ずん
「停戦したのに空爆で100人超死亡って、これもう停戦の意味ないじゃんなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。停戦協定というのは、まるで賞味期限切れの牛乳みたいなもんでやんす。履行再開と表明した瞬間に腐ってるでやんす。」
やきう
「ワイ、毎日ニュースで中東が燃えとるの見るけど、もう何年同じことやっとんねん。学習能力ないんか?」
でぇじょうぶ博士
「これは歴史的に複雑な問題でやんす。宗教、領土、資源、過去の恨み...全部が絡み合って、まるでスパゲッティコードのようになってるでやんす。」
ずん
「じゃあもう解決しないってことなのだ?国際社会は何やってるのだ?」
やきう
「国際社会?あいつら口だけやろ。結局、自分の国の利益しか考えてへんわ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、国際社会というのは、言ってみれば学級会みたいなもんでやんす。みんな意見を言うけど、実際に行動するのは面倒臭いから誰もやらないでやんす。」
ずん
「子供が46人も死んでるのに、それでいいわけないのだ!」
やきう
「せやな。でも、お前は募金したんか?SNSで拡散したんか?結局みんな他人事なんやで。」
でぇじょうぶ博士
「辛辣でやんすが、それも真実の一面でやんすね。遠い国の悲劇は、まるで映画のワンシーンのように感じられてしまうでやんす。」
ずん
「むぅ...じゃあボクたちに何ができるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まず、この問題を知ることでやんす。無関心は暴力の共犯者でやんすからね。そして、自分の国の政策に関心を持つことでやんす。」
やきう
「でも日本って中東問題に関係ないやろ?石油輸入しとるだけやし。」
でぇじょうぶ博士
「それが大間違いでやんす!日本はエネルギーの約9割を中東に依存してるでやんす。中東が不安定になれば、おいらたちの生活に直撃するでやんす。」
ずん
「え!?じゃあガソリン代がまた上がるってことなのだ?」
やきう
「お前、そこかよ。もっと大局的に考えろや。」
でぇじょうぶ博士
「いや、ずんの視点も間違いではないでやんす。戦争の影響は、まるでドミノ倒しのように、最終的には一般市民の財布に直撃するでやんすからね。」
ずん
「じゃあボクは電動自転車買うことにするのだ!これで中東に依存しなくて済むのだ!」
やきう
「その電動自転車のバッテリー、どこで作られとると思っとんねん...」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。現代社会は全てが繋がってるでやんす。1万5千人が地区外での治療を必要としているというのも、まるで満員電車に乗れない人々のようなもんでやんす。」
ずん
「治療も受けられないなんて、ひどすぎるのだ...」
やきう
「そらそうやろ。戦争中やねんから。ワイらが風邪引いて病院行けるのが、どんだけ恵まれとるか分かっとらんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。平和というのは、空気のようなもんでやんす。失って初めて、その価値に気づくでやんすね。」
ずん
「じゃあボクたちは平和を守らなきゃいけないのだ!」
やきう
「お前、昨日も会社で喧嘩しとったやんけ。まず自分の周りから平和にせえや。」
ずん
「あれは...部長が理不尽だったからなのだ!ボクは悪くないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...。それが紛争の始まりでやんす。お互いが『自分は悪くない』と主張し始めたら、もう解決は不可能でやんす。」
やきう
「結局、人間ってそういう生き物なんやろな。ワイもお前らと議論しとると、イライラしてくるもん。」
ずん
「じゃあもう世界平和なんて無理ってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「完全な平和は理想でやんすが、少しでも良い方向に進むことは可能でやんす。それには対話と理解が必要でやんす。」
やきう
「対話?ミサイル飛ばしあっとる連中に対話とか、お花畑すぎるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「確かに簡単ではないでやんす。でも、歴史を見れば、不可能と思われた和解も実現してきたでやんす。北アイルランド、南アフリカ...」
やきう
「ま、ワイらが生きとる間には無理やろうけどな。」
ずん
「やきうはいつもネガティブなのだ!もっとポジティブに考えるのだ!」
やきう
「現実を見ろや。停戦協定とか言うて、その日に100人以上死んどるんやぞ。これのどこがポジティブやねん。」
でぇじょうぶ博士
「両者とも一理あるでやんす。現実を直視しながらも、希望を持つことが大切でやんす。絶望は思考停止を招くでやんすからね。」
ずん
「じゃあボクは今日から中東問題について勉強するのだ!そして世界平和のために頑張るのだ!...明日から!」