ずん
吉本興業が銀行とか海外進出とかやってるらしいけど、もう芸人いらないんじゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
それは早計でやんす。むしろ芸人という「コンテンツ製造機」を活かすために、販路を広げているだけでやんす。
やきう
ワイ、YouTubeで若手芸人の配信見とるけど、あれ全部吉本の稼ぎになっとるんか?えげつないやんけ。
ずん
じゃあボクもYouTuberになって吉本に入れば儲かるのだ!
でぇじょうぶ博士
ずんには厳しい現実を告げるでやんす。吉本には約6000人の芸人がいて、その大半は月収10万以下でやんす。
やきう
つまり養分やな。一部の稼ぎ頭のために、大量の無名芸人が配信で数字稼いどるわけや。
ずん
えっ...じゃあボクはその養分側になっちゃうのだ?
でぇじょうぶ博士
間違いないでやんす。しかもずんの場合、養分にすらなれない可能性が高いでやんすけどね。
やきう
でもこのFANYとかいうプラットフォーム、会員600万人て相当やで。テレビ離れの時代に上手いことやっとるわ。
でぇじょうぶ博士
そうでやんす。劇場、配信、グッズ、ファンクラブを全部統合したのは賢いでやんす。まるでディズニーのビジネスモデルを真似たようなもんでやんすね。
ずん
でもなんで「吉本」って名前つけなかったのだ?ブランド力あるのにもったいないのだ。
やきう
そこがミソやろ。「吉本」って名前つけたら、吉本以外の芸人は使いにくいやんけ。オープンにして手数料取る方が儲かるんや。
でぇじょうぶ博士
正解でやんす。プラットフォームビジネスの基本は「場貸し」でやんす。YouTubeやNetflixと同じ発想でやんすね。
ずん
なるほど...じゃあ吉本は芸人の会社じゃなくて、IT企業になっちゃうのだ?
でぇじょうぶ博士
半分正解でやんす。芸人というコンテンツを持ちながら、テクノロジーで拡散する。これが現代のエンタメ企業の姿でやんす。
やきう
でもNetflixに「火花」売った時、テレビ局ブチギレやったんやろ?それでもやったんは度胸あるわ。
ずん
そりゃあ「ものすごい製作費」に釣られたって正直に言ってるのだ。お金に素直なのだ。
でぇじょうぶ博士
ビジネスとしては正しい判断でやんす。テレビの製作費は年々減る一方、配信プラットフォームは湯水のように金を使うでやんすからね。
やきう
まあ結果論やけど、あの時Netflix選んどいて正解やったな。今やテレビよりNetflixの方が影響力あるし。
ずん
でもテレビ局と喧嘩して大丈夫だったのだ?吉本ってテレビあってこそじゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
だからこそ多角化が必要だったでやんす。テレビ一本足打法だと、テレビが衰退したら共倒れでやんす。
やきう
三本柱が10年で67%から47%になっとるんやろ?それ、めっちゃ構造変わっとるやんけ。
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。しかも三本柱の売上自体は伸びてるのに、比率が下がってるということは、他がもっと伸びてるということでやんす。
ずん
じゃあ吉本って今何の会社なのだ?お笑いの会社?配信の会社?それとも銀行なのだ?
やきう
全部やろ。というか、全部やらんと生き残れへん時代なんや。一つの事業に依存するとか、もう時代遅れやで。
でぇじょうぶ博士
恐竜が絶滅したのは、環境変化に適応できなかったからでやんす。吉本は哺乳類のように、素早く変化に対応してるでやんすね。
ずん
でも銀行代理業って...芸人が金貸すのだ?なんか怖いのだ。
やきう
お前、銀行代理業の意味わかっとらんやろ。吉本が金貸すんやなくて、銀行の窓口業務を代行するだけや。
でぇじょうぶ博士
FANYで芸人グッズを買うついでにローン組めたり、劇場チケット買う時に決済サービス使えたり、そういう仕組みでやんす。
ずん
なんかもう吉本、何でもできる万能企業になっちゃってるのだ...
やきう
ワイ思うんやけど、これって芸人の立場からしたらどうなん?会社が儲かっても、芸人には還元されへんのちゃうか?
でぇじょうぶ博士
鋭い指摘でやんす。実際、吉本の芸人の契約形態には批判も多いでやんすからね。
ずん
じゃあやっぱり芸人は養分確定なのだ!ボク、芸人になるのやめるのだ!
でぇじょうぶ博士
そもそもずんに芸人の才能があるとは誰も言ってないでやんす。
やきう
草。でもマジで吉本のビジネスモデル、AKBとかジャニーズと似とるよな。大量に抱えて、上澄みで稼ぐ構造や。
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。しかし吉本の場合、FANYというプラットフォームで中堅以下の芸人にも収益化の道を開いたのは評価できるでやんす。
ずん
でもそれって、結局吉本が手数料取るんでしょ?芸人にとっては搾取なのだ!
やきう
お前、さっきから搾取搾取うるさいわ。そんなん言うたら、YouTubeもSpotifyも全部搾取やんけ。プラットフォーム使うなら手数料払うん当たり前やろ。
でぇじょうぶ博士
やきう君の言う通りでやんす。プラットフォームは場を提供する代わりに手数料を取る。それが資本主義でやんす。
ずん
じゃあ芸人も自分でプラットフォーム作ればいいのだ!
やきう
お前アホやろ。600万人の会員集めるのにどんだけコストかかると思っとるんや。
でぇじょうぶ博士
仮に広告費だけで計算しても、1人あたり1000円の獲得コストとして60億円でやんす。もちろんシステム開発費や運営費は別でやんすけどね。
ずん
うわぁ...じゃあやっぱり吉本に従うしかないのだ...
やきう
従うっちゅうか、利用するんやろ。Win-Winの関係や。芸人はプラットフォーム使えて、吉本は手数料もらえる。
でぇじょうぶ博士
そうでやんす。ただし、そのバランスが崩れた時が問題でやんすけどね。
やきう
要は、吉本の取り分が多すぎて芸人が食えへんようになったら、優秀な奴から独立していくってことや。
でぇじょうぶ博士
実際、YouTubeで成功した芸人が独立するケースも増えてるでやんす。中田敦彦、カジサック、宮迫博之...枚挙にいとまがないでやんす。
ずん
じゃあ吉本、やばいんじゃないのだ?人材流出しまくりなのだ!
やきう
逆やろ。人材流出してもプラットフォームさえ握っとけば、結局吉本に金が入る仕組みや。賢いわ。
でぇじょうぶ博士
まさにその通りでやんす。FANYを吉本専用にせず、他の芸人も使えるようにしたのは、そういう戦略でやんす。
ずん
なるほど...吉本って実は超頭いいのだ。ボクも見習わないとなのだ。
やきう
お前が見習っても何も変わらんやろ。お前、今月の給料いくらや?
やきう
吉本の若手芸人以下で草。お前が心配すべきは吉本のビジネスモデルやなくて、自分の人生設計やろ。
でぇじょうぶ博士
やきう君、そこまで言わなくてもいいでやんす...でもまあ、事実でやんすけどね。
ずん
ぐぬぬ...じゃあボク、吉本に入って銀行代理業で一発当てるのだ!
やきう
お前、さっき芸人やめるって言うてたやんけ。ブレブレやな。
でぇじょうぶ博士
それにずん、銀行代理業は窓口業務でやんすよ?一発当てるような商売じゃないでやんす。
やきう
知らんがな。とりあえず目の前の仕事ちゃんとやれや。
でぇじょうぶ博士
まあ、吉本の話に戻すと、彼らの多角化戦略は今のところ成功してるように見えるでやんす。問題は今後でやんすね。
でぇじょうぶ博士
一つは、多角化しすぎて本業がおろそかになるリスクでやんす。もう一つは、各事業のシナジーが本当に生まれるかどうかでやんす。
やきう
確かにな。銀行代理業と芸人育成、どうシナジーすんねんって話やわ。
ずん
でも配信と劇場とグッズは繋がってるのだ!シナジーあるのだ!
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。ずんも時々いいことを言うでやんすね。配信で興味を持った人が劇場に来て、グッズを買う。これは理想的な導線でやんす。
やきう
でもそれ、ディズニーが何十年も前からやっとることやんけ。吉本がパクっただけやろ。
でぇじょうぶ博士
パクるという表現は適切ではないでやんす。優れたビジネスモデルを参考にするのは、経営の基本でやんす。
ずん
じゃあボクもディズニーのビジネスモデル参考にするのだ!
やきう
お前、ディズニーのビジネスモデル知っとるんか?
やきう
やっぱりな。知らんくせに参考にするとか言うな。
でぇじょうぶ博士
ディズニーの基本は「IP(知的財産)の多面展開」でやんす。映画、テーマパーク、グッズ、配信を全て一つのIPで展開するでやんす。
ずん
なるほど...じゃあ吉本も芸人というIPを多面展開してるのだ!
やきう
そういうことやな。ただ、ディズニーと違って芸人は生モノやからな。賞味期限があるんや。
でぇじょうぶ博士
鋭い指摘でやんす。ミッキーマウスは100年経っても変わらないでやんすが、芸人は老いるし、スキャンダルも起こすでやんすからね。
ずん
じゃあ吉本は常に新しい芸人を発掘し続けないといけないのだ!大変なのだ!
やきう
そら大変やろうけど、それが吉本の強みでもあるんやで。毎年NSCから新人が入ってくるし、M-1とかで新しいスターも生まれる。
でぇじょうぶ博士
そうでやんす。吉本の最大の資産は「芸人養成システム」でやんす。これは他社が簡単に真似できないでやんすね。
ずん
じゃあやっぱり吉本最強なのだ!ボクも吉本に...
やきう
もうええわ。お前、さっきから吉本入る入らんの話ばっかりやんけ。
でぇじょうぶ博士
話を戻すと、吉本の海外展開も注目でやんすね。記事では詳しく触れられてないでやんすが。
ずん
海外で日本のお笑いって受けるのだ?言葉の壁があるのだ。
やきう
それな。ワイもそれ疑問やわ。ダウンタウンの漫才、英語にしても面白いんかな?
でぇじょうぶ博士
難しい問題でやんす。言語的なお笑いは翻訳が困難でやんす。だから恐らく、ビジュアル系のコメディや、フォーマット輸出が中心でやんすね。
でぇじょうぶ博士
番組の企画や構成を海外に売ることでやんす。例えば「ドキュメンタル」のフォーマットを海外版として作る、みたいなことでやんす。
やきう
なるほどな。中身は現地の芸人使って、枠組みだけ売るわけか。賢いやんけ。
ずん
でもそれって吉本の芸人が海外で活躍できないってことなのだ?
でぇじょうぶ博士
残念ながらそうでやんす。日本の芸人が海外でスターになるのは、言語の壁がある限り難しいでやんすね。
やきう
まあピコ太郎みたいな例外もおるけどな。あれは言葉いらんかったし。
ずん
じゃあボクもPPAPみたいなネタ作れば海外進出できるのだ!
でぇじょうぶ博士
正直でよろしいでやんす。でもずん、あなたのその「すぐ諦める才能」は、ある意味貴重でやんすよ。
でぇじょうぶ博士
さて、吉本の変革について総括すると、彼らは「お笑い」という軸を持ちながら、時代に合わせて柔軟に事業を変化させてるでやんす。
ずん
でも結局、芸人が面白くなかったら全部ダメなのだ!
やきう
お、珍しくまともなこと言うやんけ。確かにプラットフォームだけあっても、コンテンツがゴミやったら意味ないわな。
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。いくらテクノロジーが発達しても、人を笑わせる才能は代替不可能でやんす。そこが吉本の強みでやんすね。
でぇじょうぶ博士
やきう君、容赦ないでやんすね...でもまあ、ずんは「笑われキャラ」として需要があるかもしれないでやんす。
やきう
ないない。お前レベルの「笑われキャラ」は、世の中に腐るほどおるわ。希少性ゼロや。
でぇじょうぶ博士
存在価値は誰にでもあるでやんす。ただし、それが金銭的価値に変換できるかは別問題でやんすけどね。
やきう
結局、吉本が成功しとるんは、6000人の芸人の中から、金銭的価値のある人材を見つけ出すシステムがあるからや。
でぇじょうぶ博士
単純でやんす。劇場、テレビ、YouTube、配信など、様々な場で試して、数字が取れる人材を押し上げるでやんす。完全な実力主義でやんすね。
ずん
じゃあボクも数字さえ取れればいいのだ!どうすれば数字取れるのだ?
やきう
それがわかったら誰も苦労せえへんわ。お前、ほんまアホやな。
でぇじょうぶ博士
数字を取るには、①才能、②努力、③運、この3つが必要でやんす。どれか一つでも欠けたら厳しいでやんすね。
ずん
ボクには③の運があるのだ!だって今日もこうして生きてるのだ!
やきう
それ、運やなくてただの生存バイアスやろ。死んだ奴は自慢でけへんからな。
でぇじょうぶ博士
話が脱線してきたので、吉本の未来予想に移るでやんす。今後、吉本はどうなると思うでやんすか?
やきう
ワイの予想やと、さらに多角化が進むと思うで。特にメタバースとかAIとか、新しいテクノロジーへの投資は増えるやろな。
でぇじょうぶ博士
一部は奪われるかもしれないでやんすが、AIには「ライブ感」や「予測不可能性」が出せないでやんす。そこが人間の芸人の強みでやんすね。
やきう
でもAIで過去の名作漫才を学習させて、新しい漫才作らせることはできるやろ。
でぇじょうぶ博士
技術的には可能でやんすが、それを「面白い」と感じるかどうかは別問題でやんす。お笑いには「文脈」や「タイミング」が重要でやんすからね。
ずん
なるほど...じゃあボクがAIに勝てる要素ってあるのだ?
でぇじょうぶ博士
そこまで言わなくても...でもまあ、ずんの「予測不可能なアホさ」は、AIには再現できないかもしれないでやんす。
やきう
どっちでもええやろ。とにかく吉本の話に戻そうや。
でぇじょうぶ博士
そうでやんすね。吉本の最大のリスクは、コンプライアンス問題でやんす。芸人が6000人もいれば、誰かが問題を起こす確率は高いでやんすからね。
やきう
闇営業問題とか、パワハラ問題とか、色々あったな。あれで吉本のイメージけっこう落ちたやろ。
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。だからこそ、吉本はコンプライアンス強化に力を入れてるでやんすが、芸人の「自由さ」とのバランスが難しいでやんすね。
ずん
自由にやらせたら問題起こすし、縛りすぎたら面白くなくなるのだ!
やきう
そういうこっちゃ。お笑いって本来、社会規範を笑い飛ばすもんやからな。コンプライアンスとは相性悪いんや。
でぇじょうぶ博士
深い指摘でやんす。吉本は「攻めるお笑い」と「守るコンプライアンス」の両立という、矛盾した課題に取り組んでるでやんすね。
ずん
じゃあ結局、吉本の未来は明るいのだ?暗いのだ?
やきう
明るいと思うで。少なくとも、変化を恐れずにチャレンジしとる企業は強いからな。
でぇじょうぶ博士
おいらも同意見でやんす。恐竜が絶滅した後、哺乳類が繁栄したように、変化に適応できる企業が生き残るでやんす。
やきう
もういい加減にせえよ。お前、何回同じこと言うねん。
でぇじょうぶ博士
まあまあ、ずんの「しつこさ」も一つの才能かもしれないでやんす。営業とかに向いてるかもしれないでやんすよ。
ずん
ほんとなのだ!?じゃあボク、吉本の営業部門に...
やきう
だから吉本の話やめえ言うてるやろ!お前、本気で吉本に幻想抱きすぎや。
でぇじょうぶ博士
ずんの吉本愛は本物でやんすね。でも現実を見ることも大切でやんすよ。
ずん
わかったのだ...じゃあボクは現実を見て、堅実に生きていくのだ...
やきう
急にしおらしくなりやがって。どうせまた明日には忘れとるやろ。
でぇじょうぶ博士
まあ、それがずんらしいでやんすけどね。
ずん
そうなのだ!ボクはボクらしく、吉本目指して頑張るのだ!
やきう
結局そこに戻るんかい!お前、ほんまブレへんな、悪い意味で。
でぇじょうぶ博士
まあ、一貫性があるとも言えるでやんすけどね...
ずん
じゃあ決めたのだ!明日からNSC入学の資料請求するのだ!え、年齢制限?知らないのだ!