけないでやんす。」
ずん
「でも、撮り鉄って自分が正しいと思ってるから、言っても聞かないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。だからこそ、法的措置を強化するしかないでやんす。線路侵入者には即座に警察を呼び、罰金刑や禁止命令を出す。そして、悪質な撮り鉄のリストを作って、鉄道会社間で共有するでやんす。まるでブラックリストでやんすね。」
でぇじょうぶ博士
「プライバシーよりも公共の安全が優先でやんす。線路に侵入して電車を止めるような輩に、プライバシーを守る権利なんてないでやんす。」
ずん
「じゃあ、車掌はどうなるのだ?クビになっちゃうのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは会社次第でやんすが、おそらく厳重注意か減給処分でやんすね。ただし、背景に同情の余地があるため、解雇まではいかないと予想するでやんす。むしろ、この事件をきっかけに、現場のストレスを可視化し、改善策を講じるべきでやんす。」
やきう
「ワイ、思うんやけど、撮り鉄って他の趣味に比べて迷惑かけすぎやろ。なんでそこまでして電車撮りたいんや?」
でぇじょうぶ博士
「それは、鉄道写真が持つ独特の魅力でやんす。電車は動く芸術品であり、光と影、速度と静寂が織りなす一瞬の美を切り取ることに、撮り鉄は情熱を注ぐでやんす。ただし、その情熱が他人に迷惑をかける言い訳にはならないでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「すべての撮り鉄が悪いわけではないでやんす。マナーを守って撮影している人もたくさんいるでやんす。問題なのは、一部の過激な撮り鉄が全体のイメージを悪くしていることでやんす。まるで腐ったリンゴが箱全体を腐らせるようなもんでやんすね。」
やきう
「ほな、マナーええ撮り鉄が、悪い撮り鉄を注意すればええやん。」
でぇじょうぶ博士
「それが理想でやんすが、現実は難しいでやんす。悪質な撮り鉄は、注意されると逆ギレして暴力を振るうこともあるでやんす。まるでヤクザみたいなもんでやんす。」
ずん
「じゃあ、もう撮り鉄禁止にしちゃえばいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは極論でやんす。趣味自体を禁止するのではなく、ルールを守らせることが重要でやんす。そして、ルールを破った者には厳罰を科す。それが法治国家のあり方でやんす。」
やきう
「けど、現実は甘いやろ。警察も面倒くさがって動かんし。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。だからこそ、鉄道会社が自衛するしかないでやんす。警備員を増やし、監視カメラを設置し、悪質な撮り鉄を徹底的に排除する。そして、その費用は運賃に上乗せするでやんす。まるで防衛費みたいなもんでやんすね。」
ずん
「運賃上がるの嫌なのだ!ボク、貧乏だから困るのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それなら、撮り鉄に文句を言うでやんす。彼らのせいで、一般の利用客が迷惑を被っているでやんす。」
やきう
「ワイ、もう電車乗るの嫌になってきたわ。撮り鉄おるし、車掌は中指立てるし。」
ずん
「じゃあ、車に乗ればいいのだ!電車なんて乗らなければいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは短絡的でやんす。公共交通機関は社会のインフラでやんす。利用しないという選択肢は、地方では特に現実的ではないでやんす。むしろ、問題を解決して、誰もが安心して利用できる環境を作るべきでやんす。」
ずん
「でも博士、現実的にどうすればいいのだ?撮り鉄は言うこと聞かないし、車掌はストレス溜まってるし。」
でぇじょうぶ博士
「まず、鉄道会社は現場の声を聞くべきでやんす。車掌や駅員が何に困っているのか、どんなサポートが必要なのかを把握し、具体的な対策を講じるでやんす。そして、撮り鉄に対しては、法的措置を強化し、マナー違反には容赦なく対応するでやんす。甘やかすから、つけあがるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「おそらく処分は免れないでやんすが、この事件が現場の問題を浮き彫りにしたことは意義があるでやんす。車掌個人を責めるだけでなく、システム全体を見直すきっかけにすべきでやんす。」
ずん
「じゃあ、ボクが撮り鉄になったら、マナー守るから大丈夫なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずん、おまえが撮り鉄になったら、線路どころか他人の家に侵入しそうでやんす。」