ずん
「えっと...『小さな不具合』でネット全滅って、むしろ怖すぎなのだ。ボクのスマホゲームのデータも消えちゃうのだ?」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。AWSという巨大なクラウドインフラが止まると、世界中のサービスが一斉にダウンするでやんす。まるでドミノ倒しのように連鎖するでやんす。」
やきう
「クラウドとか言うてカッコつけとるけど、結局は他人のパソコンやんけ。ワイはローカルに全部保存しとるで。」
ずん
「でもさ、『小さな不具合』って具体的になんなのだ?ボタンの掛け違いみたいなもんなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いい例えでやんす。実際、システムの一箇所のバグが、予期せぬ連鎖反応を起こすことがあるでやんす。蝶々の羽ばたきがハリケーンを起こすような...」
やきう
「おい待てや。そんな脆弱なもんに世界中が依存しとるんか?アホちゃうか。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。でも便利さと引き換えに、おいらたちは脆弱性を受け入れてるでやんす。クラウドは効率的でやんすが、単一障害点になりうるでやんす。」
ずん
「じゃあさ、複数のクラウド使えばいいってアンケートにあったけど、それって二股かけるみたいで面倒くさいのだ。」
やきう
「お前、二股の心配する前に一股でもかけてみろや。」
でぇじょうぶ博士
「マルチクラウド戦略は確かに有効でやんす。ただし、コストが倍増するでやんすし、管理の複雑さも増すでやんす。まるで二つの家庭を持つようなもんでやんす。」
ずん
「うわぁ...それは大変そうなのだ。じゃあ、定期的にバックアップ取るだけでいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「バックアップは基本でやんすが、クラウドのバックアップをクラウドに保存してたら意味ないでやんす。外付けHDDに保存するのが確実でやんすね。」
やきう
「結局、昭和のやり方が一番安全ってことやんけ。ワイの勝ちやな。」
ずん
「でもさ、孫正義さんみたいな金持ちはこういう障害で損しないのだ?不公平なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「むしろ株価が下がって損するでやんす。富豪ランキング31位って記事がありましたが、こういう障害で順位が変動することもあるでやんす。」
やきう
「お前ら貧乏人には関係ない世界の話やで。せいぜいスマホゲームのデータ心配しとけや。」
ずん
「むぅ...じゃあボクたち一般人はどうすればいいのだ?クラウド使わずに生きていけるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは無理でやんす。既にGmailもNetflixもAWSに依存してるでやんす。現代社会で生きる以上、クラウドから逃れることはできないでやんす。」
やきう
「つまり、おとなしく障害に怯えながら生きろってことか。まるでワイの人生やんけ。」
でぇじょうぶ博士
「重要なのは、完全な安全はないと認識することでやんす。その上で、自衛策を講じるしかないでやんす。保険みたいなもんでやんすね。」
ずん
「なるほどなのだ...でも結局、小さな不具合って防げないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「人間が作るシステムである以上、完璧はありえないでやんす。おいらみたいな天才でも、時々バグを出すでやんす。」
やきう
「お前のコードがバグだらけなのは知っとるで。」
ずん
「じゃあ今後もこういう障害は起こり続けるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「やんす。AIや自動化が進めば進むほど、システムは複雑化し、予期せぬ障害のリスクは増えるでやんす。まるで高く積み上げたジェンガのようなもんでやんす。」
やきう
「結局、デジタル化って進歩なんか退化なんか分からんな。」
ずん
「うーん...じゃあボクは紙とペンで生活するのだ!アナログ最強なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その紙も、製造工程でクラウドシステムに依存してるでやんすけどね。」
ずん
「...じゃあもう、ボクは山にこもって自給自足するのだ!北海道の大雪山とかどうなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...記事によると、そこで行方不明になった大学生が見つかったばかりでやんす。しかも亡くなってたでやんす。」
ずん
「えっ...じゃあボクはどこで生きればいいのだ!?デジタルもアナログもダメって、もう宇宙に行くしかないのだ!」