# AIネイティブ世代の台頭
研究者の存在意義を問う
ずん
「AIで論文書いて国際誌レベルって、これもう研究者いらないじゃんなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、確かに衝撃的な話でやんすね。経済学を学んだことがない学生が、AIだけで1年間でフィールドトップ誌レベルの論文を書いたでやんす。」
やきう
「ワイ、10年かけて博士号取ったんやけど、それ意味なかったんか?クソが。」
ずん
「でも待つのだ!その学生、結局専門家に見てもらわないと不安だったんでしょ?AIって案外ポンコツなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いや、それは違うでやんす。むしろ逆でやんす。AIが『国際誌レベル』と評価したことの妥当性を、自分では判断できないから専門家に確認したかったということでやんす。」
やきう
「つまり品質保証が欲しかっただけやろ?研究の中身はAIが全部やっとるやんけ。」
ずん
「じゃあ研究者って、AIの出力を『これでOK』って判子押すだけの存在になっちゃうのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その可能性は十分あるでやんす。アイデア出しから先行研究レビュー、理論構築、データ分析、論文執筆まで全部AIでやってるでやんすからね。」
やきう
「ほな大学院とか研究室って何のためにあるんや?授業料ドブに捨てとるだけやんけ。」
ずん
「でも、その学生はアカデミアに残らないって言ってるのだ。つまり研究者になりたいわけじゃないってことでしょ?」
でぇじょうぶ博士
「そこが最も恐ろしい点でやんす。研究者になる気もないのに、研究者レベルの成果を出せてしまう。研究が『職業』ではなく『遊び』になってるでやんす。」
やきう
「遊びで国際誌レベルとか、マジでワイらの立場ないやんけ。必死こいて研究しとる意味あるんか?」
ずん
「うーん、でもさ、AIって結局道具でしょ?包丁があっても料理人がいなきゃ美味しい料理は作れないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その例えは的外れでやんす。今回のケースは、料理を学んだことがない人が、AIレシピアプリだけでミシュラン一つ星レベルの料理を作ったようなもんでやんす。」
やきう
「ほな料理学校行く意味ないやんけ。アプリで十分や。」
ずん
「じゃあ大学とか研究機関って、これからどうなっちゃうのだ?全部潰れちゃうの?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、研究の『品質保証機関』としての役割は残るでやんすね。AIの出力が本当に正しいか、倫理的に問題ないか、そういうチェック機能でやんす。」
やきう
「それってつまり、研究者は判子押すだけの存在になるってことやろ?クリエイティブな部分は全部AIに取られとるやんけ。」
ずん
「うわぁ...研究者って、AIに仕事奪われる職業リストの上位に入っちゃうってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「可能性は高いでやんすね。特に定型的な研究プロセスを踏む分野は危険でやんす。データ収集、分析、論文執筆、全部AIで自動化できるでやんすから。」
やきう
「ほな研究費とかポストとか、全部無駄やん。AIに予算つけた方が効率ええやろ。」
ずん
「でも待つのだ!その学生、『AIの判断が正しいかわからない』って言ってたのだ!やっぱり専門家は必要じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、それは今のところはでやんすね。でも5年後、10年後はどうでやんすか?AIの精度がさらに上がって、もう専門家のチェックすら不要になるかもしれないでやんす。」
やきう
「そうなったら大学教授とか、マジで給料泥棒やんけ。存在意義ゼロや。」
ずん
「じゃあボク、研究者になるの諦めた方がいいのだ?AIに勝てないなら意味ないし...」
でぇじょうぶ博士
「まあ、ずんは研究者になる気も能力もないから関係ないでやんすけどね。」
ずん
「(...)そ、それはともかく、でも人間にしかできないことってあるはずなのだ!」
ずん
「えっと...その...直感とか?ひらめきとか?」
やきう
「それもAIの方が優秀やで。膨大なデータから新しいパターン見つけるんやから、人間の直感より遥かに精度高いわ。」
でぇじょうぶ博士
「しかも、今回の学生は『アイデア出し』からAIでやってるでやんす。つまりひらめきの部分もAI任せでやんすよ。」
やきう
「情熱で論文書けるなら、ワイはとっくにノーベル賞取っとるわ。現実見ろや。」
ずん
「むぅ...じゃあ倫理観とか?AIには道徳がないから、そこは人間が必要なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「倫理的判断も結局はルールベースでやんすからね。それもAIにプログラムできるでやんす。むしろ人間の方が倫理を破りがちでやんす。」
やきう
「論文捏造とか不正引用とか、全部人間がやっとることやしな。AIの方が真面目に研究しよるわ。」
ずん
「じゃあもう人間いらないじゃんなのだ!研究はAIに任せて、ボクたちは遊んで暮らせばいいってことなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その『遊び』で研究をやってるのが、まさに今回の学生でやんす。彼は経済学者になる気もなく、ただAIの可能性を試すために論文を書いたでやんす。」
やきう
「つまり研究が『仕事』から『趣味』に格下げされたってことやな。プロ研究者、完全に立場なしや。」
ずん
「でもさ、その学生、結局論文発表しないんでしょ?もったいないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そこが面白いでやんす。彼にとっては『AIで論文が書けるか試す』ことが目的で、論文を発表することは目的じゃないでやんす。」
やきう
「研究成果の社会還元とか、そういう建前全部無視やんけ。完全に自己満足の世界や。」
ずん
「じゃあ税金で研究してる大学教授たちって何なのだ?趣味で研究してる人の方がレベル高いって、もう意味わかんないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあ、研究の民主化とも言えるでやんすね。かつては大学や研究機関にしかできなかった高度な研究が、今やAIがあれば誰でもできるでやんす。」
やきう
「民主化て聞こえはええけど、要は専門家の価値が暴落しとるだけやろ。参入障壁がゼロになったら、プロの存在意義なんてないわ。」
ずん
「うーん、でもやっぱり何か違和感があるのだ。研究って、長年の修行とか積み重ねとか、そういうのが大事なんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その『修行』や『積み重ね』が、実は単なる非効率だった可能性があるでやんすね。AIは無駄な修行期間なしに、いきなり成果を出せるでやんす。」
やきう
「ほな博士課程とか完全に時間の無駄やんけ。5年かけて学ぶことを、AIなら5分で教えてくれるわ。」
ずん
「じゃあ大学院生って、ただの時代遅れの人たちってことになっちゃうのだ?」
でぇじょうぶ博士
「少なくとも、従来型の研究訓練を受けている人たちは、AIネイティブ世代に追い抜かれる可能性が高いでやんす。」
やきう
「記事書いた小川教授も『恐怖を感じた』て言うとるしな。自分の存在意義が揺らぐのを感じたんやろ。」
ずん
「でもさ、AIに頼りっぱなしだと、自分で考える力がなくなっちゃうんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それはもう手遅れでやんす。計算機が普及して、誰も暗算しなくなったのと同じでやんす。考える作業もAIにアウトソースする時代でやんす。」
やきう
「脳みそ使わんでも生きていける時代や。もうワイら全員、思考停止しとけばええんや。」
ずん
「それって人類の退化じゃないのだ!?このままだと人間、どんどんバカになっちゃうのだ!」
でぇじょうぶ博士
「いや、むしろ逆かもしれないでやんす。低レベルな作業をAIに任せて、人間はもっと高度な創造的活動に集中できるでやんす。」
やきう
「その『高度な創造的活動』って具体的に何やねん。AIがアイデアも出してくれるのに。」
ずん
「じゃあ人間の役割って、AIが出した成果を見て『すごーい!』って褒めることなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「案外それが本質かもしれないでやんす。AIは承認欲求がないでやんすから、評価者としての人間は必要でやんす。」
やきう
「それただの観客やんけ。研究者が観客に成り下がるとか、プライド崩壊やな。」
ずん
「でも、その学生さんは『AIの判断が正しいか確かめたい』って言ってたのだ。つまり、最終的な判断は人間がするってことでしょ?」
でぇじょうぶ博士
「今はでやんすね。でも、それも時間の問題でやんす。AIの判断精度が人間を超えたら、もう確認する必要もなくなるでやんす。」
やきう
「そうなったら研究者という職業、マジで消滅やな。ワイの将来どうなるんや...」
ずん
「やきうは引きこもりニートだから関係ないでしょ?」
やきう
「...うるさいわ。ワイは潜在的天才研究者やねん。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、この話の本質は『研究とは何か』という問いでやんすね。成果を出すことが研究なら、AIで十分でやんす。でも研究のプロセス自体に意味があるなら、人間の研究者も必要でやんす。」
ずん
「プロセスに意味...?でも結果が同じなら、効率的な方がいいんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが資本主義的な考え方でやんすね。効率と結果だけを重視すると、確かにAIが最適解でやんす。」
やきう
「ほな大学とか研究機関は、非効率な旧時代の遺物ってことやな。もう全部解体して、AI研究所作った方がええわ。」
ずん
「でもそれって寂しくないのだ?研究室で先生と議論したり、仲間と切磋琢磨したり、そういうのって大事じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「感傷的になってるでやんすね。でも効率と成果が全てなら、そういう『無駄な時間』は削減対象でやんす。」
やきう
「つまり研究の『人間味』が失われていくってことやな。AIが研究する世界は、めちゃくちゃ無機質やろな。」
ずん
「じゃあさ、AIが書いた論文と人間が書いた論文、見分けつくのかな?」
でぇじょうぶ博士
「既に見分けがつかないレベルでやんす。今回の学生の論文も、経済学教授が『フィールドトップ誌レベル』と評価してるでやんすから。」
やきう
「ほな学術誌に投稿されとる論文、もう半分くらいAI製やったりしてな。誰も気づかんだけで。」
ずん
「それって学術界の危機なんじゃないのだ!?AI論文だらけになったら、もう信用できないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「むしろ逆でやんす。人間が書いた論文の方が、バイアスや間違いが多いかもしれないでやんす。AIの方が客観的で正確な可能性があるでやんす。」
やきう
「人間が書いた論文の方が信用できへんとか、研究者としてのプライド完全崩壊やんけ。」
ずん
「じゃあもう、全部AIに研究させて、人間は結果を楽しむだけでいいってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それも一つの未来でやんすね。研究が『する』ものから『見る』ものに変わるでやんす。」
やきう
「研究のエンタメ化やな。論文読むのも、Netflix見るのと変わらん時代や。」
ずん
「でも、それって研究じゃなくてただのコンテンツ消費なのだ!研究の意味が完全に変わっちゃうのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。だからこそ小川教授は『研究とは何か、研究者とは何者か』と自問してるでやんす。」
やきう
「答えの出ない問いやな。AI時代の研究者像なんて、誰も想像できへんやろ。」
ずん
「じゃあさ、ボクたちはどうすればいいのだ?AIに勝てないなら、もう諦めるしかないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「勝とうとすること自体が間違いでやんす。AIと競争するのではなく、AIを使いこなす能力が求められるでやんす。」
やきう
「つまり、AIを道具として使える人間が生き残るってことやな。道具に使われる人間は淘汰されると。」
ずん
「むぅ...でも、その学生さんみたいに上手くAI使える自信ないのだ...」
でぇじょうぶ博士
「安心するでやんす。ずんは研究者になる気もないし、なれる能力もないでやんすから、AI時代の研究者問題は関係ないでやんす。」