ずん
「おいおい、メガソーラーが勝手に木切ってバレたってマジなのだ?これ完全にやらかしたやつなのだ!」
やきう
「当たり前やろ。許可取らんと森林伐採とか、ワイでもやらんわ。つーかAS鴨川ソーラーパワーってネーミングセンスどうなっとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。まず基本的な事実を整理するでやんす。これは単なる『うっかりミス』では済まない話でやんす。森林法に基づく許可区域外での伐採は、明確な法令違反でやんすからね。」
かっぱ
「誤伐採ってなんやねん。誤って森林バッサバッサ切れるわけないやろ。言い訳が雑すぎるわ。」
ずん
「でもさ、太陽光発電って環境にいいんじゃないのだ?なんで地元の人たち反対してるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこが問題の核心でやんす。確かに太陽光発電は再生可能エネルギーとして推進されてるでやんすが、大規模開発による自然破壊、土砂災害リスク、景観破壊などの問題があるでやんす。鴨川の場合、地元6団体が工事中止を要請していた経緯があるでやんすからね。」
やきう
「要するに、クリーンエネルギーの名を借りた金儲けってことやろ?東京の会社が地方の山削って、地元にはリスクだけ押し付ける構図や。典型的な植民地支配やんけ。」
かっぱ
「しかも熊谷知事も『許可条件違反』って言い切っとるからな。これ相当ヤバイで。普通は言葉濁すもんやけど。」
ずん
「でもさ、誤伐採って言ってるってことは、本当にミスだったのかもしれないのだ。誰だって間違いはあるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす、ずん君。プロの建設業者が『誤って』許可区域外の森林を伐採するなんて、パイロットが『誤って』隣の国に着陸するようなもんでやんす。測量図も境界標識もあるのに、そんなミスは起こらないでやんす。」
やきう
「つーか、10月28日の視察でバレたってことは、それまで隠しとったんやろ?完全に確信犯やんけ。バレなきゃOKの精神やで。」
かっぱ
「視察なかったら普通に工事続けとったやろな。怖い怖い。」
ずん
「じゃあこれからどうなるのだ?工事中止になるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「現時点では『一時停止』でやんすね。完全中止ではないでやんす。ここからが重要でやんす。県が林地開発許可の取り消しや、工事再開の条件をどう設定するかが焦点でやんす。最悪の場合、原状回復命令が出る可能性もあるでやんすよ。」
やきう
「原状回復って、切った木戻せってことか?無理ゲーやろ。金だけ毟り取られて終わりやな。ざまぁやで。」
かっぱ
「でも実際、法整備が追いついてへんのも事実やろ?記事にも書いてあったで。再エネ促進と自然保護のバランスが取れてへんのや。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。これは全国的な問題でやんす。固定価格買取制度(FIT)で太陽光発電が急増した結果、各地でトラブルが多発してるでやんす。規制と推進のジレンマでやんすね。北海道の事例も記事に出てるでやんすが、同じ構図でやんす。」
ずん
「うーん、難しいのだ。環境のためって言われると反対しにくいけど、実際は環境破壊してるってことなのだ?」
やきう
「グリーンウォッシュってやつやな。環境に優しいフリして金儲けや。ワイみたいに正直に『金が欲しい』って言えばええのに。」
でぇじょうぶ博士
「重要なのは、再生可能エネルギー自体を否定することではないでやんす。適切な場所選定、地域住民との合意形成、環境アセスメントの徹底など、プロセスの問題でやんす。鴨川の件は、それらを無視した結果でやんすからね。」
ずん
「じゃあ結局、AS鴨川ソーラーパワーはどうなるのだ?潰れるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それはわからないでやんす。ただ、許可条件違反は重大でやんすから、少なくとも行政処分は免れないでやんすね。罰金、許可取り消し、最悪は刑事告発の可能性もあるでやんす。」
やきう
「つーか『AS鴨川ソーラーパワー』って、めっちゃ臨時感あるよな。プロジェクトのために作った特別目的会社(SPC)ちゃうか?親会社は別にあって、こいつが潰れても本体は無傷パターンやで。」
かっぱ
「それ完全にトカゲの尻尾切りやんけ。汚い真似しよるな。」
ずん
「ますます許せないのだ!ボクが正義の味方として成敗してやるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君が正義の味方...?それは無理でやんす。君は昨日、コンビニのトイレだけ借りて何も買わずに出てきたでやんすよね?防犯カメラに映ってたでやんす。」
ずん
「違うのだ!ボクはただ緊急事態だっただけなのだ!あれは誤使用だったのだ!」
でぇじょうぶ博士
「誤使用...まるでAS鴨川ソーラーパワーの『誤伐採』みたいな言い訳でやんすね。結局、人間は追い詰められると同じような言い訳をするでやんす。」
ずん
「ひどいのだ!でもまぁ、この事件で学んだのだ。『バレなければOK』は通用しないってことなのだ。ボクもこれからは堂々とトイレを借りて、ブラックサンダー1個買うことにするのだ!」