ずん
「えぇー!?スーパー戦隊が終わるって、これ日本の危機なのだ!国が動くレベルなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあ落ち着くでやんす。50年続いた番組が終わるのは確かに大きな節目でやんすが、後継番組は既に動いているでやんすよ。」
やきう
「ワイ、ガキの頃に忍者戦隊カクレンジャー見とったわ。懐かしいで。でも今の子供、戦隊モノなんか見とるんか?」
でぇじょうぶ博士
「いい質問でやんす。実は視聴率的には厳しい状況が続いていたでやんす。子どもたちはYouTubeやゲームに夢中でやんすからね。」
ずん
「じゃあ終わって当然なのだ?でも若手俳優の登竜門がなくなるのは困るのだ!」
やきう
「松坂桃李も横浜流星もここから出たんやろ?まあ、今はTikTokで有名なるほうが早いけどな。」
でぇじょうぶ博士
「そこが重要なポイントでやんす。戦隊シリーズは1年かけて若手を育成するシステムだったでやんす。これは演技の基礎を叩き込む場所でもあったでやんすね。」
ずん
「でも後継番組は『特撮ヒーロー』路線は変えないって書いてあるのだ。何が変わるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく『複数人のチーム制』から脱却する可能性が高いでやんす。単独ヒーローか、少人数制になるかもしれないでやんすね。」
やきう
「ほーん。で、記事には『刑事モノ設定』って書いてあるけど、これってテレ朝お得意の刑事路線に戻すってことか?」
でぇじょうぶ博士
「まさにそうでやんす!テレ朝といえば『相棒』や『科捜研の女』など刑事ドラマの老舗でやんす。特撮と刑事モノを融合させる狙いがあるでやんすね。」
ずん
「えー、でもそれって大人向けすぎないのだ?子供は刑事ドラマなんて見ないのだ!」
やきう
「そもそも今の子供、朝の7時半にテレビ見とるんか?ワイが子供の頃とは時代が違うで。」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。実は配信サービスでの展開も視野に入れている可能性があるでやんす。Netflixなどで世界展開も狙っているかもしれないでやんすね。」
ずん
「世界展開!?そんなすごいことになるのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「実際、日本の戦隊シリーズは海外でもリメイクされて人気でやんす。『パワーレンジャー』がその代表例でやんすね。」
やきう
「でも『ゴジュウジャー』って名前、完全に終わる気満々やったよな。50周年アピールしすぎやろ。」
でぇじょうぶ博士
「そこは制作側の潔さでやんすね。ダラダラ続けるより、綺麗に区切りをつける判断をしたでやんす。まるでプロ野球選手が引退試合を盛大にやるようなもんでやんす。」
ずん
「でも寂しいのだ...ボクの子供時代の思い出が...」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、落ち着くでやんす。重要なのは『特撮ヒーロー』という文化自体は残るということでやんす。形を変えて継続するでやんすよ。」
でぇじょうぶ博士
「来年2月を目指しているでやんす。すでにオーディションも始まっているそうでやんすから、かなり具体的に進んでいるでやんすね。」
やきう
「2月か。ゴジュウジャーが終わってすぐやな。間髪入れずに新番組ぶち込むんか。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。枠を空けるわけにはいかないでやんすからね。テレビ局としては、この日曜朝の枠は重要な収益源でやんす。玩具メーカーとの関係もあるでやんすし。」
ずん
「あー!そうか!おもちゃが売れないと困るのだ!」
やきう
「当たり前やろ。バンダイがどんだけこの枠で稼いどるか知らんのか。戦隊の玩具は毎年数百億円の市場やで。」
でぇじょうぶ博士
「正確にはそれ以上でやんす。変身グッズ、ロボット玩具、コレクションアイテムなど、膨大な商品展開があるでやんすからね。」
ずん
「じゃあ新番組も結局おもちゃを売るための番組なのだ?」
やきう
「そらそうよ。綺麗事抜きにしたら、特撮番組は30分のCMや。でもそれが悪いわけやないで。ええもん作って、子供が喜んで、商売も成り立つ。理想的やろ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。ただし、新番組では戦隊のような『5人分の変身アイテム』ではなく、もっとシンプルな商品展開になる可能性があるでやんす。」
ずん
「なるほどなのだ...でもボク、やっぱり5人組のチームが好きだったのだ。」
ずん
「...それとこれとは話が別なのだ!(涙目)」