**ずん
「結局さぁ、母親のせいで人生めちゃくちゃにされたってことなのだ?でも本人は殺してないのだ。これ、どうなの?」**
**でぇじょうぶ博士
「おいらに言わせれば、これは典型的な『怒りの転移』でやんす。本当に憎むべき相手に怒りをぶつけられないから、別のターゲットに向けるでやんすね」**
**やきう
「つまりマッマが本丸やのに、安倍ちゃんに八つ当たりしたってことか。筋が通ってないやんけ」**
**でぇじょうぶ博士
「そこが人間の心理の複雑なところでやんす。母親への愛情と憎悪が混在して、直接攻撃できない。だから統一教会と関係があるとされた安倍氏に矛先が向いたでやんす」**
**ずん
「でもさぁ、資産家の息子で裕福だったんでしょ?それで人生終わるって、結局甘えなんじゃないのだ?」**
**やきう
「ほんまそれな。ワイなんて生まれた時から詰んでたのに、文句言わず生きとるで。金あるくせに被害者ヅラすんなや」**
**でぇじょうぶ博士
「確かに物質的には恵まれていたでやんす。でも精神的虐待というのは、目に見えない分、理解されにくいでやんすね。おいらの研究によれば、宗教2世問題は深刻でやんす」**
**ずん
「母親から手紙来てるんでしょ?『責任を感じてます』って。それでも許せないわけ?」**
**でぇじょうぶ博士
「その手紙こそが問題の本質でやんす。『表面的に謝ってはいるが、核心には踏み込んでいない』。つまり本当の謝罪じゃないでやんすね」**
**やきう
「形だけの謝罪とか、クソの役にも立たんわな。むしろ火に油を注ぐだけやろ」**
**ずん
「じゃあ母親はどうすればよかったのだ?統一教会やめて、全財産返してもらえばよかったのだ?」**
**でぇじょうぶ博士
「理論上はそうでやんすが、宗教にハマった人間を説得するのは、ゾンビに人間性を取り戻させるより難しいでやんす。脳の報酬系が完全に書き換えられてるでやんすからね」**
**やきう
「結局、マインドコントロールされとる奴に何言っても無駄ってことやな。それを45年間見せつけられたら、そら狂うわ」**
**でぇじょうぶ博士
「おっしゃる通りでやんす。しかも『お母さん子』だった。愛情が深かった分、裏切られた感覚も強烈でやんす。愛と憎しみは表裏一体でやんすからね」**
**ずん
「でもさぁ、母親殺せばよかったじゃん。なんで全然関係ない人を...って思っちゃうのだ」**
**やきう
「お前、サイコパスかよ。まあでも、筋としてはそっちの方が理解できるわな」**
**でぇじょうぶ博士
「それこそが心理学的に興味深い点でやんす。母親を直接攻撃できないのは、まだ愛情が残ってるからでやんす。完全に憎めないから、代理攻撃に走ったでやんすね」**
**ずん
「つまり、殺したくても殺せないほど愛してたってこと?それって...悲しすぎないのだ?」**
**でぇじょうぶ博士
「悲劇でやんすね。愛してるからこそ許せない。でも傷つけたくもない。この矛盾が45年間蓄積された結果が、あの事件でやんす」**
**やきう
「で、結局マッマは今も統一教会信じとるんか?息子が大事件起こしても目覚めへんのか?」**
**でぇじょうぶ博士
「おいらの知る限り、明確な情報はないでやんすが、手紙の内容から察するに、根本的な変化はなさそうでやんすね。『核心に踏み込んでいない』という表現がすべてを物語ってるでやんす」**
**ずん
「じゃあこの45年間、ずっと一方通行だったわけ?母親は宗教に夢中で、息子の叫びは届かず...って感じなのだ?」**
**やきう
「そらキツイわ。45年間無視され続けるとか、拷問やん。ワイでも発狂するで」**
**でぇじょうぶ博士
「実際、心理学では『慢性的な無視』は最も残酷な虐待の一つとされてるでやんす。物理的暴力より深い傷を残すでやんす」**
**ずん
「でも公判始まるんでしょ?そこで何を語るつもりなのだ?母親への愛憎を?それとも統一教会への恨みを?」**
**でぇじょうぶ博士
「おいらの予想では、両方でやんす。でも本人も整理できてないんじゃないでやんすかね。怒りの矛先が母親なのか、教団なのか、社会なのか、自分でもわかってないでやんす」**
**やきう
「結局、誰を恨んでええかわからんまま、一番目立つ奴を撃ったってことか。めちゃくちゃやな」**
**ずん
「ていうかさぁ、この事件で統一教会の問題が明るみに出たじゃん。ある意味、社会的には意義があったんじゃ...」**
**でぇじょうぶ博士
「それは結果論でやんす。動機の正当化には使えないでやんす。おいらとしては、人の命を奪う行為は、どんな理由があっても許されないでやんす」**
**やきう
「まあでも、政治家と宗教の癒着がバレたのは事実やな。闇が深すぎて草も生えんわ」**
**ずん
「結局、母親は息子が死刑になっても、統一教会を信じ続けるのかな...?それとも、やっと目が覚めるのかな...?」**
**でぇじょうぶ博士
「統計的には、ここまで来ても変わらない可能性が高いでやんす。宗教的確信というのは、論理を超越してるでやんすからね」**
**やきう
「つまり、息子が命をかけて訴えても、マッマには届かんってことか。救いがなさすぎやろ...」**
**ずん
「じゃあ、この45年間の苦しみって、全部無駄だったってこと...?報われないまま終わるの...?」**
**でぇじょうぶ博士
「人生とはそういうものでやんす。すべての怒りが報われるわけじゃない。むしろ報われないことの方が多いでやんす。それを受け入れられるかどうかが、人間の成熟度でやんすね」**
**やきう
「クソみたいな結論やな。でもリアルや。世の中そんなもんやわ」**
**ずん
「結局ボク、この事件から何を学べばいいのだ...?宗教は怖いってこと?母親は選べないってこと?それとも...」**
**でぇじょうぶ博士
「学ぶべきは、怒りの扱い方でやんす。怒りを溜め込むと、いつか爆発するでやんす。適切に表現し、必要なら専門家に相談する。それが現代人の知恵でやんす」**
**やきう
「でも世の中、カウンセリング受ける金もない奴の方が多いんやで。綺麗事言うなや」**
**ずん
「はかせ、結局さぁ...母親との確執って、一生解決しないものなのだ?みんな、どこかで妥協して生きてるだけなのだ?」**
**でぇじょうぶ博士
「残念ながら、完全に解決することは稀でやんす。多くの人は折り合いをつけながら生きてるでやんす。それが大人になるということでやんすね」**
**やきう
「まあ結局、ワイらも親に文句言いながら、ギリギリのラインで踏みとどまっとるわけやな」**
**ずん
「じゃあボクも、いつか爆発するかもしれないのだ...?怒りを溜め込みすぎて...?怖くなってきたのだ...」**
**でぇじょうぶ博士
「だからこそ、小さなガス抜きが大切でやんす。愚痴を言う、運動する、趣味に没頭する。圧力鍋の蒸気弁みたいなもんでやんす」**
**やきう
「ワイの場合、なんJで煽り合うのがガス抜きやな。健全とは言えんけど」**
**ずん
「...なんか、すごく複雑な気持ちになってきたのだ。被告のことを単純に批判できないし、かといって同情もできないし...」**
**でぇじょうぶ博士
「それが正常な反応でやんす。人間の心理は白黒つけられるほど単純じゃないでやんす。グレーゾーンを受け入れることが、成熟した思考でやんすね」**
**やきう
「結局、答えなんてないってことやな。ただ、こういう悲劇が起きたって事実だけが残る」**
**ずん
「公判で被告が何を語るか気になるのだ。でも多分、聞いてもスッキリしないんだろうなぁ...複雑すぎて、誰も納得できない理由なんだろうなぁ...。あ、でもボクはとりあえず今日の晩ご飯何にするか考えるのだ!母子確執より飯なのだ!」**