ずん
「新幹線で合説とか、これ完全に時代が変わってきたのだ!もう就活も移動も同時にこなせる時代なのだ!」
やきう
「ワイ、これ聞いて思ったんやけど、秋田県、めっちゃ必死やん。数百万円も出してまで若者欲しいんか。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。秋田県の人口減少は深刻でやんす。2023年のデータでは人口約94万人で、2050年には60万人を切ると予測されてるでやんす。」
かっぱ
「60万人て...それ、ほぼ半減やんけ。そら必死にもなるわ。」
ずん
「でもさ、新幹線代タダって、これボクも応募したいのだ!秋田出身じゃないけど...」
やきう
「お前、秋田出身ちゃうやろ。っていうか、就活する気もないくせに何言うとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、この施策は実に巧妙でやんす。東京駅から秋田駅まで約3時間50分。その間、学生は逃げ場なく企業と向き合わざるを得ないでやんす。」
かっぱ
「それ、監禁みたいなもんやん。学生、トイレ行く以外逃げられへんやろ。」
ずん
「あっ、それってもしかして...密室での洗脳作戦なのだ!?」
やきう
「洗脳は言い過ぎやけど、確かに普通の合説なら学生は適当に見て回って終わりや。でも新幹線なら3時間以上拘束できるからな。」
でぇじょうぶ博士
「おいらの分析によると、これは「タイパ・コスパ」を重視する現代の若者心理を完璧に突いた戦略でやんす。移動時間を無駄にしたくない世代には刺さるでやんすよ。」
かっぱ
「でも、ほんまに秋田で就職したい学生が集まるんかいな?タダだから応募する奴ばっかりやないの?」
ずん
「それな!ボクだって、タダなら行くのだ。でも働く気はないのだ。」
やきう
「お前みたいなゴミが混ざったら、企業も秋田県もたまったもんやないな。税金の無駄遣いやん。」
でぇじょうぶ博士
「ただ、秋田県は12月27日と29日の別イベントへの参加も求めているでやんす。これで本気度を測ろうとしてるでやんすね。」
かっぱ
「なるほどな。新幹線だけ乗って帰る奴は排除できるわけや。まあまあ考えとるやん。」
ずん
「でも、これって他の県も真似し始めたら、就活生は新幹線乗り放題になるんじゃないのだ!?」
やきう
「それな。北海道新幹線で札幌まで、九州新幹線で鹿児島まで。全部タダで旅行できるやん。」
でぇじょうぶ博士
「実際、記事でも指摘されてる通り、この手法は他地域に広がる可能性が高いでやんす。地方自治体の人材獲得競争は激化するでやんすよ。」
かっぱ
「でもな、結局は秋田に残る魅力がなかったら意味ないやろ。新幹線代タダにしたところで、給料安かったら誰も来んで。」
ずん
「それな!ボクも秋田より東京がいいのだ。給料高いし、遊ぶところ多いし...」
やきう
「お前、東京でも引きこもっとるだけやろ。場所関係ないやん。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、この施策の真の狙いは別のところにあるかもしれないでやんす。数百万円の投資で全国ニュースになり、秋田県の「本気度」を示せたでやんすからね。」
かっぱ
「ああ、広報効果か。確かに、普通に広告打つより安上がりかもしれんな。」
ずん
「じゃあ、次は秋田新幹線じゃなくて、秋田犬と一緒に面接とかどうなのだ!?犬好きな学生は絶対来るのだ!」
やきう
「それ、もう就活関係ないやん。お前、頭大丈夫か?」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、アニマルセラピー的な効果はあるかもしれないでやんすけど、企業側が困るでやんすね。犬アレルギーの人もいるでやんすし。」
かっぱ
「つーか、秋田犬って高いねんで。貸し切り新幹線より金かかるわ。」
ずん
「えっ、そうなのだ!?じゃあやっぱり新幹線の方がコスパいいのだ!秋田県は正しい判断をしたのだ!」