ずん
「あのさぁ、バンダイチャンネルが止まったらしいのだ。ボクの週末のアニメマラソンが台無しなのだ!これは人権侵害なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「人権侵害...まあ、確かに現代人にとってアニメ配信停止は死活問題でやんすけどね。不正アクセスってのは、まるで自分の家に泥棒が入って、しかも泥棒対策のために自分が家から追い出されるようなもんでやんす。」
やきう
「草。でも4700作品も配信しとって、セキュリティガバガバやったんちゃうか?ワイ、こういう大企業の杜撰な管理見ると笑えてくるわ。」
ずん
「そうなのだ!なんでボクたちが被害を受けなきゃいけないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、落ち着くでやんす。不正アクセスってのは、どんなに対策しても完璧には防げないでやんす。まるでゴキブリみたいなもんで、一匹見つけたら百匹いると思えってやつでやんす。」
やきう
「せやけど、緊急停止って...利用者の個人情報とかクレカ情報とか抜かれとるんちゃうか?ワイの友達も登録しとったはずやで。友達の、な。」
ずん
「え!?じゃあボクのクレカも危ないってことなのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「その可能性は否定できないでやんす。でも、サービス停止ってことは、被害拡大を防ぐための英断でもあるでやんす。傷口を広げる前に、まず止血するってわけでやんすね。」
やきう
「止血って...もう出血しとるやんけ。そもそも不正アクセスの"疑い"って何やねん。疑いの段階で全停止とか、相当ヤバい状況ってことやろ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね...例えるなら、家に帰ったら玄関が開いてて、中から物音がするけど、まだ泥棒かどうか確信が持てない状態でやんす。でも警察呼ぶ前に、まず家族を避難させる感じでやんすかね。」
やきう
「それ完全にアウトやん。つーか、バンダイナムコグループってデカい会社やろ。そんなとこが不正アクセス食らうとか、ワイらみたいな一般人なんか秒でハッキングされるわ。」
ずん
「じゃあボク、もうインターネット使わない方がいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは極端でやんす。インターネットを使わないってのは、車が危ないから外出しないようなもんでやんす。大事なのは、パスワードを使い回さないとか、二段階認証を設定するとか、基本的な対策でやんすよ。」
やきう
「せやけどな、そういう基本的な対策すらしてへん企業が多いんちゃうか?ワイ、IT企業におったからわかるけど、セキュリティ予算って真っ先に削られるんや。」
ずん
「え、じゃあこれからもこういう事件増えるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら、その可能性は高いでやんす。サイバー攻撃ってのは、まるでウイルスの進化みたいなもんで、対策が追いつかないスピードで高度化してるでやんすからね。」
やきう
「つーか、バンダイチャンネルって月額1100円やろ?その金でセキュリティ強化しとけよって話やわ。ワイら、金払っとんのにサービス受けられへんとか詐欺やん。」
ずん
「そうなのだ!返金してほしいのだ!...でもボク、無料体験期間中だったのだ。」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、有料会員には何かしらの補償があるでやんすよ。無料体験中のずんには関係ないでやんすけどね。」
やきう
「草。お前、タダで文句言うとるんかい。でもまあ、こういう時こそ企業の対応力が試されるわな。情報開示を渋ったり、責任逃れしたりする企業は信用失うで。」
ずん
「じゃあボク、復旧したらまた無料体験できるのだ?ラッキーなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...その発想はなかったでやんす。でも、今回の件で会員情報がリセットされる可能性もあるでやんすから、もしかしたら本当にもう一回無料体験できるかもしれないでやんすね。」
やきう
「お前、不幸をチャンスに変えるその図々しさ、ある意味尊敬するわ。でも、クレカ情報流出したら、無料どころかマイナスやで。」
ずん
「...あ、そっか。じゃあボク、やっぱり返金じゃなくて、一生無料にしてほしいのだ!それなら個人情報漏れても許すのだ!」