ずん
ボク、まつげにダニが住んでるって聞いて夜も眠れないのだ!これって人類の敗北じゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
やんすねぇ。まつげダニは学名を「デモデックス」と言うでやんす。実は成人の約97%のまつげに生息していて、夜になると活発に動き回るでやんす。ずんの顔も今この瞬間、ダニのダンスパーティー会場でやんす。
ずん
うわぁぁぁ!じゃあボク今すぐまつげ全部抜くのだ!
やきう
アホか。そんなことしたら、お前ますますキモくなるやんけ。つーか、ダニと共生しとる時点でお前は既にダニ以下の存在やで。
でぇじょうぶ博士
落ち着くでやんす!まつげダニは通常1〜2匹程度なら無害でやんす。問題は増殖した場合でやんす。1つの毛根に5匹以上になると、炎症を引き起こしてドライアイや視力低下の原因になるでやんす。
ずん
じゃあどうやって駆除すればいいのだ?殺虫剤を目に吹きかければいいのだ?
でぇじょうぶ博士
それは自殺行為でやんす!記事によれば4つの対処法があるでやんす。まず清潔な洗顔、次に専用のアイシャンプー、そして目元の保湿、最後に眼科での診断でやんす。
やきう
ワイはもうアイシャンプーなんて意識高い系アイテム使っとるで。お前ら貧民は石鹸で顔洗っとけばええんちゃう?あ、でもダニと仲良く暮らすのも悪くないかもな。家賃タダで住人確保や。
ずん
やきうはダニに失礼なのだ!ダニだってそんな汚い場所には住みたくないのだ!
でぇじょうぶ博士
興味深い点は、まつげダニは皮脂をエサにしているでやんす。つまり、メイクの落とし残しやオイリー肌の人ほど、ダニにとっては食べ放題のビュッフェ状態でやんす。特に女性はマスカラやアイライナーの残りカスが...
やきう
ま、女はメイク濃いからな。化粧品メーカーはダニの餌製造業者ってことやな。ワイみたいなナチュラル美男子には関係ない話やわ。
ずん
やきうが美男子...?ダニの方が美形なのだ...
でぇじょうぶ博士
さらに恐ろしいのは、まつげダニには消化器官がないでやんす。つまり、生涯にわたって体内に老廃物を溜め込み続け、死んだ時に一気に放出するでやんす。これが炎症の主原因でやんす。
やきう
うわ、それ完全にワイの人生やん。溜め込んで溜め込んで最後に爆発するタイプ。
ずん
やきうは自分がダニだって認めたのだ!これは歴史的瞬間なのだ!
でぇじょうぶ博士
記事で注目すべきは視力低下のリスクでやんす。まつげダニの排泄物が目の表面の油層を破壊し、涙が蒸発しやすくなるでやんす。これがドライアイを引き起こし、長期的には角膜を傷つけて視力低下につながるでやんす。
やきう
ほーん、じゃあワイの視力が悪いのもダニのせいってことにしとこ。眼鏡かけてるのはダニのせい。モテないのもダニのせい。全部ダニが悪い。
ずん
それは違うのだ!やきうがモテないのは性格が腐ってるからなのだ!
でぇじょうぶ博士
対処法の中で最も重要なのは、やはり日々の洗顔でやんす。温水で丁寧にまつげの根元を洗うことで、ダニの数を適切にコントロールできるでやんす。ただし、過剰な洗顔は逆効果で、皮脂を過剰分泌させてダニの餌を増やすことになるでやんす。
やきう
めんどくさ。ワイはもうダニと共存する道を選ぶわ。Win-Winの関係や。ワイが住む場所を提供して、ダニはワイの顔面に活気を与える。
ずん
それもう寄生されてるだけなのだ...でもボク、毎日ちゃんと洗顔してるのにダニがいるって悲しいのだ...
でぇじょうぶ博士
実は、まつげダニは完全に駆除することは不可能でやんす。空気中に常に存在していて、人と人との接触でも感染するでやんす。家族で枕やタオルを共有していると、ダニも家族みんなで共有することになるでやんす。
やきう
じゃあつまり、恋人とキスしたらダニも交換するってことか?ロマンチックやな。「君のダニが僕のまつげに」とか言うて。
ずん
それ、最悪のプロポーズなのだ!でもボクには関係ない話なのだ...(遠い目)
でぇじょうぶ博士
最近では、ティーツリーオイルを含む専用のクレンジングがダニ対策に効果的だと研究されているでやんす。ティーツリーオイルはダニを麻痺させる効果があるでやんす。ただし、濃度が高すぎると目に刺激があるので、専用製品を使うべきでやんす。
やきう
結局また商品買わせる作戦やろ。ダニ商法や。ダニで稼ぐ時代。ワイも「やきうのダニ駆除サロン」開業しよかな。
ずん
誰も行かないのだ...というか、保健所に通報されるのだ...
でぇじょうぶ博士
興味深いことに、まつげエクステンションをしている人は特にリスクが高いでやんす。接着剤の周りに汚れが溜まりやすく、さらに洗いにくいため、ダニの楽園になるでやんす。美を追求した結果、目の健康を犠牲にしているパターンでやんす。
やきう
女さん...w マツエクで盛って、ダニも盛るとか草。インスタ映えならぬダニ映えや。「私のまつげ、ダニ10匹飼ってます♡」とか自慢する時代来るで。
ずん
来ないのだ!絶対に来ないのだ!でもボク、これからマツエクしてる人見るたびにダニのこと考えちゃうのだ...これ、呪いなのだ...
でぇじょうぶ博士
ちなみに、まつげダニは夜行性で、日中はまつげの毛根深くに隠れているでやんす。夜になると毛根から這い出てきて、皮膚表面で交尾と食事をするでやんす。つまりずんが寝ている間、顔面で繁殖活動が行われているでやんす。
ずん
もうやだぁぁぁ!今夜から目を開けたまま寝るのだ!...って、それもう寝てないのだ!博士、ボクはどうすればいいのだ!?
やきう
簡単や。諦めろ。人類はダニと共に進化してきたんや。お前の先祖も、その先祖も、みーんなダニと一緒に生きてきたんやで。むしろダニのおかげでお前は存在できとるんやから感謝せぇ。
ずん
感謝はしないのだ!でも...まぁ...ダニも生きるの必死なんだなって思ったのだ。ボクも必死に生きてるし、ダニも必死に生きてる。じゃあ、せめて清潔にして、ダニとも良好な関係を築くのが大人の対応なのだ!これからは毎日アイシャンプーするのだ!(キリッ)...って、アイシャンプー高いのだ!やっぱりダニと心中するのだ!