ずん
「なあなあ、漫画の賞って普通に投票で決まるんじゃないのか?なんか責任者が勝手に除外とか、独裁国家なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。賞というのは本来、作品の質を公正に評価するためのものでやんすが、実際は権力者の好みで左右される茶番劇でやんすね。」
やきう
「クリーンな賞にしたいとか言うとるけど、お前の頭がクリーンちゃうやろ。汚れとるわ。」
かっぱ
「ほんまやで。数年後にエロネタ作品が1位取っとるんやったら、最初から基準なんてあらへんかったってことやん。」
ずん
「つまり、審査員の気分次第ってことなのだ?それって占いで合否決めてるのと変わらんのだ。」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら、そういうことでやんす。読者票で1位取れそうだったのに除外されたというのは、民主主義を標榜しながら独裁政治をやってるようなもんでやんす。」
やきう
「賞のブランドに傷がつくとか言うとるけど、そもそもそんな賞に価値あるんか?ワイからしたら既に傷だらけやで。」
かっぱ
「しかもその責任者、もう会社におらんのやろ?逃げ得やんけ。10億の借金背負っとけや。」
ずん
「でも博士、作者さんは『面白さこそ正義』って言ってるのだ。これって負け惜しみなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いいや、むしろ本質を突いてるでやんす。賞なんてのは所詮、権威側が勝手に作った物差しでやんす。読者が面白いと思えば、それが真の評価でやんすよ。」
やきう
「まあ、賞取らんでも読者がついとるんやったら勝ちやろ。賞なんて飾りや。」
かっぱ
「でもな、頑張った人間が正当に評価されへん社会って、どうなんやろな。」
ずん
「じゃあボク、賞とか最初から狙わずに好きなもの描くのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それが一番賢明でやんす。権威に媚びるより、読者の心を掴む方が何倍も価値があるでやんすからね。」
ずん
「...ボク、棒人間しか描けないけど、心は誰にも負けないのだ!」
かっぱ
「心だけで漫画描けたら、世界中が漫画家やで。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、今回の件で一つ学べることがあるでやんす。それは『公正さ』を謳う組織ほど、実は不公正だということでやんすね。」
やきう
「結局、世の中なんて上の奴らの都合で回っとるんや。文句言うだけ無駄やで。」
ずん
「でも、こうやって声を上げることで変わることもあるんじゃないのだ?」
かっぱ
「甘いで、ずん。権力持っとる奴らは、下の声なんて聞かへんのや。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、今回のように公の場で問題を指摘することで、少なくとも同じ目に遭う人を減らせるかもしれないでやんす。それだけでも意味があるでやんすよ。」
やきう
「まあ、それはそうやな。泣き寝入りするよりマシや。」
ずん
「じゃあボク、これからは賞とか気にせず、自分が面白いと思うことだけやるのだ!」
かっぱ
「お前、さっきから同じこと言うとるやん。学習能力ないんか。」
でぇじょうぶ博士
「ずん君の発言は、同じことを繰り返すことで自分を納得させようとする心理的防衛機制でやんすね。」
やきう
「難しいこと言わんでええわ。要するにアホってことやろ。」
ずん
「ひどいのだ!でも、今回の件で一つわかったことがあるのだ。」
ずん
「賞を取るより、10億円の借金を背負わせる呪いをかける方が効果的ってことなのだ!」