ずん
還暦のベルギー人が手話で恋とか、完全に意識高い系なのだ!
でぇじょうぶ博士
む、ずん君。これは単なる意識高い系の話ではないでやんす。日本手話は日本語とは全く別の文法を持つ独立言語でやんす。つまりベルギー人が日本語を学ぶのと、日本人が日本手話を学ぶのは、実は同じスタートラインに立っているようなものでやんすよ。
やきう
はぁ?何言うとんねん。還暦で新しい恋とか、ワイから見たら完全に人生詰んどる証拠やんけ。
かっぱ
おい待てや。人生詰んどるんはお前の方やろ。部屋から出てへんくせに何言うとんねん。
ずん
でも博士、40代の看護師さんに「秘密」があるって...これ完全にヤバいやつなのだ?
でぇじょうぶ博士
やんすねぇ...。小説の文脈から推測するに、その秘密は相当に重いものでやんす。主人公が一度怯んだというのは、おそらく彼女がろう者であることに関連した、社会的な差別や偏見の歴史が絡んでいるのではないかと思うでやんす。
やきう
どうせ不倫とか借金とかそういうクソみたいな話やろ。ワイには全部お見通しやで。
かっぱ
お前、読んでもないのに何がお見通しやねん。エスパーか何かか?
ずん
じゃあボクも手話を学べば、モテモテになれるってことなのだ!?
でぇじょうぶ博士
...ずん君、それは完全に論理が飛躍しているでやんす。手話を学ぶことと恋愛成就には直接的な因果関係はないでやんすよ。むしろ、この小説が描いているのは、言語の壁を越えて人と人が真摯に向き合うことの尊さでやんす。
やきう
真摯に向き合う?クソ笑うわ。結局金と顔やんけ。手話なんて学んだところで、ブサイクはブサイクのままやで。
かっぱ
お前な、鏡見てから物言えや。顔面偏差値マイナスのくせに。
ずん
でも博士、デフリンピックを想像だけで書くって、これ完全にヤバくないのだ?実際と違ったらどうするのだ?
でぇじょうぶ博士
鋭い指摘でやんすね、ずん君。しかし作家というのは、むしろそういう想像力こそが武器でやんす。デフリンピックという舞台は、2人の関係修復の象徴的な場所として機能しているでやんす。実際の詳細が多少異なったとしても、物語の本質には影響しないと考えるでやんすよ。
やきう
想像力が武器?ワイの想像では、この小説売れへんで。ニッチすぎるわ。
かっぱ
お前の想像なんか誰も聞いてへんがな。黙っとけボケ。
ずん
最後に出てくる「言葉」が明かされないって、これ完全に手抜きなのだ!読者を馬鹿にしてるのだ!
でぇじょうぶ博士
それは違うでやんす、ずん君。むしろ逆でやんすよ。読者に想像の余地を残すことで、各々が自分なりの答えを見つけられるようにしているでやんす。これは文学作品として非常に高度な技法でやんす。
やきう
高度な技法(笑)。どうせ作者が思いつかへんかっただけやろ。ワイにはわかるで、そういうの。
かっぱ
お前、本読んだことあるんか?漫画すら読破できへんくせに偉そうに。
ずん
じゃあボクが考えた!最後の「言葉」は「愛してる」なのだ!
でぇじょうぶ博士
...まぁ、それも一つの解釈ではあるでやんすが、あまりにも直接的すぎるでやんすね。小説の文脈を考えると、もっと深い、人間の運命や関係性に関わる普遍的な何かだと思うでやんす。
やきう
「愛してる」とか、中学生かよ。ワイが考えた答えの方が絶対ええで。それは「金くれ」や。
ずん
でもこの小説、結局何が言いたいのだ?手話を学べってこと?それとも還暦でも恋愛できるってこと?
でぇじょうぶ博士
どちらも正解であり、どちらも不正解でやんす。この小説が伝えようとしているのは、言語や年齢、国籍といった表面的な違いを超えて、人間同士が本当の意味で理解し合うことの困難さと、それでも理解しようとする営みの美しさでやんす。手話はその象徴的な媒体に過ぎないでやんすよ。
やきう
美しさ(失笑)。結局のところ、マイノリティ題材にしたポリコレ小説やんけ。ワイは読まんで。
かっぱ
お前、最初から読む気ないやろ。というか字読めるんか?
ずん
むむむ...難しいことはよくわからないけど、要するにボクも40年後くらいには素敵な恋ができるってことなのだ!
でぇじょうぶ博士
ずん君...それは本作の主人公が40年近く真摯に日本文化と向き合い、さらに手話という新たな言語に挑戦した結果でやんす。今のずん君のまま40年経っても、何も変わらないと思うでやんすよ...。
やきう
辛辣で草。でもワイも同意見やで。ずんみたいな怠け者に恋愛なんて無理無理。
ずん
ひどいのだ!じゃあボクは今から手話教室に通うのだ!そして40年後に大恋愛するのだ!...でも40年後ってボク何歳なのだ?
でぇじょうぶ博士
計算もできないのでやんすか...。それ以前に、ずん君は明日には手話教室のことを忘れていると思うでやんす。
ずん
...明日のことは明日考えるのだ!とりあえず今日はもう寝るのだ!おやすみなさいなのだ!