ずん
「なあ、26年前に振られた相手の奥さん刺すとか、マジでヤバイのだ。これってもはや恋じゃなくてホラーなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ふむふむ、これは心理学で言う『ストーカー症候群』の最終形態でやんすね。1975年の喫茶店での号泣から24年間、彼女の中で時間が止まっていたんでやんす。」
やきう
「ワイの元カノも3日で忘れたのに、24年て。こいつの執念、甲子園の土より重いやんけ。」
かっぱ
「いやいや、高校の同級生で同じソフトテニス部やろ?練習中ずっと見てたんやろなぁ...完全にストーカーの素質あったやん。」
ずん
「でも待って待って!喫茶店で『気持ちに応えられない』って言われて号泣って、当時どんだけ重かったんだよなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「おいらの分析によれば、この方は『認知の歪み』が極端でやんす。『私が好きなんだから相手も好きなはず』という一方通行の思い込みでやんすね。まるでテニスボールを壁に投げ続けて、いつか返ってくると信じているようなもんでやんす。」
やきう
「つーか大学まで押しかけてくるとか、もう当時から完全にアウトやろ。今なら即ストーカー規制法案件やで。」
かっぱ
「でもな、26年間も片想いを温め続けるエネルギーってすごいで。その情熱を仕事に向けてたら大企業の社長なれとったわ。」
ずん
「いやいや、かっぱさん!そこは褒めるとこじゃないのだ!むしろ怖すぎるのだ!24年間ずっと『あの人は私のもの』って思ってたってことでしょ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。これは『エロトマニア』という妄想性障害の可能性もあるでやんす。相手が自分を愛しているという妄想を抱き続ける精神疾患でやんすね。ちなみにおいらもモテないけど、さすがにこんな妄想は抱かないでやんす。」
やきう
「お前がモテないのは妄想以前の問題やけどな。で、この安福って女、結局どういう思考回路で刺したんや?」
かっぱ
「記事には『情念を募らせ』って書いてあるけど、26年間も温めた恋心が憎しみに変わったんやろな。『私が好きだったのに奥さんになったのはこいつか』って。」
ずん
「でもさ、普通さ、26年も経ったら『あ、あの人今頃どうしてるかな〜』くらいで終わるじゃん!なんで殺人にまで発展するのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「それが執着の恐ろしさでやんす。彼女の中では1975年の喫茶店から時計の針が進んでいなかったんでやんす。まるでタイムカプセルに入れた恋心が、腐って毒ガスに変わったようなもんでやんすね。」
やきう
「腐った恋心とか、ワイの冷蔵庫の奥の納豆より怖いわ。しかもこれ、テニスの練習待ち伏せしてたんやろ?計画的やんけ。」
かっぱ
「『無下に帰すわけにもいかないから』って、何が無下やねん。そもそも来てくれなんて誰も頼んでないやろ。完全に自己完結型の妄想やん。」
ずん
「これさ、もしかして安福さんの中では『私が一番彼のことを理解してる』みたいな謎の自信があったんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす、ずん。これは『自己愛性パーソナリティ障害』の特徴でもあるでやんす。『私だけが特別』という思い込みが、他者への攻撃性に変わるんでやんすね。ちなみにおいらも『おいらだけが特別にモテない』という自覚はあるでやんす。」
やきう
「だからお前の話はええねん。それよりこの事件、26年も経ってからやっと逮捕されたんやろ?DNA鑑定とかで判明したんか?」
かっぱ
「記事には詳しく書いてないけど、おそらく科学捜査の進歩やろな。当時は証拠不十分でも、今の技術なら犯人特定できるってことや。」
ずん
「でもさ、26年間逃げ切れると思ってたのかな?それとも『いつか捕まる』って分かってて、それでもやっちゃったのかな、なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく後者でやんす。殺人という行為は、彼女にとって『復讐』ではなく『所有』の証明だったんでやんす。『あなたは私のものだから、他の女のものにはさせない』という歪んだ愛情表現でやんすね。」
やきう
「愛情表現が殺人て、もう完全に狂っとるやんけ。これもう恋愛じゃなくてホラー映画のプロットやん。」
かっぱ
「しかもこれ、被害者の奥さん当時32歳やろ?子供もおったかもしれんやん。一体どんな気持ちで刺したんやろな...。」
ずん
「うわぁ...考えたくないのだ。でもさ、これって教訓として何かあるのかな?『振られたら素直に諦めろ』ってこと?」
でぇじょうぶ博士
「まあそれもあるでやんすが、もっと大事なのは『相手の人生は自分のものじゃない』という当たり前の認識でやんす。おいらも研究に没頭しすぎて、たまに実験対象の細菌に愛着湧くことあるでやんすが、さすがに所有しようとは思わないでやんす。」
やきう
「お前、細菌に愛着湧くとか完全にイカれてるわ。まあでもこの事件、結婚してる人にとっては怖すぎるやろな。昔の同級生が突然現れて...って。」
かっぱ
「同窓会とか絶対行けんくなるやん。『あの子、昔僕のこと好きやったな』とか思い出したら、背筋凍るで。」
ずん
「てか、旦那さんも可哀想すぎるのだ!喫茶店で号泣されて、24年後には奥さん刺されるとか、人生ハードモードすぎるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。彼は何も悪くないのに、一生この事件のトラウマを背負うことになるでやんす。まるでホラーゲームの主人公が、何の落ち度もないのに化け物に追われるようなもんでやんす。」
やきう
「でもな、これ教訓として『ハッキリ断る』ことの大事さもあるんちゃうか?中途半端な優しさが、相手に期待させることもあるやろ。」
かっぱ
「それはあるかもしれんけど、この場合は完全に安福側の問題やろ。どんだけハッキリ断られても、脳内で都合よく変換してまうタイプやん。」
ずん
「じゃあもう、こういう人からは逃げるしかないってこと?でもどうやって見分けるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら、完璧な見分け方はないでやんす。ただ、『大学まで押しかけてくる』『号泣して感情的になる』『断ってもしつこく連絡してくる』といった兆候があれば、早めに距離を取るべきでやんす。おいらみたいにモテないと、そもそもこういう問題とは無縁でやんすけどね。」
やきう
「だからお前の話はええっちゅうねん。まあでも、この事件で一番怖いのは『時間が経っても執着が消えない』ってことやな。人の記憶って薄れていくもんやと思ってたけど、逆に濃縮されることもあるんやな。」
かっぱ
「濃縮された恋心が毒になるとか、もう完全にヤンデレの最終形態やん。これアニメやったら『こんなん現実にあるわけないやん』って言われるレベルやで。」
ずん
「でもさ、実際にあったってことは、世の中にはまだこういう人いるかもしれないってことだよね?怖すぎるのだ...。ボク、もう誰にも好かれたくないのだ!」