ずん
「ドンキが女性向け店舗作ったらしいのだ!これ、完全に女尊男卑じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあ待つでやんす。これは市場戦略でやんす。30~50代女性は美容・健康への支出が多く、かつ価格に敏感でやんすからね」
やきう
「ワイ、ドンキで化粧品買ってる女見たことあるで。あいつら、マジで値札穴が開くほど見とるわ」
ずん
「でも90%オフって...それもう商売になってないのでは?」
でぇじょうぶ博士
「そこが『オフプライスストア』の妙でやんす。メーカーの型落ち品や過剰在庫を大量に安く仕入れて、薄利多売で回すビジネスモデルでやんすよ」
やきう
「要するに売れ残りのゴミ売りつけとるだけやんけ。女さん騙されてるで」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、型落ちでも品質に問題はないでやんす。むしろ流行に左右されない基礎化粧品なんかは、賢い買い物でやんすよ」
やきう
「そもそもドンキって店内ゴチャゴチャしすぎやろ。あんなん迷路やん。女はあれ好きなんか?」
ずん
「たしかに...ボクも一回迷子になったことあるのだ」
でぇじょうぶ博士
「あの陳列方法は『圧縮陳列』という戦略でやんす。商品をぎっしり詰め込むことで宝探し感を演出し、衝動買いを誘うでやんすね」
やきう
「なるほどな。つまり客を混乱させて無駄遣いさせる作戦か。悪質やな」
ずん
「でも女性専用店舗って...男も入れるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ターゲットが女性というだけで、男性も入れるでやんすよ。ただ、男が化粧品コーナーをウロウロしてたら不審者扱いされるでやんすけどね」
やきう
「ワイ、彼女の化粧品買いに行ったら警備員に声かけられたことあるわ。マジで理不尽やで」
やきう
「うっ...5年前や。それがなんぼのもんじゃい」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。それより、この業態が成功するかどうかは、いかに女性客のリピートを獲得できるかでやんす」
ずん
「つまり、一回行って『なんだこれ』ってなったら終わりってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。特にオフプライスストアは在庫が流動的でやんすから、『また来たら別の掘り出し物があるかも』という期待感を持たせないといけないでやんすね」
やきう
「でも物価高の今、90%オフとか言われたら飛びつくやろ。貧乏人の習性や」
でぇじょうぶ博士
「まあ、実際に物価高は深刻でやんすからね。賢い消費者は質を落とさずに支出を抑える方法を模索してるでやんす」
やきう
「せやな。ワイも最近、もやし率が5倍増しや」
ずん
「もやしって...やきうの食生活心配になるのだ」
でぇじょうぶ博士
「話を戻すでやんすが、この新業態が他の地域にも展開されるかは、熊谷店の実績次第でやんすね」
やきう
「熊谷か...なんであんな田舎でテストすんねん」
でぇじょうぶ博士
「それが戦略でやんす。都心で失敗したら大損害でやんすから、地方都市でまずテストするのは定石でやんすよ」
ずん
「じゃあ熊谷の女性たちは実験台ってことなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そんな大袈裟な...。ただ、ニットーモールという既存施設内での出店なので、リスクは比較的低いでやんすね」
ずん
「でもさ、女性向けって言いながら、実は男が経営してるんでしょ?なんか胡散臭いのだ」
やきう
「せやな。『女のことは女しかわからん』ってよう言うやん。男が考えた女性向けとか、絶対ズレとるわ」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、鋭い指摘でやんす。実際、商品構成やマーケティングに女性社員がどれだけ関わってるかは重要でやんすね」
ずん
「やっぱりそうなのだ!ボクの直感は正しかったのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ただし、ドン・キホーテは長年の小売ノウハウがあるでやんすから、そのへんのデータ分析は得意でやんすよ」
やきう
「データ分析ねぇ...。でも結局、現場見んとわからんやろ。『データ上では売れる』とか言って、クソみたいな商品並べとる可能性もあるで」
ずん
「そういえば、最大90%オフって、元値がめちゃくちゃ高かったりしないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おっ、いい着眼点でやんす!それは『参考価格詐欺』と呼ばれる手法でやんすね。元値を吊り上げて割引率を大きく見せる...」
やきう
「やっぱり詐欺やんけ!ワイの言った通りやん!」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、ドン・キホーテはそこまで悪質ではないでやんす。景品表示法もあるでやんすし」
ずん
「法律があっても、グレーゾーンで攻めてくるのが商売人なのだ!」
やきう
「ほんこれ。法律ギリギリを攻めるのが賢いビジネスマンやからな」
でぇじょうぶ博士
「...おいら、真面目に商売してる人が可哀想になってきたでやんす」
ずん
「でも結局、安ければ買っちゃうんでしょ?人間って単純なのだ」
やきう
「せやな。ワイも『90%オフ』って書いてあったら、要らんもんでも買ってまうわ」
でぇじょうぶ博士
「それが『損失回避バイアス』でやんす。『お得を逃したくない』という心理が『本当に必要か』という理性を上回るでやんすね」
ずん
「むむむ...つまりボクたちは店の手のひらで踊らされてるってことなのだ?」
やきう
「今更気づいたんかい。資本主義社会はそういうもんやで」
でぇじょうぶ博士
「まあ、それでも消費者が満足すれば、それはそれでWin-Winでやんす」
ずん
「でもさ、30~50代女性って、もう安物買いの銭失いを経験してそうなのだ。騙されないんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭いでやんす!実際、その年代は目が肥えてるでやんすから、本当にいいものを見極める力があるでやんすよ」
やきう
「せやから『最大90%オフ』とか言っても、品質悪かったら二度と来ないやろな」
でぇじょうぶ博士
「そうとも言えるでやんす。でも、物価高の今はチャンスでもあるでやんすね。質を保ちながら安く提供できれば、一気にファンがつくでやんす」
やきう
「ワイ的には、ドンキのBGMがうるさすぎて無理や。あの『ドンドンドン、ドンキ〜♪』ってやつ」
ずん
「あれ、ボクは嫌いじゃないのだ。むしろテンション上がるのだ」
でぇじょうぶ博士
「BGMも戦略でやんすよ。テンポの速い音楽で購買意欲を高めてるでやんす」
でぇじょうぶ博士
「まあ、呼び方はどうあれ、消費者心理を突いてるのは事実でやんす」
でぇじょうぶ博士
「難しい質問でやんす。成功の定義にもよるでやんすが、少なくとも短期的には注目を集めるでやんしょうね」
やきう
「でも長期的には...どうやろな。女は飽きっぽいし」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、落ち着くでやんす。重要なのは、この業態が他の小売店にどう影響するかでやんす」
ずん
「つまり、真似する店が出てくるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。もし成功すれば、他のディスカウントストアも追随するでやんしょうね」
やきう
「そしたら価格競争が激化して、最終的には共倒れや。日本の小売業界の未来は暗いで」
でぇじょうぶ博士
「まあ、競争は消費者にとっては良いことでやんす。選択肢が増えるでやんすからね」
やきう
「でもな、安さだけを追求したら、労働者がしわ寄せ食らうんやで。時給上がらんし」
ずん
「むむむ...それは困るのだ。ボクのバイト代も上がらないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこが現代社会のジレンマでやんす。安さを求めると、誰かが犠牲になるでやんす」
やきう
「結局、資本主義の歪みやん。もう終わりやで、この国」
ずん
「じゃあボク、ドンキで買い物するの止めるのだ!...って言いたいけど、やっぱり安いから行っちゃうのだ」