ずん
「イギリスで富士通がやらかしたらしいのだ。これヤバくね?」
やきう
「1000人冤罪とか草も生えんわ。日本企業の海外進出なんてこんなもんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まさに『IT界のタイタニック号』でやんすね。氷山(バグ)に気づかず突っ込んで、乗客(郵便局長)を海に放り込んだでやんす。」
かっぱ
「ホライゾンってネーミングがもう皮肉やん。希望の地平線どころか絶望の地獄やがな。」
ずん
「でも富士通って日本のエリート企業なのだ。なんでこんなことに...」
でぇじょうぶ博士
「90年代のICL買収は、いわば『英国紳士の皮を被った地雷』を買ったようなもんでやんす。当時は海外展開の野心に目がくらんでいたでやんすねぇ。」
やきう
「2年遅れで予算超過とか、もう開発現場は阿鼻叫喚やったやろな。」
かっぱ
「しかも98年に副会長が大使館に乗り込んで圧力かけとるやん。ヤクザの取り立てかいな。」
ずん
「えっ、富士通がゴリ押ししたってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。『撤退するぞ』と脅して、ブレア政権に開発続行を迫ったでやんす。まるで人質を取った犯人でやんすね。」
やきう
「結果、欠陥システムが稼働して無実の人間が刑務所行き。これもう現代の魔女狩りやん。」
かっぱ
「郵便局長が窃盗犯扱いされて、実はシステムのせいやったとか、悪夢すぎるわ。」
ずん
「でも、システムのバグなんて普通気づかないものなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いや、運用開始直後から残高不一致が多発していたでやんす。これは明らかに異常でやんすよ。でも誰も『システムが原因』とは考えなかったでやんす。」
やきう
「そら人間を疑う方が楽やからな。システム検証するより郵便局長を訴えた方が早いわ。」
かっぱ
「2019年までバレへんかったんやろ?20年も放置って、イギリス政府も富士通も全員グルやん。」
でぇじょうぶ博士
「調査委員会から10月末までに包括的救済措置の提示を求められてるでやんす。おそらく数千億円規模の補償になるでやんすねぇ。」
やきう
「株主ブチギレ案件やん。こんなん隠してた経営陣、全員クビやろ。」
かっぱ
「つーか、富士通って日本政府とも仲良しやったやろ?マイナンバーとかやっとったし。大丈夫なんか?」
ずん
「えっ、マイナンバーも富士通なのだ!?それもバグってたりして...」
でぇじょうぶ博士
「マイナンバーのトラブルは記憶に新しいでやんすね。まぁ、富士通のシステムは『動くけど完璧じゃない』という伝統芸でやんす。」
やきう
「伝統芸で済む話ちゃうやろ。人生潰されとんねんぞ。」
かっぱ
「しかも英国史上最大の冤罪事件て...富士通、歴史に名を刻んだな。悪い意味で。」
ずん
「じゃあ今後、富士通はどうなるのだ?潰れちゃうの?」
でぇじょうぶ博士
「潰れはしないでやんすが、信頼は地に落ちたでやんす。今後の海外展開は絶望的でやんすし、国内でも官公庁案件が減るかもしれないでやんすね。」
やきう
「まぁ日本政府は甘々やから、結局何事もなく継続するやろけどな。」
かっぱ
「それが一番腹立つわ。責任取らずに税金で救済されるんやろ?」
ずん
「うーん、でも富士通の社員は悪くないのだ。経営陣が悪いだけで...」
でぇじょうぶ博士
「その理屈で言えば、郵便局長も悪くなかったでやんすよ。でも彼らは刑務所に入れられたでやんす。」
やきう
「ほんまやな。冤罪被害者は人生終わって、加害企業はお咎めなしとか、世の中クソやわ。」
かっぱ
「結局、弱い立場の人間が一方的に損するだけやん。資本主義の闇やで。」
ずん
「じゃあボクたちも、いつ富士通みたいな企業の被害者になるかわからないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。システムは完璧じゃないでやんすし、企業は自己保身でやんす。おいらたちはただのデータでやんすよ。」
やきう
「せや。お前ら全員、富士通製のシステムに管理されとる可能性あるで。」
かっぱ
「怖すぎやろ...もう現金だけで生きるわ。」
ずん
「現金も銀行のシステムで管理されてるのだ...」
でぇじょうぶ博士
「結局、おいらたちに完璧な逃げ道はないでやんす。だからこそ、企業には透明性と責任感が求められるでやんすが...」
かっぱ
「それができへんから、こんな事件起きとるんやろ。期待するだけ無駄や。」
ずん
「じゃあボクたちはどうすればいいのだ?ただ祈るしかないのだ?」
やきう
「せやな。神に祈るか、富士通を使わんか、どっちかやな。」
かっぱ
「どっちも無理やん。日本中が富士通システムまみれやし、神なんかおらんわ。」
ずん
「...じゃあボク、郵便局長にならないように気をつけるのだ!それなら安全なのだ!」