ずん
「なんか宮城県知事選がめちゃくちゃ荒れてたみたいなのだ。SNSで戦ってたって聞いたのだ。」
やきう
「ワイもX見とったわ。参政党の神谷がネットで暴れまくっとったな。現職の村井知事、20年も知事やっとったのにヒヤヒヤやったんちゃうか。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。5期20年の現職を追い詰めるとは、まるでラスボスに挑む勇者みたいな構図でやんすね。ただし、その武器がSNSという名の魔剣でやんすが。」
ずん
「ネットで選挙ってそんなに効果あるのだ?ボクもXでバズりたいのだ。」
やきう
「お前がバズるわけないやろ。炎上ならするかもしれんけどな。」
でぇじょうぶ博士
「今回の選挙は『ネット攻撃』か『ネット広報』かで揉めてるでやんす。要するに、情報発信なのか誹謗中傷なのか、境界線が曖昧になってるでやんすね。」
やきう
「そら分断も起きるわな。ネットなんて匿名で石投げ放題やし、ワイみたいなのがウヨウヨしとるんやから。」
ずん
「えっ、やきうがいっぱいいるとか地獄なのだ...」
でぇじょうぶ博士
「参政党は特にネット戦略に長けてるでやんす。YouTubeやSNSでの情報拡散が得意で、既存メディアを使わない戦い方をするでやんすね。まるでゲリラ戦でやんす。」
やきう
「既存メディアなんて信用ならんからな。ワイはネットの情報しか信じへんで。」
ずん
「でもネットの情報って嘘も多いって聞くのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そこが問題でやんす。『誤った情報を拡散しないためのポイント』なんて記事も出てるでやんすが、誰も読まないでやんす。人は見たい情報しか見ないでやんすからね。」
やきう
「確証バイアスってやつやな。ワイも自分の意見を補強する情報しか集めへんわ。効率的やろ?」
でぇじょうぶ博士
「危ないでやんす。まるで片目を閉じて車を運転するようなもんでやんす。今回の知事選も、支持者同士が完全に分断されて、対話が成立しなくなったでやんす。」
やきう
「対話なんて必要あるか?敵は叩き潰すだけやろ。」
ずん
「怖いのだ...でも、現職の村井知事は結局勝ったんだよね?」
でぇじょうぶ博士
「勝ちましたでやんすが、予想以上の接戦だったでやんす。20年の実績があっても、SNSの波には抗えなかったということでやんすね。まるで津波に飲まれかけた船みたいでやんす。」
やきう
「実績なんて関係ないんや。今はインパクトと拡散力の時代やで。炎上させた方が勝ちや。」
でぇじょうぶ博士
「やめとくでやんす。ずんが炎上したら、ただの焼きずんだもちになるだけでやんす。」
ずん
「食べられないのだ!っていうか、これからの選挙ってみんなネットでやるようになるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「確実にその方向に向かってるでやんす。特に若い世代はテレビを見ないでやんすからね。まるで恐竜が絶滅して哺乳類の時代が来たようなもんでやんす。」
やきう
「既存政党は時代遅れや。これからは参政党みたいなネット政党の天下やな。」
ずん
「でも分断とか対立とか、なんか怖いのだ。みんな仲良くできないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「無理でやんす。SNSのアルゴリズムは、対立を煽るように設計されてるでやんすからね。仲良しこよしじゃクリックされないでやんす。」
やきう
「そもそも仲良くする必要あるか?ワイは一生引きこもっとるし。」
ずん
「やきうはそれでいいのかもしれないけど...」
でぇじょうぶ博士
「今回の選挙が示したのは、SNSが民主主義を変えつつあるということでやんす。良くも悪くもでやんすが。まるでパンドラの箱を開けてしまったようなもんでやんすね。」
やきう
「パンドラの箱って、開けたら災厄が飛び出すやつやろ?まさにSNSやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「閉じられないでやんす。一度広がった情報は消せないでやんすからね。おいらたちはこの新しい選挙戦の形と付き合っていくしかないでやんす。」
やきう
「ワイはもう政治なんてどうでもええわ。どうせ誰が当選しても変わらへん。」
ずん
「それは諦めすぎなのだ!...でもボクも正直、誰に投票すればいいかわからなくなってきたのだ。ネットで調べれば調べるほど混乱するのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それが現代の有権者の悩みでやんすね。情報が多すぎて、逆に判断できなくなる情報過多の時代でやんす。」
ずん
「じゃあボクはもう、一番面白いこと言った人に投票することにするのだ!民主主義ってそういうことだよね?」