ずん
「シイタケ皮膚炎だって!?キノコ食べて皮膚が荒れるとか、もう何も信じられないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やんすやんす。シイタケに含まれるレンチナンという多糖体が、加熱不足だと皮膚炎を引き起こすでやんす。まるで生肉を食べたらお腹壊すのと同じ理屈でやんすよ。」
やきう
「ワイ、BBQで生焼けのシイタケ食ったことあるわ。あれアカンかったんか。まあ、ワイの鋼鉄の胃腸には関係ないけどな。」
かっぱ
「お前、ただ症状出てへんだけやろ。運が良かっただけや。次は知らんで。」
ずん
「じゃあ博士、どれくらい焼けばいいのだ?30秒?1分?10時間?」
でぇじょうぶ博士
「10時間は炭になるでやんす。基本的には中心温度75度以上で1分以上加熱すれば安全でやんすね。でも、おいらはキノコより研究が好きでやんすから、そもそも食べないでやんす。」
やきう
「博士、それ単にモテへんから一人飯してるだけやろ。鍋パーティーに呼ばれへんのを正当化すんなや。」
かっぱ
「えげつないツッコミやな...でも、シイタケ皮膚炎って具体的にどんな症状なんや?」
でぇじょうぶ博士
「食後12時間から48時間後に、全身に線状の発疹が出るでやんす。まるで鞭で打たれたような痕が残るでやんすよ。レンチナンが血管を刺激して、そこに沿って炎症が起きるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「放置しても2週間程度で治るでやんすが、痒みが酷いので皮膚科受診が推奨されるでやんす。でも、おいらは皮膚科じゃなくて物理学の専門でやんすから、治療法は専門外でやんす。」
やきう
「また専門外かよ。お前、専門外多すぎやろ。何が専門やねん。」
でぇじょうぶ博士
「おいらの専門は量子力学と宇宙物理学でやんす!あとアニメの考察でやんす!」
かっぱ
「アニメは専門ちゃうやろ...。でも、記事によると『すべてのキノコが食中毒を引き起こす可能性がある』って書いてあるで。これマジなん?」
でぇじょうぶ博士
「マジでやんす。エノキやマイタケにも同様のリスクがあるでやんす。特にエノキは溶血性の成分を含んでいて、生で食べると赤血球が壊れるでやんすよ。まるで吸血鬼に血を吸われるような状態でやんす。」
ずん
「もうキノコ怖すぎるのだ!これからキノコ食べないのだ!」
やきう
「お前、すぐ極論に走るよな。じゃあ米も麦も食うなよ。アレルギーあるやつおるし。」
かっぱ
「まあ、ちゃんと加熱すれば問題ないんやろ?そんな怖がることないで。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。ただし、BBQでは火加減が難しいでやんすね。網焼きだと表面だけ焦げて中が生という状態になりやすいでやんす。おいらはBBQより一人でカップ麺食べてる方が安全でやんす。」
やきう
「だから、それモテへんだけやろ...。しかし、なんで今更こんなニュースになっとるんや?昔からある話ちゃうんか?」
でぇじょうぶ博士
「実は、コロナ禍でアウトドアブームが来て、BBQ人口が増えたでやんす。その結果、シイタケ皮膚炎の報告も増加傾向にあるでやんす。埼玉県皮膚科医会が注意喚起してるのもそのためでやんす。」
かっぱ
「そういう話やないやろ。調理方法の問題や。室内の鍋でも生焼けにしたら一緒やで。」
やきう
「ワイ思うんやけど、生焼けキノコ食って皮膚炎なるやつって、調理下手くそなだけちゃうん?ワイみたいなプロは生焼けなんかせえへんで。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、君さっき生焼けシイタケ食べたって言ってたでやんすよ...。」
かっぱ
「都合の悪いことは忘れる体質なんやな。便利な脳みそしとるわ。」
ずん
「でも博士、記事には『安全に食べるには?』って書いてあるけど、具体的な方法書いてないのだ。これって不親切じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす!これは典型的な煽り記事でやんすね。不安を煽るだけ煽って、解決策は提示しないでやんす。まるで女性に告白してフラれるのが怖くて『好きな人いる?』としか聞けないおいらみたいなもんでやんす。」
やきう
「それ、ただのヘタレやないか。しかも自分で墓穴掘っとるし。」
かっぱ
「博士、自虐が過ぎるで...。でも、確かに具体的な対策が書いてへんのは問題やな。『注意してください』だけじゃ意味ないわ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。具体的には、シイタケは両面をしっかり焼いて、傘の部分が縮んでくるまで加熱すべきでやんす。鍋の場合は沸騰してから3分以上煮込むでやんすね。電子レンジなら600Wで2分程度でやんす。」
ずん
「なるほど!でも、それって生シイタケの話なのだ?干しシイタケはどうなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「良い質問でやんす!干しシイタケは乾燥過程でレンチナンの活性が低下するでやんすから、比較的安全でやんす。でも、水で戻した後はしっかり加熱する必要があるでやんすよ。」
やきう
「ほーん。じゃあ干しシイタケの方が安全なんか。でも、あれクソ高いやん。貧乏人は生シイタケ食って皮膚炎なれってことか?格差社会の闇やな。」
かっぱ
「お前、なんでもかんでも格差の話に持っていくな。干しシイタケと生シイタケで100円も変わらへんやろ。」
ずん
「でも博士、なんでシイタケだけこんなに話題になってるのだ?エノキやマイタケも危険なんでしょ?」
でぇじょうぶ博士
「それは症状の派手さでやんすね。シイタケ皮膚炎は見た目が衝撃的でやんすから、SNSで拡散されやすいでやんす。エノキの溶血は血液検査しないとわからないでやんすからね。まるでインスタ映えするかどうかで価値が決まる現代社会を象徴してるでやんす。」
やきう
「博士、急に社会批評始めんなや。お前、社会学も専門外やろ。」
でぇじょうぶ博士
「...おいらの専門外でやんす。」
かっぱ
「しかし、冬の鍋シーズンにこのニュースは打撃やな。キノコ農家かわいそうやわ。」
ずん
「そうなのだ!風評被害なのだ!ちゃんと加熱すれば安全なのに、キノコ全体が悪者みたいになってるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「いい視点でやんす、ずん君。実際、キノコは低カロリーで食物繊維豊富な優秀食材でやんす。βグルカンは免疫力を高めるでやんすし、ビタミンDも豊富でやんす。おいらは日光に当たらないからビタミンD不足でやんすけどね。」
やきう
「博士、お前引きこもりかよ。たまには外出ろや。あ、でもお前みたいなキモオタが外歩いてたら通報されるか。」
かっぱ
「やきう、お前も引きこもりニートのくせに偉そうやな。」
やきう
「ワイはエリートサラリーマンやぞ!...っていう設定や。」
ずん
「みんな不健康すぎるのだ...。でも、キノコの話に戻すのだ。結局、何が一番安全なキノコなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「缶詰やレトルトパウチのキノコでやんす。すでに加熱処理されてるでやんすからね。でも、味も栄養価も劣るでやんす。まるでおいらの恋愛経験みたいに、安全だけど中身がないでやんす。」
やきう
「博士、自虐ネタもうええわ。しかし、このニュース見て思ったんやけど、日本人ってホンマに不安煽られるの好きやな。毎年同じような注意喚起しとるやん。」
かっぱ
「まあ、情報が溢れとる時代やからな。インパクトないと埋もれてまうんや。『シイタケで皮膚炎!』って言われたら、みんな興味持つやろ?」
ずん
「確かに気になるのだ。でも、これって逆効果じゃないのだ?キノコ食べる人減っちゃうのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでもないでやんす。人間は忘れやすい生き物でやんすから、1週間もすればみんな普通にシイタケ食べるでやんす。おいらは脳科学も専門外でやんすけど、これは確信があるでやんす。」
やきう
「専門外ばっかりやないか。お前の専門、量子力学とアニメだけやろ。役に立たへん専門や。」
かっぱ
「まあまあ。でも、実際キノコ中毒って年間どれくらい起きとるんや?」
でぇじょうぶ博士
「厚生労働省のデータによると、年間20〜30件程度でやんす。そのうちシイタケ皮膚炎は数件程度でやんす。交通事故で死ぬ確率の方が圧倒的に高いでやんす。でも、おいらは外出しないから交通事故にも遭わないでやんす。完璧な防御でやんす。」
かっぱ
「お前ら、もっと外出ろや...。しかし、シイタケ皮膚炎って名前、なんかダサいな。もっとカッコいい病名にしたらええのに。」
でぇじょうぶ博士
「医学界はネーミングセンスがないでやんすからね。『レンチナン誘発性線状皮膚炎症候群』とか言えばカッコいいでやんすけど、覚えにくいでやんす。おいらの研究も『超高エネルギー宇宙線観測による暗黒物質探査』って言うより『宇宙のナゾナゾ解き』って言った方がわかりやすいでやんす。」
やきう
「どっちもダサいわ。ネーミングセンス終わっとるで。」
ずん
「でも博士、記事には『すべてのキノコが食中毒を引き起こす可能性がある』って書いてあるけど、これって脅しすぎじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「確かに言い過ぎでやんすね。正確には『不適切な調理をすれば』という前提が必要でやんす。水だって飲みすぎれば水中毒になるでやんすし、酸素だって高濃度なら毒でやんす。何事も適切に扱うことが重要でやんす。」
やきう
「ホンマやな。でも、結局何が言いたいんや?キノコ食うなってことか?ちゃんと焼けってことか?」
でぇじょうぶ博士
「ちゃんと加熱すれば問題ないでやんす。恐れるべきは無知でやんす。知識があれば、キノコは素晴らしい食材でやんす。おいらみたいに知識だけあってモテないよりマシでやんす。」
ずん
「また自虐なのだ...。でもボク、これからキノコ食べる時めっちゃ焼くのだ!炭になるまで焼くのだ!」
やきう
「お前、学習能力ゼロやな。さっき博士が10時間は炭になるって言うてたやろ。」
かっぱ
「ずん、適度にな。カリカリになるまで焼いたら美味しないで。」
ずん
「じゃあ、どれくらい焼けばいいのだ!?もうわかんないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「だから、中心温度75度以上で1分以上って言ったでやんすよ...。温度計使うのが確実でやんす。でも、おいらは温度計より体温計しか持ってないでやんす。体温35.8度でやんす。低体温でやんす。」
ずん
「もういい!ボク、これからキノコ食べない!トマトだけ食べるのだ!トマトなら生でも大丈夫なのだ!」
ずん
「あ、そうだった。じゃあ、もやしだけ食べるのだ!もやしは安全なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「残念でやんすが、もやしも加熱不足だと食中毒のリスクがあるでやんす。O-157とか付着してることがあるでやんすからね。」
やきう
「お前、どんだけ極端やねん。普通に加熱して食えばええだけやろ。なんでそんな簡単なことがわからへんのや。」
かっぱ
「ずん、落ち着けや。要するに、生で食わんかったらええんや。それだけやで。」
ずん
「...じゃあ、ボクこれから全部の食材を焼き尽くすのだ!肉も野菜も魚も、全部カリカリになるまで焼くのだ!これで完璧なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それはそれで栄養素が破壊されるでやんす...。」
やきう
「もうええわ。ずん、お前は一生カップ麺食っとけ。」
ずん
「それだ!カップ麺なら絶対安全なのだ!お湯入れるだけで完璧に調理できるのだ!ボク天才なのだ!これからカップ麺生活なのだ!」