ずん
「また新しいMac出たのだ!でもM4から半年でM5って、もはや焼肉食べ放題より回転早いのだ!」
やきう
「ワイのM3 MacBook、まだローン残っとるんやが?Appleは人の財布をATMと勘違いしとるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、落ち着くでやんす。確かにM4から僅か半年でM5チップですが、AI性能が3.5倍向上というのは技術革新の速度を物語ってるでやんすねぇ。」
ずん
「でもさ、3.5倍って具体的に何ができるようになるのだ?ボクのLINEの返信が3.5倍速くなるわけじゃないのだ?」
やきう
「お前、そもそもLINE来てへんやろ。既読スルーする相手もおらんのに何言うとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「AIワークフローの性能向上というのは、主に画像生成、動画編集、機械学習モデルの実行速度が飛躍的に向上するということでやんす。つまり、クリエイターやエンジニアには革命的でやんすが、一般ユーザーには猫に小判でやんすね。」
ずん
「じゃあボクには関係ないってことなのだ...?24万円もするのに...」
やきう
「そらそうよ。お前みたいなネットサーフィンとYouTube専門マンには、M1チップどころかCore 2 Duoで十分やわ。」
でぇじょうぶ博士
「しかし注目すべきは価格据え置きという点でやんす。通常、性能向上すれば価格も上がるのが常識でやんすが、M4と同じ24万8800円からというのは、Appleにしては珍しく良心的でやんすよ。」
ずん
「良心的...?24万円が良心的...?ボクの月収より高いのだけど...」
やきう
「お前の月収が低すぎるだけやろ。つーか、バッテリー24時間駆動って、もはやスマホより持つやんけ。ワイの人生のバッテリーもそれくらい持って欲しいわ。」
でぇじょうぶ博士
「やきうさんの人生のバッテリーは既に赤ゲージでやんすね...。まあ、24時間というのは理論値でやんすから、実際は15〜18時間程度でやんしょう。それでも素晴らしい進化でやんす。」
ずん
「でもさ、半年ごとに新型出されたら、買うタイミング分かんないのだ。永遠に待ち続けることになるのだ...」
やきう
「それな。『次のモデルまで待とう』って思ってたら、気づいたらM10になっとるわ。もはやAppleの新製品サイクルは、ワイの人生設計より計画的やで。」
でぇじょうぶ博士
「それは『ウェイティングパラドックス』というやつでやんすね。技術革新が速すぎると、消費者は常に次を待ち続けて結局何も買わないという現象でやんす。おいらから言わせれば、必要な時が買い時でやんすよ。」
やきう
「お前、さっき『ボクには関係ない』って言うてたやんけ。財布の紐ガバガバすぎやろ。」
でぇじょうぶ博士
「ずんさん、冷静になるでやんす。M5チップの真価を発揮できるのは、プロのクリエイターやAI開発者でやんす。あなたのような...その...」
でぇじょうぶ博士
「...YouTubeで『ゆっくり解説』を見るだけの人間には、正直M1でも過剰スペックでやんす。」
やきう
「辛辣で草。でもな、Appleの戦略は巧妙やで。『AI性能3.5倍』とか言われたら、なんか凄そうに聞こえるやろ?実際何に使うか分からんでも買いたくなるのが人間の性や。」
ずん
「そ、そんなことないのだ!ボクは理性的な消費者なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「では質問でやんす。あなたは今、どのようなAIワークフローを日常的に使用してるでやんすか?」
ずん
「そ、それは...えっと...ChatGPTで『今日の晩御飯何がいい?』って聞くくらい...」
やきう
「それブラウザで十分やんけ!24万円のマシンでやることちゃうわ!」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。しかし、このM5チップの登場で業界全体が刺激を受けるのは確かでやんす。IntelもAMDも、そしてQualcommも対抗せざるを得ないでやんすからね。競争は消費者にとって良いことでやんす。」
ずん
「でも結局、一般人には関係ないってことなのだ?」
やきう
「せや。お前みたいな素人には、中古のM1 MacBook Airで十分すぎるほどや。それで浮いた金でラーメン100杯食った方がQOL上がるで。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、技術の進歩というのは階段状でやんすからね。今すぐ恩恵を受けられなくても、数年後には当たり前になってる技術でやんす。スマホだって最初は『電話とメールだけなのに高すぎる』って言われてたでやんすからね。」
ずん
「じゃあ数年後まで待つのだ!その頃にはM10くらい出てるのだ!」
やきう
「結局買わんのかい。ていうか、お前の『数年後』って、いつも『永遠』と同義語やろ。」
ずん
「むぅ...。でも本当にボクに必要なのか分からないのだ...。24万円あったら、ボク何ができるのだ...?」
でぇじょうぶ博士
「24万円あれば、プログラミングスクールに通えるでやんす。そうすれば、M5の性能を活かせる人材になれるでやんすよ。」
やきう
「じゃあ一生、型落ちマシンでYouTube見とけや。お前にはそれがお似合いや。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。結論としては、M5 MacBook Proは素晴らしいマシンでやんすが、自分の用途を見極めることが大切でやんす。スペックに踊らされずに、冷静に判断するでやんすよ。」
ずん
「分かったのだ!じゃあボク、冷静に判断してスペースブラック色のM5 MacBook Pro買うことにするのだ!だってかっこいいのだ!」
ずん
「だって黒い方が3.5倍速く見えるのだ!これがボクの理性的判断なのだ!」