ずん
「日本人の10人に1人が糖尿病なのだ。ということは、ボクの周りにも9人集めれば1人は糖尿病ってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「確率論的にはそうでやんすね。まあ、ずんの周りに9人も友達がいればの話でやんすが。」
やきう
「ワイの職場なんてデブばっかやし、10人中5人は糖尿病予備軍やろな。毎日コーラ飲んどるし。」
ずん
「でも痛くないんでしょ?なら放っておいてもいいのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それが一番危険でやんす!記事のGさんみたいに、気づいた時には足が腐ってるでやんすよ。」
やきう
「足が腐るとか、ゾンビ映画かよ。現実でそんなんあるんか?」
でぇじょうぶ博士
「あるでやんす。高血糖が続くと血管がボロボロになって、末端に血が届かなくなるでやんす。そうなると組織が壊死するでやんす。」
ずん
「うわぁ...でも自覚症状ないなら仕方ないのだ。」
やきう
「甘えんな。健康診断で数値出とるやろが。それ無視するとか自業自得やんけ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。『サイレントキラー』と呼ばれる所以は、音もなく忍び寄る暗殺者のようなもんでやんす。気づいた時にはもう手遅れでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「健康診断の数値を真面目に見ることでやんす。血糖値が高めと言われたら、すぐに生活習慣を見直すでやんす。」
やきう
「でも数値ってどれくらいからヤバいんや?ちょっと高いくらいなら大丈夫やろ?」
でぇじょうぶ博士
「その『ちょっと』が命取りでやんす。空腹時血糖値が126mg/dL以上、またはHbA1cが6.5%以上で糖尿病と診断されるでやんすが、その手前の『境界型』も危険でやんす。」
ずん
「難しい数字出されても困るのだ。もっとわかりやすく言ってほしいのだ。」
やきう
「お前、健康診断の紙に『要再検査』って書いてあったら行けってことやろ。サルでもわかるわ。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。Gさんも40代で『まだ若いから』と油断したでやんすが、糖尿病に年齢は関係ないでやんす。」
ずん
「40代って若いのだ?ボク的にはもうおじさんなのだ。」
やきう
「お前何歳やねん。まあ確かに40代で人生終わるとか悲惨すぎるな。」
でぇじょうぶ博士
「しかも網膜症で失明、腎機能低下で透析...と地獄のコンボでやんす。一度低下した腎機能は戻らないでやんすからね。」
ずん
「透析って週3回とか病院行くやつなのだ?それは嫌なのだ。」
やきう
「当たり前やろ。でも自業自得やん。健康診断無視した結果やし。」
でぇじょうぶ博士
「透析は人生のQOLを著しく下げるでやんす。仕事も制限されるし、旅行も自由にできなくなるでやんす。まさに生き地獄でやんすね。」
ずん
「怖すぎるのだ...でもボク、甘いもの大好きなのだ。やめられないのだ。」
やきう
「お前みたいなやつが将来、足切断するんやろな。ざまあやで。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、そこまで言わなくてもいいでやんす。ただ、糖尿病は本当に怖い病気でやんす。神経障害で足の感覚がなくなり、小さな傷も気づかず、そこから感染して壊疽になるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「組織が腐って死ぬことでやんす。そうなると切断するしかないでやんす。記事にもある『足が明らかに腐っている』という状態でやんすね。」
やきう
「想像しただけでグロいわ。でも本人は痛くないんやろ?神経死んどるし。」
でぇじょうぶ博士
「そこが恐ろしいところでやんす。痛みという警告サインがないから、気づいた時には手遅れでやんす。まさにサイレントキラーでやんす。」
ずん
「じゃあボク、明日から健康診断の結果ちゃんと見るのだ!」
やきう
「明日からとか言うやつは一生やらんねん。今日から見ろや。」
でぇじょうぶ博士
「その意気でやんす!早期発見・早期治療が何より大事でやんす。糖尿病は適切に管理すれば、普通の生活を送れるでやんすからね。」
ずん
「でも管理って大変そうなのだ。毎日血糖値測ったりするのだ?」
やきう
「お前、命と手間、どっちが大事やねん。そんなん比べるまでもないやろ。」
でぇじょうぶ博士
「最近は便利なデバイスも増えてるでやんす。持続血糖測定器なんかは、腕に貼るだけで24時間血糖値を測定できるでやんす。テクノロジーの進化でやんすね。」
やきう
「また金の話かよ。お前、足切断して義足買う方が高いと思うで。」
でぇじょうぶ博士
「確かに治療費や透析費用を考えれば、予防の方が圧倒的に安上がりでやんす。経済的にも予防が正解でやんす。」
やきう
「控えるんやなくて、やめろや。中途半端が一番アカンねん。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、極端な制限もストレスになるので、徐々に減らしていくのがいいでやんす。大事なのは継続でやんすからね。」
ずん
「じゃあ1日3本飲んでたのを2本にするのだ!これで完璧なのだ!」