# ディスカッション
Ankerバッテリー52万台回収の衝撃
ずん
「52万台回収とか、ボクのAnkerバッテリーも爆発するかもしれないのだ!?これは国家的危機なのだ!」
やきう
「お前、そもそもAnker持ってへんやろ。100均のパチモンしか買えへん癖に何言うとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。今回の回収は予防的措置の可能性が高いでやんす。Ankerは比較的まともなメーカーでやんすから、深刻な事故が多発する前に動いたと見るべきでやんすね。」
かっぱ
「せやけど52万台って数がエグいやん。一体何個爆発したらこんな大規模回収になるんや?」
でぇじょうぶ博士
「実は数件でも重大事故があれば、メーカーは全品回収に踏み切るでやんす。リコール費用より訴訟リスクや信用失墜の方が遥かに高くつくでやんすからね。おいらの計算では...いや、まあそういうことでやんす。」
ずん
「じゃあボク、これからはモバイルバッテリー持ち歩かないのだ!スマホが死んでも安全第一なのだ!」
やきう
「それで駅で『充電切れたんで電話貸してください』とか言うんやろ?お前みたいなんが一番危険やわ。」
かっぱ
「しかし中国製品の品質管理ってどないなっとるんや。コストダウンばっかり追求した結果がこれか。」
でぇじょうぶ博士
「それは偏見でやんすよ。中国メーカーの技術力は年々向上してるでやんす。むしろAnkerは業界では信頼性の高い方でやんす。問題は、大量生産の中でのロット不良でやんすね。日本メーカーだって過去に散々やらかしてるでやんす。」
ずん
「でも経産省が点検要請するってことは、相当ヤバいってことなのだ?」
やきう
「経産省なんて後手後手やんけ。爆発してから騒ぐのがお仕事やろ。予防なんて概念あらへんわ。」
でぇじょうぶ博士
「辛辣でやんすね...。まあ、今回は製品安全法に基づく正式な手続きでやんす。むしろメーカー側が積極的に開示したことは評価すべきでやんす。隠蔽体質よりよっぽどマシでやんすよ。」
かっぱ
「それはそうやけど、ワイらユーザーはどないしたらええんや?毎朝カバンの中でバッテリーがシューシュー言うてたらどないするねん。」
でぇじょうぶ博士
「まず該当製品かどうか確認するでやんす。Ankerの公式サイトにシリアル番号の確認ページがあるはずでやんす。該当してたら即使用中止でやんすね。膨らんだり熱くなったりしてたら、もう爆弾と同じでやんす。」
ずん
「爆弾!?ボク、家中のバッテリー全部捨ててくるのだ!」
やきう
「極端すぎやろ。お前、リモコンの電池まで捨てそうやな。情弱の極みやで。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、モバイルバッテリーの発火リスクは確かに存在するでやんす。リチウムイオン電池は高エネルギー密度ゆえに、制御を誤ると熱暴走するでやんすからね。満員電車で火を噴いたら大惨事でやんす。」
かっぱ
「想像したら恐ろしいわ。けど毎日使わんと生活できへんのも事実やん。どないバランス取ったらええねん。」
でぇじょうぶ博士
「信頼できるメーカーの製品を選ぶ、過充電しない、高温環境に放置しない、膨張や異臭があったら即廃棄。基本でやんすが、これだけで大半のリスクは回避できるでやんす。あと、おいらみたいに複数持って分散するのも手でやんすね。」
ずん
「でも博士、モテないって言ってたし、バッテリー何個持っても意味ないのだ。」
やきう
「これは草。確かにデートする相手おらんかったら、バッテリー要らんわな。」
かっぱ
「お前ら、博士に失礼やろ...けど的確すぎて何も言えへんわ。」
でぇじょうぶ博士
「...モテないことと安全意識の高さは別問題でやんす(涙目)。むしろ、研究に集中するためにモテる必要はないと考えるでやんす。おいらはオタク全開でやんす!」
ずん
「話を戻すのだ。結局、今回の回収でAnkerの信用はガタ落ちなのだ?」
やきう
「一時的には落ちるやろうけど、対応次第やな。迅速に回収して補償もちゃんとしたら、逆に信頼上がる可能性もあるで。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。危機管理能力こそが企業の真価でやんす。隠蔽して炎上するより、初動で誠実に対応する方が遥かに賢いでやんす。Samsungのバッテリー問題も、結局は対応の良さで乗り越えたでやんすからね。」
かっぱ
「まあ、ワイらとしては安全な製品使えればええだけやからな。メーカーがちゃんと責任取ってくれるならそれでええわ。」
ずん
「そうなのだ。ボクも爆発しないバッテリーが欲しいのだ。あ、でも爆発したら会社休めるかもしれないのだ...」
やきう
「お前、労災狙いかよ。そういう発想が既にニートのそれやで。」
でぇじょうぶ博士
「労災詐欺は重罪でやんすよ...。それにしても、今回の件でモバイルバッテリー業界全体の品質基準が見直されるかもしれないでやんすね。ある意味、業界浄化のチャンスでやんす。」
かっぱ
「粗悪品が淘汰されるんはええことやけど、値段上がるんは勘弁やで。貧乏人はどないしたらええねん。」
ずん
「そうなのだ!ボクみたいな優秀なエリートでも、バッテリーにそんなお金かけられないのだ!」
やきう
「お前のどこがエリートやねん。バッテリーより先に脳みそ充電した方がええで。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。安全性とコストのバランスは永遠の課題でやんすね。ただ、命より高い買い物はないでやんすから、ケチるべきところとケチってはいけないところは見極めるべきでやんす。」
ずん
「じゃあ結局、ボクはどうすればいいのだ?Anker買えばいいのだ?それとも国産なのだ?」
かっぱ
「お前まだ何も持ってへんのかい。とりあえず回収対象じゃない製品買えばええやん。」
やきう
「つーか、お前スマホも持ってへんやろ。固定電話で十分や。」
でぇじょうぶ博士
「(ため息)...まあ、今回の教訓は『大手でも油断するな、でも過度に怖がるな』でやんすかね。リスクを理解した上で、適切に管理することが大事でやんす。爆発を恐れて文明を捨てるのは本末転倒でやんすからね。」
ずん
「わかったのだ!ボク、これからはバッテリー3個持ち歩いて、1個爆発しても大丈夫なようにリスク分散するのだ!これぞエリートの危機管理なのだ!」